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米1合

米1合は何グラム?米の種類別や炊いた後の重さ・水の量も解説

投稿者:ライター 若藤雅奈(わかふじかな)

鉛筆アイコン 2022年12月23日

日本人の主食といわれているごはん。計量カップや炊飯器を使用すれば簡単に炊けるため、米1合のグラム数や、炊くときに必要な水の量を詳しく知る人は少ないのではないだろうか。この記事では、米1合の炊く前、炊いた後のグラム数やカロリーについて詳しく解説した。炊飯器を使わずに米を美味しく炊きたい方は、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. 炊く前の米1合は何グラム?

炊く前の米1合
炊飯をマスターするうえで重要なのが、米の計り方である。ここでは、米1合が何グラムなのか、玄米や無洗米、もち米の場合も含めて詳しく解説していこう。

米1合は約150グラム

炊飯前の米1合の重さは、グラムに換算すると約150グラムである。ただし、米の品種や状態(玄米や新米など)、水分の含有量により差が出るので、計量するときは多少の誤差が生じることを念頭に置いておこう。
また、体積を表すcc(またはml)による換算では、米1合は180ccになる。180cc(ml)の計量カップを使用すれば米1合を計りやすいので、ぜひ活用しよう。

もち米1合は約140グラム

もち米1合の場合は、炊飯前の状態で約140グラムである。炊飯後は2倍の約280グラムになることも押さえておこう。

無洗米1合は約160グラム

炊飯前の無洗米1合の重さは、約160グラムだ。普通の米より10グラムほど重い。

玄米1合は約150グラム

玄米も1合分の重さは、約150グラムである。

米1合は約2人分

米1合は何人分になるのか、気になる方もいるだろう。一般的に、中サイズの茶碗に炊いた米を普通盛りでよそった量は0.4合分といわれている。したがって、米1合は2人分の量になる。

2. 炊いた後の米1合の重さは何グラム?

炊いた後の米1合
炊飯後は米の見た目が変化するだけでなく、重さも変わってくる。では、炊き上がり後の米1合のグラム数を紹介していこう。

炊いたごはん1合は約300~350グラム

炊いたごはん1合は、米が水を吸った状態になるため、炊飯前の約2~2.3倍の約300~350グラムまで増える。重さは、水の量や炊飯中の水の蒸発具合により前後するので、とくに水加減には注意しよう。
さらに、米の品種や状態(新米、古米など)、水の硬度や気温でもわずかな差異が生じやすい。毎回まったく同じ重さでの炊き上がりを目指すことは困難であることも、知っておくとよいだろう。

浸水後の米1合の重さは約200グラム

米は浸水させるだけでも、約1.33倍の重さになる。したがって、米1合は約200グラムへと重さが変わる。米を水に浸す時間は1時間(夏場は30分)を目安にしよう。浸水させずに炊飯すると米の芯が残りやすく、中心だけ硬めの仕上がりになりやすいので注意したい。

3. 米1合に必要な水は何グラム?

米1合に必要な水
最後は炊飯時に必要な水の量について触れていく。炊飯器以外で米を炊く際に便利な知識なので、ぜひ押さえておこう。水1グラムは1mlとほぼ同量のため、mlで測定する場合も一緒だと考えてほしい。

米1合に必要な水の量

米1合を炊くときに必要な水の量は、約200グラムである。米の重さの約1.3~1.4倍と覚えておこう。炊飯器を使用する場合は、釜の目盛りに合わせて水を調整すると簡単に炊けるのでおすすめだ。

もち米1合に必要な水の量

もち米の場合は、もち米1合の重さの約1.2倍である約180グラムの水が必要だ。米を計る際に使用する180mlの計量カップなら、1合につき1杯になるので分かりやすい。

無洗米1合に必要な水の量

無洗米のときは、水を多めにするのが鉄則だ。無洗米1合に対して、約230グラムで調整していこう。

玄米1合に必要な水の量

玄米1合の場合も、無洗米と同様に水は多めで炊いていく。普通の硬さなら、1合分の重量の約2倍である約300グラムの水が必要だ。硬めは約240グラム、柔らかめにするなら約360グラムと水加減で硬さを調整できるので、好みに合わせよう。

4. おまけ:米1合のカロリー

おまけ:米1合のカロリー
米1合のカロリーは、炊く前後で異なることをご存じだろうか。文部科学省の食品データベースによると、米1合分の150グラムのカロリーは513kcal(※1)、炊飯後300~350グラムになったときのカロリーは468~546 kcal(※2)である。ごはん1合分のカロリー計算をしたいときは、炊飯後の状態で何グラムあるかを考慮すれば、正しい数値を知ることができる。

結論

米1合のグラム数や、炊いた後の重さの変化、必要な水量について解説した。米用の計量カップや炊飯器があれば簡単に炊ける米だが、詳しく知っておくことで災害時にも役立てられる。この記事を読んで、機材がないケースでも旨いごはんが炊けるよう備えてみてはいかがだろうか。
参考文献
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  • 更新日:

    2022年12月23日

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