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長ネギの切り方は部位により異なる!それぞれの切り方を解説!

長ネギの切り方は部位により異なる!それぞれの切り方を解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年1月 7日

普段食べている長ネギ(根深ネギ)はほとんどが葉っぱ部分であり、その葉っぱ部分は「白色の部分(葉鞘:ようしょう)」と「緑色の部分(葉身:ようしん)」に分けることができる。基本的に白色の部分を食べることが多いが、緑色の部分も料理に使うことが可能。また、それぞれの部位ごとに切り方が複数ある。今回は長ネギの部位ごとの切り方や切り方のポイントについて紹介する。

  

1. 長ネギの切り方のまとめ!

長ネギは白色の部分と緑色の部分に分けることができ、白い部分はさらに根に近い部分、真ん中の部分、分岐している部分の三つに分けることができる。このように合計で四つの部分に分けることができる長ネギは、一般的にはそれぞれ以下のような切り方が適しているといわれている。
  • 根に近い部分:千切り・縦切り・輪切り・みじん切り
  • 真ん中の部分:輪切り・斜め薄切り
  • 分岐している部分:斜め薄切り・縦切り
  • 緑色の部分:縦切り・角切り・みじん切り

2. 長ネギの切り方のポイントとは?

長ネギの切り方にはたくさんの種類があるが、切り方以外に覚えておきたいポイントが二つある。長ネギの味わいや香りに関係することなので、以下の二つについても正しく覚えておこう。

ポイント1.引き切りか/押し切りか

包丁の扱い方には奥から手前に引く「引き切り」と、手前から奥に向かって切る「押し切り」の二つがある。引き切りは繊維が傷つきにくいため、長ネギが甘いままにできる。一方、押し切りにすると繊維が壊れるため、長ネギの辛みが引き立つ。切るときには包丁の扱い方にも気をつけるとよい。

ポイント2.線維に沿うか/繊維を断つか

長ネギは根から葉先に向かって繊維が伸びており、切り方によって味わい・香りが変化する。縦切りや千切りのような繊維に沿って切る方法だと長ネギは甘いままになる。一方、小口切り・輪切り・斜め切りのような繊維を断つ方法だと辛み・香りが引き立つ。このポイントも覚えておくようにしよう。

3. 長ネギの根に近い部分の切り方

甘みが強く繊維がしっかししている長ネギの根っこに近い部分は、鍋物・焼き物・汁物などさまざまな料理の具材や薬味に使える。作りたい料理に合わせて以下のような方法で切るようにしよう。
  • 縦切り:長ネギの中の部分を使う。5cm程度の長さに切り分けてから、縦方向に半分に切る
  • 輪切り:長ネギの繊維を断つように等間隔に切る(例えばねぎまにするなら3cm幅で切る)
  • みじん切り:縦方向に十字に切れ込みを入れてから、繊維を断つように2~3mm幅で切る

千切り(白髪ネギ)の切り方

長ネギの特徴的な調理方法の一つに「白髪ネギ」がある。ラーメンなどの料理に乗せると味・風味がよくなるだけでなく、見栄えもよくなる。そんな白髪ネギは以下のような手順で作ることができる。
  • ネギの白い部分を5cm程度の長さに切る
  • 縦方向に切り目を入れて、中心の芯を取り除く
  • 外皮部分を数枚重ねて、縦方向に向かって細く切る
  • 5~10分程度冷水にさらしてから、十分水気を切る

4. 長ネギの真ん中の部分の切り方

程よい甘みと辛みが得られる長ネギの真ん中の部分は、根っこと同じように鍋もの・焼き物・汁物などの具材として使うことが多い。具材として使う場合は以下のように大きめに切るのがおすすめだ。
  • 輪切り:長ネギの繊維を断つように等間隔に切る(根っこに近い部分と等間隔にきってよい)
  • 斜め切り:長ネギを45度の角度に置いてから1~2cm程度の等間隔に切る

5. 長ネギの分岐している部分の切り方

辛みと独特な粘り気が楽しめる長ネギの分岐している部分は、炒め物・汁物などに使うのがおすすめだ。辛味を引き立てたいなら斜め薄切りに、食感や色味を楽しみたいなら薄切りにするとよい。
  • 斜め薄切り:長ネギを45度の角度に置いてから1~2cm程度の等間隔
  • 縦切り:5cm程度の長さに切ってから、縦方向に4等分程度に切る
  • 分岐している部分には土が付いている場合があるので丁寧に水洗いをしたほうがよい

6. 長ネギの緑色の部分の切り方

強い辛味と粘り気が特徴の長ネギの緑色の部分は、炒め物・汁物などに向いているほか、薬味として使うのもよい。みじん切りにすると、特に長ネギの粘り気を楽しむことができる。
  • 縦切り:長ネギを4~5cm程度の長さに切ってから、縦方向に4等分程度に切る
  • 角切り:長ネギを縦方向に半分に切ってから、1~2cm程度の間隔で切る
  • みじん切り:縦方向に十字の切れ目を入れてから、2~3mm程度の間隔で切る
  • ぬめり気を取りたい場合は中の白い部分(ワタ)を洗い流すとよい

結論

長ネギは根に近い部分、真ん中の部分、分岐している部分、緑色の部分の四つに分けることができ、それぞれ味わいや使い道などの特徴が異なる。また、それぞれに適した切り方も違っている。それぞれの特徴を活かして、上手に料理に取り入れるようにしよう。

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  • 公開日:

    2018年10月29日

  • 更新日:

    2021年1月 7日

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