- 1. 生がおすすめ!枝豆の上手な冷凍方法
- 2. 茹でた枝豆の冷凍方法
- 3. 枝豆をむいて冷凍する方法
- 4. 離乳食用に枝豆を冷凍する方法
- 5. おつまみにも!冷凍枝豆の美味しい食べ方
- 6. 冷凍食品の枝豆は体に悪い?
1. 生がおすすめ!枝豆の上手な冷凍方法
野菜は収穫後からどんどん鮮度が失われていく。枝豆は、その現れ方が顕著だ。というのも枝豆は風味が命。その風味は収穫後、時間経過とともにどんどん失われていくのだ。せっかくの枝豆の美味しさをキープする方法、それが生のままの冷凍である。この方法が新鮮な美味しさを保つことができるといわれている。ここではその方法についてまとめていこう。
枝豆の下処理方法
枝豆を冷凍する場合は、下処理をする必要がある。枝つきのものは、ハサミでさやを切り離す。ポイントはつけ根、ギリギリでカットすること。塩を振って、揉み込み、少しおいたら、水で洗い流す。キッチンペーパーを敷いたバットなどに広げて置き、しっかりと水気を拭き取っておく。
この下処理をするだけで、無駄なえぐみを洗い流すことができるので、枝豆をより美味しく冷凍することができる。
生の枝豆の冷凍方法
あとは、ジッパー付きの冷凍保存用袋に入れて、空気を抜いて冷凍するだけ。なるべく早く冷凍される方がいいので、ご自宅の冷蔵庫に瞬間冷凍機能などがあれば、そちらを活用するのがおすすめ。
冷凍枝豆のゆで方
冷凍枝豆は生の枝豆同様、塩を入れたたっぷりのお湯で茹でて食べるのが正解。自然解凍の必要はない。さやの両端をハサミでカットすると中までしっかりと塩味がつく。手間はかかるが、味に格段の差がつくのでやってみて欲しい。
2. 茹でた枝豆の冷凍方法
枝豆は茹でた状態でも冷凍保存することができる。この方法を活用すると電子レンジで解凍することができるので、弁当などにもとても便利だ。詳しく茹でた枝豆を冷凍する方法についてみていこう。
枝豆の下処理方法
方法は生のまま冷凍するやり方と同じだ。枝つきのものであれば、ハサミで切り離し、塩でしっかり揉んでおく。少しおいたら、水でアクなどを洗い流しておこう。
枝豆のゆで方
下処理をした枝豆を塩を入れた熱湯でいつもよりやや固めに茹でる。ザルにあげて、素早く冷めるよううちわなどであおぐといい。水で冷ますと風味が飛んでしまうこともあるという。
茹でた枝豆の冷凍方法
冷めたら、キッチンペーパーなどで水気を拭き取り、冷凍保存用の袋に入れて、しっかりと空気を抜いて冷凍する。
枝豆の解凍方法
さっと熱湯に通して解凍することもできるが、電子レンジ解凍ができるのも茹でた枝豆を冷凍する利点だ。凍ったままの枝豆を耐熱容器に広げて、ふんわりラップをして600wで3分ほど加熱して様子を見るといい。食べられれば完成だ。
3. 枝豆をむいて冷凍する方法
皮をむいた状態で冷凍すると使いたい分だけ、すぐに使うことができてとても便利だ。こちらも方法は簡単で、やや固めに茹でた枝豆の皮を剥いて、しっかりと水気を拭き取り、保存用の袋に入れて冷凍するだけである。
4. 離乳食用に枝豆を冷凍する方法
離乳食用に冷凍する場合は、さらにひと手間かけると便利。それは枝豆についている薄皮も剥いてしまうこと。こうすることですぐに使うことができるようになる。また離乳食の場合は、塩を入れずに茹でること。月齢に合わせて潰す、刻むなどの処理をした上で冷凍するのもいいだろう。
衛生面を考えて1回分を製氷皿に入れるなどして冷凍するのがおすすめだ。
5. おつまみにも!冷凍枝豆の美味しい食べ方
冷凍枝豆は茹でて食べるだけでなく、アレンジしても美味しくいただくことができる。ここでは簡単なレシピをご紹介していこう。
枝豆ペペロンチーノ
枝豆を皮ごと、ニンニクと唐辛子、オリーブオイルで炒めるペペロンチーノはおつまみに最適。一度食べたら、止まらなくなる美味しさだ。味付けは塩と胡椒でOK!生の冷凍枝豆であればさっと茹でてから、茹でた冷凍枝豆であれば、そのまま作ることができる。
枝豆のおひたし
茹でた枝豆を出汁醤油につけて冷やして食べるおひたしもおすすめ。じんわりとした美味しさで、食べ疲れない。しっかり冷やすと暑い夏にぴったりのおばんざいに。こちらも生の冷凍枝豆であればさっと茹でてから、茹でた冷凍枝豆であれば、そのまま作ることができる。
6. 冷凍食品の枝豆は体に悪い?
冷凍食品と聞くだけで、「健康的ではない」という印象を持つ人がいるようだが、そう決めつけるのは少々乱暴だ。冷凍食品とひとくちにいってもその種類は幅広く、一概にいい、悪いとは決められるものではない。
冷凍の枝豆に関しても同様のことが言えるが、販売されているものの多くは添加物や保存料などが含まれていない。この点から考えると比較的安心して食べることができると言えそうだ。海外産のものが多いイメージだが、国産のものも多く販売されているので、好みやシーンに合わせて選ぶといいだろう。ただし、塩分が含まれているので食べ過ぎには注意が必要だ。
結論
枝豆を美味しく保存するには、生で冷凍するのがおすすめだ。しっかりと下処理をしてから冷凍すれば、そのまま茹でるだけと取扱いも非常に簡単!旬の美味しい枝豆には栄養がたっぷり含まれているので、冷凍保存を上手に活用して、余すことなくいただきたい。