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なめこ

なめこは冷凍保存でさらに美味しく!解凍方法や食べ方を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年11月11日

独特の食感が美味しいなめこは、炒め物や味噌汁の具にぴったりな食材だ。しかし、冷凍して長期保存をしたいと思った経験はないだろうか。今回は、なめこの冷凍保存の方法や解凍方法、美味しい食べ方について記載する。なめこをはじめとしたきのこ類が冷凍保存に向いている理由も解説するので、ぜひ参考にしてみてほしい。

  

1. なめこは冷凍保存が向いている

なめこ
まずは、なめこなどのきのこ類が冷凍保存に向いている理由を詳しく見ていこう。

冷凍加熱で食べやすくなる

きのこ類の出汁の成分としては、「5´-グアニル酸( 5´-GMP)」や「遊離アミノ酸類」などが挙げられる。中でも5´-グアニル酸( 5´-GMP)はきのこ類を加熱することで増えるとされており、加熱調理をしたきのこは旨味が増すとの研究結果も出ている。また、冷凍してから加熱をすることで、より5´-グアニル酸( 5´-GMP)が増加するとの結果も出ているのだ。なめこの研究結果においては、3回の実験の平均値を見ると冷凍加熱によって生の状態の約3倍の5´-グアニル酸( 5´-GMP)が検出されたと分かる。なめこだけでなく、ブナシメジやエノキタケにおいても、同様に増加しているとの結果が出ている。そのため、ほとんどのきのこ類は冷凍加熱によって、食べやすくなると考えてよいだろう。とくになめこは、冷凍をしても食感や香りが損なわれにくく、冷凍保存に適しているといえる。(※1)

2. なめこを冷凍保存する方法

なめこ
次に、なめこの冷凍保存の方法を見ていこう。

保存の仕方

なめこを冷凍する方法は2通りある。1つは市販の真空パックになった水煮のなめこを冷凍する方法で、パックのままで冷凍する。その際、パックを2つに折るようにして冷凍しておくと、半分ずつ使えて便利だ。真空パックになっている状態のなめこは、ある程度日持ちするが、より長く保存しておきたいときは冷凍保存をするのがおすすめだ。袋を開けて半分使ったあとは、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍し早めに使い切ろう。もう1つの方法は生のなめこを冷凍する方法で、洗わずに石づきのみをカットして冷凍しよう。生のなめこを冷凍する際は、ジッパー付きの袋などにほぐして入れておくと使いやすい。生のなめこは劣化しやすいため、買ってきてすぐに使わないときは早めに冷凍しておこう。なめこを冷凍した場合の保存期間は約1ヶ月程度なので、できるだけ早く使い切るようにしよう。

3. 冷凍なめこの解凍方法と食べ方

なめこ
なめこの冷凍方法が分かったところで、次は解凍方法について紹介しよう。洗うほうがいいか、洗わないほうがよいのかも解説しているので参考にしてほしい。

簡単にできる解凍方法

冷凍したなめこは、凍ったままで調理可能だ。真空パックになっているものも、生のなめこも凍ったままで汁物などに入れて使用できる。解凍したいときは冷蔵庫、もしくはサッと流水で洗う程度がおすすめだ。なめこは加熱して食べるものなので、基本的には凍ったままで調理したほうが時短につながるだろう。冷凍なめこを使った料理には以下のようなものがある。
  • きのこのバターソテー
  • 味噌汁
  • きのこスープ
  • なめこのパスタ
定番のなめこの味噌汁をはじめ、炒め物やパスタの具として使うのもおすすめだ。なめこはいろいろな料理に使えるので、ぜひ冷凍をして活用してみてほしい。

結論

なめこは真空パックでも生でも、冷凍保存できると分かった。真空パックの場合は折って冷凍、生の場合はほぐして冷凍しておけば少しずつ使えて便利だ。また、なめこは味噌汁に使うイメージがあるが、実際にはいろいろな料理に使える。冷凍をしておけば1ヶ月ほど保存がきくので、なめこ好きな方はぜひ本記事を参考に冷凍保存にチャレンジしてほしい。
(参考文献)
※1参照:日本食生活学会誌 第26巻 第 1 号 11-19(2015)論文「キノコは冷凍に適しているか」甲山恵美・青柳康夫 (女子栄養大学)
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  • 更新日:

    2022年11月11日

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