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魚のどこの部位!?たらこ・しらこ・あんきもの正体を探る!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年2月 1日

鮮魚売り場で売られている、たらこ・しらこ・あんきも。どれも酒の肴になることは知られているが、その正体を正確に答えられる人は意外と少ない。今回は、たらこ・しらこ・あんきもが、それぞれどの魚のどの部位なのかを解説していこう。

1. たらこはスケトウダラの卵

たらこの基礎知識

3つの中で最もポピュラーな、たらこ。これはタラの卵巣、すなわち卵である。特にスケトウダラの卵巣を指すのが一般的だ。和食では、生のたらこを煮るレシピもあるが、スーパーなどで市販されているもののほとんどは塩漬けされたもの。そのまま食べることができるので、ごはんやおにぎりのお供としても愛食されている。

ロシアやアメリカ

古くは、日本でも広く漁獲されていたスケトウダラだが、時代の変化とともに漁獲量は激減している。現在、販売されている多くのたらこは、ロシア近海やアメリカのベーリング海沖で漁獲されたスケトウダラの卵から作られたものだ。

明太子とたらこ

たらことよく似た食材に、明太子がある。そもそも明太子という言葉は、韓国語が起源。韓国では、スケトウダラのことを明太(ミョンテ)と呼ぶので、本来は、明太子とたらこは同意義なのだ。我々が明太子と聞いて想像する、あの辛い食品は、正式には辛子明太子と呼ばれるもの。ただ、現在ではその意味合いは混同されて使われることが多い。

2. たらこよりも高級な「しらこ」の正体

しらこの基礎知識

たらこはタラの卵だが、しらこは特定の魚に限らず、魚類の精巣を総称する言葉である。見た目が白いことから、漢字では白子と書く。食用として知られているのは、フグやタラ、アンコウなど。ただ、フグやアンコウのしらこは高級品で、あまり身近な存在ではない。タラのしらこも安いわけではないが、比較的手の届きやすい価格帯で販売されている。

濃厚な味が魅力

しらこは、どの魚のものであってもクリーミーで濃厚な味わいが特徴だ。さっと湯通しをしてポン酢で食べる、しらこポン酢が一般的だろう。そのほか、鍋や揚げ物、焼きものなど、さまざまな食べ方ができる。フグに至っては、潰して日本酒を加える白子酒なるものも存在する。和食の印象が強いが、フレンチやイタリアンで活用されることも多い。

白さが決め手

もし自宅で食すなら、信頼できる鮮魚店で購入することをおすすめする。その名の通り、より白いものが新鮮で、味わいもよい。プリっとハリのあるものを探してみよう。くすんでいるものは選ばないこと。買ってきたら、すぐに下処理をして食べることも重要だ。崩れやすいので、ボウルに入れた水で優しく洗い、筋を切り落として食べやすい大きさに。あとは、酒を加えた湯でさっと湯通しすればOKだ。

3. たらこにはない濃厚さが魅力の「あんきも」

あんきもの基礎知識

あんきもは、あんこうの肝を加工した食品で、海のフォアグラと評されるほど、その味わいは濃厚だ。下処理をした肝を、酒と塩と水を合わせたものに漬け込み、蒸すのが一般的な作り方だ。もみじおろしやネギとともに、ポン酢で食すことが多い。

オレンジ色が新鮮の証

たらこのように身近な食材ではないが、実はあんきもは、自宅で作ることも可能だ。美味しさの決め手は、いかに新鮮なあんこうの肝を手に入れられるかに懸かっている。前述の通り、信頼できる鮮魚店での購入は基本だが、ここでは目利きのポイントを紹介しよう。あんこうの肝は、オレンジ色がかったものが新鮮さの目印。これはにじみでた肝の脂だと言われている。ハリがあり、つやつやしたものをチョイスしよう。

結論

たらこはタラの卵巣、しらこは魚類の精巣、あんきもはあんこうの肝の加工品。これが3つの正体だ。なんとなく魚の内臓?と思っている人は、この機会にぜひ、違いを覚えよう。また、信頼できる鮮魚店で新鮮なものを購入したら、それぞれに適した下処理をして、好みの味付けで食べよう。店で食べるものとは、ひと味違った特別感が味わえるに違いない。

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