1. ささみの冷凍を生のまま行う方法
まずは、ささみを生のままで冷凍する方法を見ていこう。
やり方とポイント
冷蔵庫では日持ちしにくいささみを生のままで冷凍する場合には、まず筋を取っておくのがおすすめだ。包丁や割りばしなどを使って筋を取り、ペーパータオルで水分をふき取ろう。筋が上手く取れないときは、筋のある場所にそって包丁で切り込みを入れるとよい。水分をふき取ったら1本ずつラップでつつみ、ジッパー付きの保存袋などに入れて冷凍する。その際、できるだけ袋内の空気を抜いてから冷凍庫に入れるとよい。また、アルミやステンレスなどといった金属製のバットの上に乗せて冷凍するのもおすすめだ。ちなみに、生のままパン粉をつけた状態で保存するのもおすすめだ。パン粉をつけておけば、凍ったまま揚げるだけで美味しいささみフライが食べられる。生のままで冷凍した場合の保存期間は3週間程度なので、できるだけ早く食べきるようにしよう。
2. ささみの冷凍を加熱してから行う方法
次に、電子レンジなどで加熱をしてから冷凍する方法を見ていこう。加熱してから冷凍しても、いろいろな料理に使えるのでぜひチェックしてみてほしい。
レンチンでできる
ささみを加熱してから冷凍保存したい場合には、電子レンジを使うのがおすすめだ。耐熱皿にささみを並べ、塩コショウ・砂糖・酒などをふりかけて手でなじませる。その後、ラップをかけてから電子レンジで加熱しよう。加熱後ラップをしたまま少し置いておくと、余熱で中まで火が通ってしっとりしやすくなる。粗熱が取れたら手で食べやすいサイズにほぐし、一度で食べきれる量ずつラップでつつむ。さらに、ジッパー付きの保存袋などに入れて空気を抜いてから冷凍しよう。冷凍庫で1ヶ月程度保存が可能なので、いろいろな料理に活用してみてほしい。冷凍前の加熱は電子レンジではなく、お湯で茹でても問題ない。電子レンジのほうが手軽だが、好みの方法で加熱して冷凍してみてほしい。
3. 冷凍ささみの解凍方法
次に、冷凍したささみを解凍する方法を見てみよう。電子レンジでの解凍方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてほしい。
解凍の仕方
生のままで冷凍したささみを解凍する際は、冷蔵庫で自然解凍をするか電子レンジで軽く加熱して半解凍状態で調理するのがおすすめだ。半解凍だと水分が出すぎず、カットする際も切りやすい。ただし、加熱しすぎると中まで火が通ったりムラが出たりしてしまうので注意しよう。茹でたり焼いたりする場合でも、一度解凍してから調理するとよい。凍ったままだと中心まで火が通りにくく、完全に火が通るまでにパサつく可能性がある。また、加熱してから冷凍したささみを解凍する場合には、電子レンジなどで軽く温めてからサラダなどにトッピングするとよいだろう。加熱したささみをスープなどに加えたいときは、凍ったままで入れても問題ない。どちらの場合でも常温での解凍は水分がでやすくなってしまうため、避けるのが無難だ。
結論
ささみは冷凍することで日持ちしやすくなり、さまざまな料理に活用できる。とくに加熱してから冷凍したささみの場合は、スープやサラダなどに手軽につかえるので非常に便利だ。ささみが好きな人は、ぜひ本記事を参考にしながら冷凍保存を上手に活用してみてはいかがだろうか。