このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
ラップに包まれたパン

冷凍パンの美味しい解凍方法|常温の自然解凍や冷蔵庫でも大丈夫?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年1月17日

多く買いすぎてしまったパンや、食べきれなかったパンを冷凍保存する方は多いのではないだろうか。冷凍保存をすることで味や品質が気になる方もいるかもしれないが、美味しく解凍する方法がある。今回は冷凍パンの美味しい解凍方法について紹介するので、ぜひ試してみてほしい。

  

1. 冷凍パンを美味しく解凍する方法

トースターに並べたクロワッサン
冷凍パンの解凍方法は3つある。どれも美味しく簡単に解凍することができ、手間がかからないためおすすめだ。さっそくみていこう。

常温で自然解凍する

ゆっくりと時間をかけて自然解凍することで、風味や味などが損なわれにくいため美味しく解凍できる。食パンの場合約3~4時間で解凍ができ、厚みのあるパンを自然解凍する場合は約1~2時間が目安だ。袋から出した状態で置いておくと、水分が逃げ固くなる恐れがあるため、袋に入れた状態かラップをしたまま自然解凍するようにしよう。

解凍せずトースターで焼く

トースターを使用して解凍する場合、加熱ムラを防ぐため厚さの薄いパンか、一度自然解凍したパンを焼くことがおすすめ。トースターの種類によって変わるが、温度や時間を調整できる機能がある場合は、パンの種類によって活用するのがよいだろう。また、水分量の少ないフランスパンや、表面がパサつきがちの食パンを焼くときには、霧吹きなどで水をかけると、もちもちとした食感で美味しく仕上がる。

電子レンジで加熱する

時間がないときやいますぐに食べたいときには電子レンジで冷凍パンを解凍しよう。トースターでは熱が届かない範囲まで均等に熱が行き届くためおすすめだ。パンの種類によって異なるが、約20秒~1分で仕上がる。自然解凍と同様で水分が逃げるのを防ぐため、袋やラップに包んだままの状態がベストだ。ここで注意したい点が、袋やラップで密封せず、少し隙間を開けた状態で温めることである。蒸発した水分がパンの皮につき、食感が失われ、ベタっとしてしまうのだ。そのため、袋やラップは密封しないように注意しよう。

2. 冷凍パンは冷蔵庫でも美味しく解凍できる?

扉をあけた冷蔵庫
冷凍パンを冷蔵庫で解凍する方法はおすすめできない。パンの主成分であるデンプンは、温度0~4℃の冷蔵庫に入ると老化が進みやすくなるからだ。冷蔵庫内は乾燥しているため、パン内の水分が抜けていき風味や食感が損なわれてパサパサになる原因になる。「うっかり冷蔵庫に入れたまま放置してしまった、」という場合には、古くなったパンにカビが生え、食べることができなくなるので注意してほしい。風味や食感を大切にしたい方は、自然解凍やトースターを使用した解凍方法を試すのがよいだろう。

3. 冷凍パンの種類別の解凍方法

いろんな種類のパン
冷凍パンの種類によって解凍方法が異なる。おすすめの解凍方法を紹介するので参考にしてみてほしい。

冷凍食パンの解凍方法

冷凍食パンは、自然解凍とトースターを活用しよう。薄い食パンは直接トースターで加熱してよいが、厚めの食パンは先に自然解凍した後水分を含ませ、トースターに入れるのがおすすめだ。水分を含ませることでふんわりとした食パンが仕上がる。また、事前にトースターを予熱した状態で、時間をかけないことで美味しく焼き上げられるだろう。

冷凍ロールパンの解凍方法

ロールパンは自然解凍後、トースターで焼くと美味しく食べることができる。先に自然解凍することで、均等に温められるのだ。時間がないときは電子レンジを使用し、10~20秒加熱して解凍するとよいだろう。トースターで焼くときは水を吹きかけることを忘れないようにしよう。このひと手間で冷凍ロールパンが格段に美味しくなるのだ。

冷凍菓子パンの解凍方法

冷凍菓子パンの場合、中に具が入っていないものはアルミホイルで包み、トースターで焼く方法がおすすめだ。メロンパンやデニッシュは上に載っている砂糖やアイシングに火が通り、香ばしさが際立ち一味違った仕上がりになる。トースターで既定の時間温めたら、余熱で中まで加熱しよう。表面が焦げることなく美味しく食べることができる。

冷凍パンケーキの解凍方法

電子レンジで解凍することによって、ふわふわした食感を取り戻すことが可能だ。ラップに包んだ状態のまま耐熱皿に乗せ、600Wで50~60秒加熱しよう。加熱が足りない時は10秒単位で追加するとよいだろう。表面がしわしわになるが味に変化はないため、安心して食べることができる。

4. 離乳食用の冷凍パンの解凍方法

パンを食べる子供
赤ちゃんの離乳食に冷凍パンを使用するときには、必ず加熱調理するようにしよう。たとえば、スープなどにディップして食べさせる場合には、自然解凍させたパンを食べやすい大きさに切る。その後トースターで薄く色が付く程度に火を通そう。また、パンがゆを作る時には、自然解凍せず、凍ったままの状態ですりおろす。分量の調整ができ、簡単に調理できるためだ。自然解凍が難しいときは、熱を加えることを忘れないように気をつけ、1週間で使い切ろう。

結論

冷凍パンの種類によっておすすめの解凍方法は異なる。美味しく食べるためにはひと手間必要になる解凍方法もあるが、どれも簡単に挑戦できるのではないだろうか。随時自分に合った解凍方法で、冷凍パンを購入時と変わらない美味しさで楽しんでほしい。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2023年1月17日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧