- ネギを洗ったあと、キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取る
- 根元を切り落としたあと、保存袋に入る長さ(2~3等分くらい)に切る
- 1本ずつラップに包む
- 冷凍用の保存袋に入れて空気を抜き、口を閉じる
- 冷凍庫に入れて保存する
- ネギを洗い、好みの長さに切る
- 冷凍保存用の袋にキッチンペーパーを敷く
- ネギを入れ、空気を抜きながら口を閉じる
- 冷凍庫に入れて保存する
1. ネギの冷凍は長いままがおすすめ
長ネギも小ネギも、一般的に自然のままに近い状態で保存すると鮮度を保ちやすくなるといわれているので、可能であれば立てて保存するとよい。また、ネギには辛みや香りのもとである「硫化アリル」という栄養素が含まれており、食欲増進や消化促進、ビタミンB1の吸収を高めるなどの働きをしている。(※1)
硫化アリルの一種であるアリシンは、食材を刻んだり潰したりして細胞を壊すことで発生するといわれている。そのため、細かくカットせずできるだけ長めに切って冷凍保存することで、栄養素を食材に残すことにも繋がるだろう。(※2、3)
冷凍保存の仕方
冷凍したネギは、調理の前に自然解凍すると水分が出てべちゃべちゃとした食感になってしまう。食感や風味を損ねず美味しく食べるためには、凍ったまま包丁で切って料理に使うとよいだろう。冷凍庫から出したらそのまま適当な長さにカットし、汁ものや鍋料理などに入れて使うのがおすすめだ。
2. ネギの冷凍で時短料理がしたい
幅広い料理に使えるネギは、あらかじめ切って保存しておきたいと考える人も少なくないだろう。とくに薬味として使うことの多い葉先の青い部分は、細かく切って冷凍保存しておけば使いたいときにサッと取り出せるうえ、包丁やまな板を使わずに済んで便利である。ここでは、刻みネギを冷凍保存する方法を紹介していこう。
刻んでから冷凍する方法
このまま冷凍するとネギ同士がくっついてしまうが、冷凍庫に入れて30分後くらいに一度取り出し、袋を開けて振ることでパラパラの刻みネギが作れる。ネギ自体が完全に凍ったあとは、キッチンペーパーは取り出してもよい。長いまま冷凍したときと同様に、解凍せずに凍ったまま加熱調理に使うのが美味しく食べるコツだ。卵焼きや味噌汁など、幅広い料理の時短に役立つだろう。
3. 冷凍ネギの保存期間
長ネギや小ネギは、冷凍するとどのくらいの期間美味しく食べられるのだろうか。ここでは、冷凍庫でのネギの保存期間の目安や、ストックのコツについて紹介しよう。
保存期間の目安
長ネギも小ネギも、冷凍した際の保存期間はおよそ1か月だ。常温や冷蔵保存に比べて、季節や室温に左右されることなく長期保存できるのが、冷凍保存のメリットである。保存する際にキッチンペーパーを活用して霜予防を行い、正しい方法で冷凍すれば食材を無駄にすることも少なくなるだろう。
ネギを購入した際はできるだけ新鮮なうちに冷凍し、忘れずに期限内に食べきれるように置き場所や置き方などのルールを決めてストックするのがコツである。
結論
鮮度を保ったまま使い切るのがなかなか難しいネギも、使い方に合わせて冷凍保存を行えば無駄なく食べきることが可能だ。冷凍保存したネギを美味しく食べるには、解凍せずにそのまま加熱調理するというポイントを押さえておくことが大切である。料理の時短にも繋がる便利な方法なので、日々の食生活でぜひ実践してみてほしい。
(参考文献)
※1※2※3出典:わかさ生活