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たくさんの柚子

柚子を砂糖漬けにして長期保存!簡単な作り方と保存期間を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年1月26日

さわやかな香りと酸味が特徴の柚子は、冬の果実の定番だ。感染症を予防する働きがあるといわれるビタミンCや疲労回復が期待できるクエン酸など身体にうれしい効能がある。(※1)また、古くから日本人に親しまれており、ジャムや調味料、香辛料など使い方が幅広いのも特徴だ。そのなかでも、材料2つで手軽に作れて、長期保存が可能な砂糖漬けを紹介しよう。

  

1. 柚子の砂糖漬けの下ごしらえ

半分に切ったゆず
柚子の砂糖漬けを作りはじめる前に、まずは下ごしらえだ。下ごしらえに必要な道具は、包丁、まな板、つまようじ、清潔な布巾だ。これらを揃えてからさっそく取りかかろう。

下ごしらえの方法とポイント

  • 柚子には泥などの汚れがついている場合があるので、下ごしらえの前にしっかり洗っておくことが大切だ。水でキレイに洗い流したあとは、清潔な布巾で丁寧に水気を拭き取ろう。
  • 次に包丁とまな板を準備して、柚子を横半分にカットする。
  • カットした柚子の種を取ろう。ポイントはつまようじを使うこと。柚子は柑橘類のなかでも種が大きく、果肉の奥に入り込んでいる場合がある。つまようじの尖っている先端とは反対の太い方を使えば、簡単に種を取れるだろう。
  • 種を取り除いた柚子の断面を下にして薄切りしていこう。ここでのポイントは、果汁を絞らないこと。果汁を絞って、果肉やワタなどを取ってからカットする方法もあるが、皮に果肉や果汁を残すことでより柚子のジューシーさが感じられ、美味しく仕上がる。
以上で下ごしらえは完了だ。果汁が多い場合は、カットする前に果汁を拭き取っておくか、あらかじめ軽く絞っておくとよいだろう。ただし、絞りすぎると柚子のジューシーさが損なわれてしまうので注意したい。

2. 柚子の砂糖漬けの作り方

ケーキに添えるゆず
続いて柚子の砂糖漬けの作り方だ。砂糖に漬けることで柚子独特の苦みや酸味が抑えられるので、栄養価の高い皮ごと食べやすくなる。皮と果肉、種を分けてから、半日かけてアク抜きをする方法もあるが、今回は柚子の果肉も果汁も使い切る簡単な方法を紹介していこう。 用意するものは、ボウル、スケール、煮沸した清潔な保存瓶だ。柚子の砂糖漬けはジャムよりも手軽で、新鮮な風味が楽しめる。そのまま食べても美味しいが、紅茶に入れたりお菓子の材料にしたりと、さまざまなアレンジや食べ方ができるだろう。

混ぜて待つだけ

柚子の砂糖漬けの作り方は、柚子と同じ量の砂糖を混ぜて待つだけなので、非常に簡単である。柚子の種以外をまるごと使う方法なので、廃棄するゴミも少なく優れた保存方法といえるだろう。
柚子の砂糖漬けを作る際は、まず下ごしらえした柚子の重さを測る。たとえば柚子の全体量が300gなら、砂糖も同じように300g必要だ。次に、柚子と砂糖をボウルに入れて、混ぜ合わせる。その後、煮沸した清潔な瓶へ入れて保存しよう。冷蔵庫で半日寝かせれば完成だ。

3. 柚子の砂糖漬けの保存期間

空ビン
柚子の砂糖漬けは、生の柚子と違って乾燥することがなく、柚子のさわやかな風味と深みのある味のまま保存できるのが特徴といえる。では、どのくらい日持ちするのだろうか。以下では柚子の砂糖漬けの保存期間について説明しよう。

長期保存が可能

柚子の砂糖漬けは、長期保存が可能だ。煮沸した清潔な保存瓶に入れて、冷蔵庫で保管した場合は約4カ月その美味しさを維持できる。なお、1カ月以内で食べきれるほどの量であれば、タッパーやジップロックなどに入れて冷蔵保存してもよいだろう。

結論

柚子の砂糖漬けは、簡単に作れて長期間保存できるだけでなく、種以外をまるごと美味しく食べられる優秀な食べ方だ。柚子をたくさん消費したい場合や、風邪予防などでビタミンCを摂取したい場合などにおすすめの1品なので、ぜひ試してほしい。(※1)
(参考文献)
※出典1:ユズ | 成分情報 | わかさの秘密

監修管理栄養士:佐々木倫美

経歴:管理栄養士取得後、介護施設、病院にて給食業務、栄養管理業務に携わる。現在病院にて主に透析患者への栄養指導に携わる傍ら、栄養・健康分野の記事監修を手掛ける。
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  • 更新日:

    2023年1月26日

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