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しそ

しそは冷凍で長持ちする!大葉を上手に保存する方法を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年1月21日

料理にアクセントを与えてくれる「しそ」。くせのある風味がたまらない、という方も多いのではないだろうか。刺身に添えたり薬味として使ったり、天ぷらとしても優秀な食材だ。今回はしそについて解説しよう。しその便利な冷凍保存方法や、冷蔵保存のコツ、変色したときの対処法についても言及するので、しそを保存する際の参考にしてほしい。

  

1. しその冷凍保存が便利

しそ
しその多くは、10~20枚入りで売られている。薬味として少しだけ使いたい、という場合は、購入後に多くのしそが余ってしまうことが予想される。しそは、保存方法を誤るとすぐに変色してしまうのが難点だが、冷凍できる食材であることを知っているだろうか。ここでは、しその冷凍方法とポイントについて解説しよう。

保存の仕方とポイント

しその冷凍保存は簡単だ。まずは、しそを洗い水気を拭き取ろう。水気を拭いたら、ざく切りやみじん切りなど、調理に使いやすい形にカットする。後はカットしたしそをポリ袋やフリーザーバッグなどの冷凍用保存容器に入れて、冷凍庫で保管するだけだ。ポイントは、しその葉をつぶさないように容器に入れること。これだけで3週間は冷凍保存が可能だ。
使う際は、使う分だけ手早く取り出そう。しそは冷凍庫から出すとすぐに解凍されてしまうため、傷まないように注意が必要だ。解凍したしそは、解凍前と比べてやや色が濃くなるが、品質には問題ないので薬味としてそのまま使用できる。

2. しそを冷蔵で保存する方法

しそ
しそは冷凍保存だけでなく、冷蔵保存も有効だ。ところが、ただ冷蔵庫に入れるだけでは不十分。ここでは、しその正しい冷蔵保存について紹介しよう。

保存の仕方とポイント

しそは、購入後のひと手間が保存期間を左右する。購入したしそは、できるだけ早く茎の根元を水につけることが重要だ。用意するものはビンのような縦型容器のみ。容器さえ準備できれば、保存方法は簡単だ。
まずはしその茎を1~2mm程度カットする。数枚を束にして、はさみで切れば簡単にできるだろう。ポイントは、切り口から空気が侵入しないように水の中でカットすること。難しい場合は、カットした後すぐ水につければいいだろう。ここで、用意した縦型の保存容器に水を1~2cm程度入れ、しその茎が水につかるように入れる。このとき、水がしその葉についてしまうと傷みやすくなるため、葉がつかないように水の量を調整しよう。保存容器にフタ、もしくはラップをして密閉すれば、後は冷蔵庫で保存するだけ。
3~4日に1回水を替えれば、野菜室で2週間程度は保存が効くだろう。しそはできるだけ冷気が直接当たらないよう、野菜室での保存がおすすめだ。

3. しその変色やしなびたときの対処法

しそ
しそはすぐに変色してしまうため、正しい方法での冷蔵・冷凍保存が重要だ。そのまま捨ててしまうのはもったいないので、ここでは変色したときやしなびたときの対処法について解説しよう。これまで変色したしそを捨てていた方は、ぜひ実践してほしい。

変色してしまったら

しそが変色する原因は、低温障害によるものが多い。低温障害とは、温かい環境で育つ野菜が、寒い場所で保存されることによって傷んでしまうことだ。しそを保存するのに適している温度は、8度前後だといわれている。冷凍保存であれば問題ないが、2~6度に温度設定されている冷蔵庫は、しその保存には不適切な環境。
異臭やぬめりがある場合は腐っているが、ただ変色しただけの状態であれば、変色した部分を取り除いて食べられる。そのまま生で食べるのに抵抗がある場合は、細かく刻んでハンバーグやつくねのタネに混ぜてしまうのがおすすめだ。変色も気にならず、美味しく食べられるだろう。

しなびてしまったら

しなびたしそは、ひと手間かければ復活できる。方法は、しその葉全体を氷水に入れて10分程度冷やすだけ。水分がしそ全体に行きわたることで、みずみずしく購入したてのような状態に戻るだろう。水から出した後は、しそについた水分を拭き取り、黒く変色した部分をカットするだけ。通常通り、生の状態でも加熱しても、美味しいしそを味わえる。使い切れないときは、正しい方法でしそを冷凍・冷蔵保存しよう。

結論

さわやかに香るしそは、料理になくてはならない名脇役。購入後にしそを使い切れない場合は、正しい方法で上手に冷凍・冷蔵保存しよう。もししそがしなびてしまっても、氷水につけるだけで復活させることができる。本記事を参考に正しく保存して、しそを美味しく食べてほしい。

監修管理栄養士:小林里穂

経歴:管理栄養士養成施設を卒業後、栄養士資格・管理栄養士資格・栄養教諭資格を取得。学校給食センターでの勤務時に小・中学生に食育を実施した経験を活かし、栄養分野の記事執筆・監修を中心に活動中。
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  • 更新日:

    2023年1月21日

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