このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
銀杏

銀杏の食べ方は簡単!拾ったら行う下処理や保存方法を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年11月 2日

茶碗蒸しの具材やおつまみなどとして人気の銀杏だが、正しい食べ方を知っているだろうか。店などでは殻をむいた状態で出てくることが多いが、拾った銀杏を食べるなら下処理や食べ方を知っておく必要がある。そこで今回は、銀杏の簡単な食べ方を紹介しよう。拾った銀杏を食べる方法や、保存方法も紹介しているのでぜひ参考にしてみてほしい。

  

1. 銀杏の簡単にできる食べ方

銀杏
銀杏は意外と簡単に食べることができる。以下では、簡単な食べ方について見ていこう。

電子レンジで加熱する

銀杏は電子レンジを使うと簡単に殻がむける。まず、ハンマーなどで銀杏の殻に軽く割れ目を付けた後、紙袋や封筒などに10~20粒程度の殻付き銀杏を入れ、入り口を2回ほどしっかりと折り返してから500Wの電子レンジで加熱しよう。30秒~1分ほどで殻がはじけるような音が聞こえるはずだ。音が聞こえたらすぐに加熱を止めて火傷に気をつけながら取り出し、殻と薄皮をむけば食べられる。電子レンジを使う方法は簡単なので、手軽に食べたい方にもおすすめだ。

フライパンで加熱する

電子レンジのほかに、フライパンで加熱する食べ方もある。まず、ハンマーなどで銀杏の殻に軽く割れ目を付けた後、中火から強火程度で火にかけ、フライパンをゆすりながら5~10分程度加熱しよう。殻にしっかり割れ目がついてきたら、火傷に注意しながら、熱いうちに薄皮と殻をむく。
フライパンでも電子レンジでも銀杏が破裂する場合があるため、加熱前に軽く割れ目を入れておくなどして対策するのがポイントだ。

2. 拾った銀杏の食べ方

銀杏
銀杏の食べ方が分かったところで、次は拾った銀杏の下処理方法について紹介する。

下処理の仕方

拾った銀杏はそのままでは食べられず、下処理をする必要がある。まずは拾った実をバケツなどの中に入れて果肉を腐らせ、種を取り出しやすくする。腐ったら流水でしっかりと洗いながら中の種を取り出し、天日干しをする。種を取り出す作業はニオイや手荒れが気になる人も多いため、ゴム手袋などをしておくのがおすすめだ。
天日干しは3日程度行い、最後にストーブの前などで仕上げの乾燥をさせよう。種全体が白くなり、カサカサとしてくれば下処理は完了だ。大変な作業だが、一気に行えばそれほど時間はかからないだろう。あとは、電子レンジやフライパンなどを使った食べ方で、中まで乾燥しているか確認してみよう。

3. 銀杏を保存する方法

銀杏
銀杏の食べ方について分かったところで、次は保存方法を紹介する。銀杏は食べ過ぎると中毒を引き起こす場合もあるので、余った分は保存しておこう。(※1)

殻付きの場合

殻付きの銀杏を保存したい場合は、涼しい季節なら新聞紙などにくるんで常温保存が可能だ。また、浸るくらいの水と一緒に器に入れ、冷蔵庫で保存すれば1か月程度は美味しく食べられる。その際は、水を3日ごとに取り替えるようにしよう。より長持ちさせたいときは、ジッパー付きの袋などに入れて冷凍保存するのがおすすめだ。食べるときは、殻に割れ目を付けてから封筒に入れ、電子レンジで加熱すればよい。冷凍した場合の保存期間は約1~2か月程度だ。

皮をむいてある場合

皮がむいてある銀杏は冷蔵庫で1週間程度しか日持ちしないため、できるだけ早く食べきるのがおすすめだ。長持ちさせたい場合は、1回に食べきれる量ずつラップでくるみ、ジッパー付きの袋に入れて冷凍しよう。冷凍保存なら2か月程度は日持ちし、凍ったままで炊き込みごはんや茶碗蒸しなどに使える。

結論

銀杏はとても美味しい食べ物だが、拾った場合には下処理が必要だ。また、電子レンジを使う食べ方なら、簡単に殻がむける。銀杏をたくさん拾った方や、食べ方が分からず困っている方は、ぜひ本記事を参考にしながら秋の味覚を味わってみてはいかがだろうか。
(参考文献)
※1参照:宮崎 大、久保田哲史、林下 浩士、鍜冶 有登、小林 大祐、吉村 昭毅、和田 啓爾「健常成人に発症した銀杏中毒の 1例」
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2022年11月 2日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧