- バジルを軽く水洗いする
- キッチンペーパーで挟みながら、水気をしっかりとふき取る
- 葉を茎から一枚ずつはずす
- 葉をラップで包む(数枚広げて並べ、葉同士が重ならないようにまとめて包む)
- 冷凍可能な保存容器に入れて、冷凍庫で保存する
- バジルを軽く水洗いする
- キッチンペーパーで挟みながら、水気をしっかりとふき取る
- 包丁でバジルをみじん切りにする
- 冷凍用保存袋になるべく平らになるように入れ、空気を抜いて密封する
- 冷凍庫で保存する
- みじん切りにしたバジルを冷凍用保存袋に入れる
- バジルが漬かる程度のオリーブオイルを加える
- 空気を抜いて密封し、平らに薄く伸ばした状態で冷凍する
- バジルの汚れや水分をキッチンペーパーでふき取る
- 耐熱皿にキッチンペーパーを敷き、バジルの葉を重ならないように並べる
- 電子レンジで1~2分程度加熱し、いったん取り出す
- 手でバジルの葉を砕いて、キッチンペーパーにのせる
- 再度電子レンジで30秒~1分程度加熱する
- 粗熱がとれてバジルが完全に乾燥したら、容器に入れて保存する
1. バジルの葉を冷凍保存する方法
バジルを適切な方法で冷凍すれば、3週間~1ヵ月ほど保存することができる。基本的な保存の手順と、冷凍したバジルの使い方を見ていこう。
保存の流れと解凍のコツ
上記の方法なら、ほかの食品にぶつかってもバジルの葉が崩れにくい。そのため葉の形を残したい場合におすすめだ。形が崩れても問題ない場合は、冷凍用保存袋に直接入れて冷凍する方法でもよい。
調理しながら解凍
冷凍したバジルは、凍ったまま料理に使うのがポイントだ。解凍してから使おうとすると、香りが弱くなり、食感や見た目も落ちてしまう。バジルは薄くてすぐに解凍されるため、そのまま使おう。
2. バジルを刻んで冷凍保存する方法
バジルを刻んで冷凍しておけば、チキンなどの料理の香り付けやソース作りに使えて便利だ。この場合も、基本の冷凍保存と同様に3週間~1ヵ月程度が保存期間の目安となる。
保存の仕方と解凍方法
(量が多い場合は、小分けにしてラップで包んでから入れると使いやすい)
刻んだバジルは、凍るとふりかけ状になる。形が崩れる心配がないため、保存袋に入れて冷凍保存しよう。刻んで冷凍した場合も、必要な分量を取り出して凍ったまま調理する。塊になってしまった場合は、手で軽くほぐしながら使おう。
3. バジルを漬けて冷凍保存する方法
生のバジルを冷凍保存すると、どうしても香りは多少逃げてしまう。そこで、バジルをオイルやスープに漬けて空気に触れない状態で冷凍する方法もおすすめだ。1ヵ月程度保存できる。
保存の仕方と解凍方法
薄く伸ばして凍らせると、必要な量だけ折って取り出すことができる。また、少しずつ使いたい場合は製氷器を使って小分けにしてもよい。オイルだけでなく、水やスープなどに浸けて冷凍する方法もある。
オイルに漬けた場合は、冷蔵庫に移して30分ほど置いて解凍してから使おう。水やスープに漬けた場合は、スープやソースの材料として凍ったまま加熱する。
4. 冷凍バジルよりも日持ちさせるには
バジルを冷凍すると、1ヵ月程度は保存することができる。さらに長期保存したい場合は、ドライバジルにする方法がおすすめだ。保存期間は乾燥の度合いによって変わる。しっかりと水分が抜けた状態で適切に保存すれば、半年ほど日持ちさせることも可能だ。
上手に乾燥させる方法
電子レンジを使ってバジルを乾燥させる方法を紹介する。天候や湿度に左右されず、簡単にドライバジルを作ることができる。下準備として、密閉できる保存容器を用意し、あらかじめ消毒しておこう。
手順
結論
バジルの冷凍保存にはさまざまな方法がある。いずれも適切に保存すれば1ヵ月ほど持たせることができる。葉の形を残したい場合、気軽に使いたい場合など、用途に合わせて保存方法を選ぶとよい。また、ドライバジルにして保存すれば、さらに長持ちさせることも可能だ。バジルが大量にある場合などは、鮮度のよいうちに冷凍か乾燥させて、最後まで上手に使いきろう。
監修管理栄養士:黒沼祐美
経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士、健康運動指導士資格を取得。企業給食管理、食品メーカーでの商品開発、医療機関での栄養指導、健保組合での特定保健指導などを経験。その後、食文化や料理技術を学ぶためイタリアにて1年間料理留学を経験し、2012年より在住。これまでの経験を活かし、現在はオンラインでの特定保健指導や食・栄養関係の記事監修などを行う。