1. 白子の鍋とは?

白子の鍋とは、フグ・タラ・アンコウといった魚介の白子(精巣)を使った鍋料理のこと。さまざまな種類があり、青森県の「たらのたず鍋」などが有名だ。「たず」とは白子のことであり、たらのたず鍋はタラの身と白子を醤油ベースのつゆで煮込んだ鍋料理となっている。シンプルな味わいのつゆであるため、タラの身と白子のうま味をしっかりと楽しむことができる料理といえる。
2. 白子の鍋の基本的な作り方・下ごしらえ

市販の白子を美味しく食べるには、丁寧に下ごしらえするのが重要だ。また、鍋にするときは食材を煮込む順番がポイントになる。そこでまずは白子の下ごしらえのやり方と、白子の鍋の基本的な作り方を確認しよう。なお、食材は白菜、長ネギ、シイタケ、シメジ、豆腐なども用意しておこう。
白子の下ごしらえのやり方・手順
1.水を張ったボウルで白子を優しく洗う
2.水から取り出し白子を一口大に切り分ける
3.塩水を張ったボウルで白子のぬめりを落とす
4.流水で生白子を洗って、水気を拭き取る
5.お湯をたっぷり沸かした鍋に白子を少量入れる
6.10~20秒茹でてから氷水に取り締めれば完了
※全部の白子に対して5~6を繰り返す
2.水から取り出し白子を一口大に切り分ける
3.塩水を張ったボウルで白子のぬめりを落とす
4.流水で生白子を洗って、水気を拭き取る
5.お湯をたっぷり沸かした鍋に白子を少量入れる
6.10~20秒茹でてから氷水に取り締めれば完了
※全部の白子に対して5~6を繰り返す
白子の鍋の作り方・手順
1.鍋に白だしを加えて沸騰させる
2.豆腐・キノコ・タラ・白子の順に入れる
3.鍋にフタをしてグツグツと煮込む
4.長ネギ・白菜の順番に入れて煮込めば完成
2.豆腐・キノコ・タラ・白子の順に入れる
3.鍋にフタをしてグツグツと煮込む
4.長ネギ・白菜の順番に入れて煮込めば完成
3. 白子の鍋の美味しいバリエーション

白子の鍋はシンプルな白だしスープだけでなく、こってりとした味噌スープやピリ辛なチゲスープで楽しむこともできる。ここではそんな白子の鍋のバリエーションについて紹介しておこう。
その1.味噌味の白子の鍋
白子の鍋を味噌ベースで作るのもおすすめだ。基本的な作り方は前述の「白だしを使った白子の鍋」と同じであり、スープに味噌を溶かしておくだけでよい。また、甘めに仕上げたいなら、みりんを加えるようにしよう。タラの身や白子のうま味を、味噌が引き立ててくれるだろう。
その2.チゲ風の白子の鍋
白子の鍋をチゲ風にして楽しむのもおすすめだ。簡単に作りたいなら市販のチゲスープの素やキムチ鍋の素をベースに使い、お好みでコチュジャンや豆板醤、ニンニクなどを使って味を調整するとよいだろう。また、チゲ風にするならタラの身やホタテなどの魚介類を多く入れると美味しくなる。
4. 白子の鍋に合うおすすめのシメはどれ?

白子の鍋のシメは、白飯やうどんなどがおすすめ。白子や野菜、キノコなどからうま味がたっぷりと出ているため、雑炊やうどんにすると最後まで美味しく食べることができる。また、雑炊にする場合は溶き卵や青ネギなどをプラスするとより美味しくなる。お好みの方法でシメまで楽しもう。
結論
白だしや味噌味、チゲ味など、さまざまな味付けで楽しむことができる白子の鍋。そんな白子の鍋を美味しく食べるには、丁寧な下ごしらえと具材を煮込む順番がポイントとなっている。ここで紹介した作り方やポイントを参考に、ぜひ冬限定の美味しい白子の鍋を楽しんでみよう。
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