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鱈の白子

白子のおすすめの食べ方|下処理や種類別の食べ方も紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2023年2月20日

とろける食感と、クリーミーな舌触りが人気の白子。居酒屋などで食べる機会はあるけれど、家で作るのは難しそうというイメージを持つ方も多いだろう。そこで今回は、たらの白子の下処理や調理方法を紹介したいと思う。さらに、たら以外のいろいろな魚の白子の食べ方も解説するので、白子が好きな方や、興味がある方はぜひ参考にしてほしい。

  

1. たら白子の食べ方:下処理編

白子
白子とは、たらや鮭、アンコウ、ふぐなど魚介の精巣を指す。産卵期の精巣が発達したオスからしか取れないため、流通が少なく、高級食材として扱われることもある。今回は生の白子の下処理や、食べ方に注目したい。たらの白子の食べ方を紹介する前に、下処理の手順を説明しよう。
  • 白子に塩をふって5分ほど置いて、水にさらして汚れを取る
  • 白子を包丁で一口サイズに切る
  • 一口サイズに切った白子を湯通しし、氷水で締める
湯通しする際は、白子の風味を損なわないよう、長くても30秒程度が目安だ。下処理さえ終われば、白子の食べ方はバリエーション豊富なので、さまざまな料理に使える。
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2. たら白子の食べ方:調理編

白子の天ぷら
丁寧に白子の下処理を終えたら、あとは好きな食べ方でいただこう。下処理さえ終われば、煮ても焼いても揚げても美味しい白子は、食べ方のバリエーションも豊富だ。

白子鍋

白子鍋にはさまざまな種類があり、青森県の郷土料理「たらのたず鍋」などが有名だ。白子鍋はシンプルな出汁ベースや醤油ベース、ひと手間加えた味噌ベースやチゲ風味など、バリエーション豊富で、気分によって味を変えられるのもうれしいポイントである。
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白子ポン酢

さっと茹でて冷水にとった白子を、ポン酢でいただく料理だ。白子の風味や食感を余すことなく楽しめる、贅沢な食べ方といえるだろう。白子にポン酢をかけ、ネギなどの薬味やもみじおろしでいただくと味わい深く、見た目も華やかなのでおすすめだ。

焼き白子

丁寧に下処理した白子を焼いただけの、お手軽な調理方法の焼き白子。表面は香ばしく、中はとろける風味が味わえる、至極のおつまみになるだろう。手軽にトースターやグリルで焼くことができるので、ぜひ試していただきたい一品だ。

白子の天ぷら

衣はサクッと、中の白子はとろける食感がたまらない白子の天ぷら。一口サイズに切った白子を、衣液にくぐらせ揚げるだけと、作り方は普通の天ぷらと変わりない。シンプルに塩でいただくのもよし、おろしつゆや柚子胡椒でひと味違う楽しみ方をするのもよいだろう。

3. いろいろな魚の白子の食べ方

秋鮭の白子
1年中手に入る白子だが、旬である秋から冬にかけては、より美味しく食べられる。ここでは、たら以外の白子の特徴や下処理のコツ、美味しい食べ方をご紹介しよう。食べたことなかったり、気になっていたりする魚の白子の食べ方があれば、ぜひ参考にしてほしい。

とらふぐの白子の食べ方

まず、薄い塩水で白子をやさしく洗い、表面の筋や血管を取り除こう。沸騰した鍋に白子を入れ、再び沸騰したら火を止めて、5~10分程放置する。冷水に浸けて冷ましたら、水気をしっかり切って下処理の完了だ。濃厚な味わいが魅力のとらふぐの白子は、焼き白子やみそ焼きなどシンプルな食べ方がおすすめだ。

鮭の白子の食べ方

鮭の白子は臭みが強いため、最初に塩を軽くもみこんで15分ほど置き、しっかりにおいの元を出そう。15分経ったら水で軽く洗って水気を切り、鍋に沸かした熱湯に20秒ほどくぐらせ、冷水に取る。血管など、気になるものがあれば取り除き、あとはポン酢や天ぷらなど、好きな食べ方でいただこう。

鯛の白子の食べ方

あっさりとした味で上品な鯛の白子は、まず丁寧に洗い、30分ほど水に浸ける。その後熱湯に入れて、1~2分ほどですぐ取り出し、氷水で冷やそう。そのままポン酢でいただいても美味しいし、バターで焼くと風味が一層引き立つので、ぜひ試してみてほしい。

イサキの白子の食べ方

イサキの白子は、まず酒に10分ほどつけておく。鍋を火にかけ、沸騰したお湯に白子を40秒ほどくぐらせ、氷水で冷やす。臭みがなく、そのままポン酢とネギやもみじおろしなどで、シンプルにいただいても美味しい。

結論

たらの白子をはじめ、さまざまな魚の白子の食べ方はいかがだっただろうか。家で食べる機会が少ない白子だが、下処理さえすれば調理はどれも簡単だ。白子の食べ方はバリエーションも豊富で、夕飯のあと一品や晩酌にもうってつけだ。秋から冬が旬の白子、ぜひ美味しい時期に堪能していただきたい。

監修管理栄養士:渡邉里英

経歴:大学で栄養学を学び、大学院卒業後、医学関連出版社に就職。管理栄養士としての知識と医学雑誌の編集経験をもとに、オリひと食料理記事の監修に至る。
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  • 更新日:

    2023年2月20日

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