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鍋のネギの切り方

鍋のネギの切り方|具材用とトッピング用・どこまで使うかも解説

投稿者:ライター 井澤佐知子(いざわさちこ)

鉛筆アイコン 2022年12月 9日

鍋に欠かせないネギは、日本の食卓に古くから馴染み、よく目にする野菜である。鍋にネギを入れる場合は、どんな切り方をするのがよいのだろうか。ネギは鍋の具にするときと薬味として使うケースでは切り方が異なる。本記事では鍋に使用するネギの切り方について説明する。

  

1. 鍋用の長ネギの切り方:具材用

鍋用の長ネギの切り方:具材用
寒い時期に旬を迎えるネギは、鍋料理の具の定番野菜である。シャキッとしたその食感なしでは鍋を食べた気がしないという人も多いだろう。具として入れるほかの材料との相性もよいのがネギである。ネギを鍋の具にするときにはどんな切り方をすればいいのだろうか。

斜め切り

鍋料理の写真に登場するネギは、斜め切りになっていることが多い。長ネギの白い部分は、特に甘みとピリ辛感のバランスがよいため、この部分を鍋に使用することをおすすめする。また、薄く切ることで口当たりがよくなる性質もある。斜め切りにする場合には、ネギに対して斜めに包丁を入れて、手前に引くように切っていく。

輪切り

ネギは輪切りにすると鍋にあった風味が出る。外側のシャキシャキ感はそのままに、内部はとろっとするのである。具にする場合にはある程度の厚みを出して輪切りにするとよいだろう。ネギに対して垂直に包丁を入れ、向こう側に押し出すようにして切る。

短冊切り

ネギの緑色の部分を鍋に入れたい場合は、短冊切りにしてみよう。上部の緑の濃い部分に行くほど辛味が強くなるので、鍋の具に使う場合は白と緑の中間部分が向いている。火を通すことで甘みが強くなり、食感も柔らかくなるこの部分、ネギの繊維に添わせるように細長い短冊形に切ると食べやすい。

2. 鍋用の長ネギの切り方:薬味用

鍋用の長ネギの切り方:薬味用
ネギの風味は薬味向きでもある。辛味を活かして鍋の薬味とするには、どんな切り方が適切なのだろうか。

白髪ネギ

ネギの張りがそのまま残る白髪ネギは、さまざまな調理に使える切り方である。鍋の場合も、肉をたくさん使ったレシピによく合う。白髪ネギは、ネギの外側の部分を使う。5cm弱の長さに切ったネギの中身を取り出し、外皮の部分だけ重ねて細切りにするのである。ほどよい辛味がある白髪ネギは、水にさらすことで辛味は軽減し、まろやかな風味となる。

小口切り

鍋の豆腐に合わせたいのがネギの小口切りである。細かい小口切りにすることで、ネギの香りが濃厚になり、薬味として最適だ。ネギに対して垂直に包丁を入れ、2~3mmの厚さに切ると小口切りとなる。繊細な食感を味わえるだろう。

3. どこまで使う?鍋用のネギの緑の部分の切り方

どこまで使う?鍋用のネギの緑の部分の切り方
鍋に使うネギは白い部分であることが多い。しかし緑色の部分を破棄するのは残念である。固くなりすぎていなければ、緑色の部分は薬味として細かく切って活用できる。特に肉や魚を具とする鍋の場合は、緑色の部分を薬味に使うことで臭み対策になるのである。また辛い物が好きという方は、あえてこの緑色の部分を鍋の具としてもよいかもしれない。食品ロスが問題となる昨今、ぜひ緑色の部分も捨てずに上手に使ってみてほしい。
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結論

鍋料理の具材の定番野菜といえばネギである。鍋に入れるネギは斜め切りにすることが多いが、切り方を変えることで食感の違いも実感できる。また具として食べるだけではなく、具の食材を引き立てる薬味としてもネギは役に立つ。切り方による異なる食感や風味を活かして、ネギを鍋で楽しんでほしい。
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  • 更新日:

    2022年12月 9日

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