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牛乳を冷凍保存する

牛乳を冷凍保存するメリットとは?冷凍する際の注意点なども説明!

投稿者:ライター 管理栄養士 藤井千晃(ふじいちあき)

鉛筆アイコン 2023年2月 3日

牛乳といえば、多くのご家庭で常備しているのではないだろうか。牛乳は足が早いため「気づいたら消費期限が切れていた」という現象が起こることも少なくない。そんな悩みを持つ方に知ってほしいことがある。それは、「牛乳は冷凍ができる」という事実である。この記事では、「牛乳の冷凍保存のメリット」について解説する。

  

1. 牛乳を冷凍保存するメリットとは?

牛乳を冷凍保存するメリットとは?
「牛乳を冷凍する」という概念は、あまり聞くことがないため、半信半疑の方も多いだろう。しかし冒頭でもいったとおり、牛乳は冷凍保存をしてもよい食材なのだ。ここでは、牛乳を冷凍するメリットを説明していく。

メリット①長期保存が可能になる

牛乳の消費期限は、購入から未開封の状態で1週間前後、開封後は2日が目安であるが、冷凍をすることで1か月の保存が可能になる。

メリット②量を調整しやすいので料理に便利

牛乳を冷凍する2つめのメリットは、牛乳を少量ずつ保存することによって、量の調整がしやすくなるということである。例えば、牛乳を製氷皿に入れて保存をすれば、キューブひとつずつの量の調整が可能になるのである。

2. 牛乳を冷凍するときの注意点

牛乳を冷凍するときの注意点
冷凍ができるとさらに便利になる牛乳だが、冷凍するときには注意がある。

1.分離しやすいので小分けで保存

買ってきて、パックのまま保存ができたら楽なのだが、牛乳は分離しやすい食材であるため、製氷皿などで小分けにして保存するのがよい。凍ったら製氷皿から出してばらばらにし、ファスナー付き保存袋に入れて保存しよう。

2.ホワイトソースとしての保存もOK

牛乳を使う目的が、ホワイトソースを作るためであれば、ホワイトソースを冷凍するという方法も手だ。ホワイトソースは作るのが大変なので、冷凍しておくと意外に便利で、料理の手間が省ける。

3.なるべく新鮮な牛乳を凍らせる

牛乳を冷凍するときに気を付けなければいけないのは、鮮度。見た目にはわからないが、日が経つにつれ、牛乳内には、雑菌が増えてしまう。(※1)その状態のものを冷凍するのは衛生的によくないので、牛乳を冷凍するのは、買って間もないものに限定することを推奨する。

3. 冷凍した牛乳を解凍する方法

冷凍した牛乳を解凍する方法
この章では、冷凍させた牛乳を解凍する方法を説明する。

1.飲むときは冷蔵庫で自然解凍する

牛乳を飲用として利用したい場合は、冷蔵庫に移して自然解凍をするのが一番だ。牛乳は冷凍すると、タンパク質が分離して底に沈殿し、脂肪分は浮上しやすくなる。冷蔵で保存している牛乳と比べて、風味が変わったり、ざらざらとしたりするのが難点なので、ホットミルクやカフェオレにするのもよいだろう。
ホットミルクの場合は、レンジで適温まで温めよう。またカフェオレにするときは、濃いめのコーヒーに製氷皿で固まらせた牛乳を入れて作るとよい。

2.料理に使う場合はそのまま加熱してOK

料理に冷凍した牛乳を使いたい場合は、冷凍の状態のままでほかの食材と一緒に加熱すればよいので、楽である。

3.冷凍のまま削るとミルクかき氷ができる

ちなみに凍った牛乳をそのまま使うという手もある。それは、氷をそのまま削ってかき氷にしてしまう方法である。簡単にミルク味のかき氷ができるので、台湾風かき氷などを作るときに重宝する。またスムージーを作るときは、ミキサーに凍った氷をそのまま入れればよいので、使い勝手がよい。

結論

牛乳は冷凍ができるという事実から、冷凍するメリット、注意点、解凍方法をお伝えしたがいかがだっただろうか。今回は、生活にかかせないからこそ、知ってほしい牛乳の保存方法のいろはを説明した。ぜひ普段の生活に役立ててほしい。
参考文献

監修管理栄養士:藤井千晃

経歴:リクルート営業経験後、300本を超える栄養関連の記事の執筆・監修経験を持つ。温活・ダイエット・メンタルケア分野を得意とする。
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  • 更新日:

    2023年2月 3日

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