1. 切り干し大根を開封後の保存方法
乾物類である切り干し大根は、常温で保存している人が多いが、温度が上がると変色したり、カビが生えたりすることがある。そんな切り干し大根の開封後の正しい保存方法をみてみよう。
長持ちさせるポイント
切り干し大根は、保存がきくので買い置きしているという人も多いだろう。そんな切り干し大根は開封後、冷蔵庫で保存するのがおすすめだ。冷蔵庫に入れておくことで、温度が一定に保たれるので長期保存が可能になる。開封後の切り干し大根は、包装ごと保存袋に入れて、二重にして冷蔵庫に入れて保存したい。袋を二重にすることで、しっかり密閉することができるからだ。
2. 切り干し大根の開封前の賞味期限
開封前の切り干し大根は、直射日光を避け、涼しい場所なら常温保存が可能だ。そんな切り干し大根の賞味期限を紹介する。
保存期間の目安
切り干し大根の賞味期限は未開封で6ヶ月~1年ほどだ。未開封の場合は常温保存が可能だが、温度の管理や湿気などが気になる場合は、冷蔵庫に入れておくのもいいだろう。
3. 切り干し大根を水で戻したときの保存方法
乾燥している切り干し大根は、水で戻すと思ったよりも量が多く、使いきれずに困ってしまうことがある。そんな水で戻した切り干し大根は冷凍保存することができる。
冷凍保存が可能
水で戻したあとの切り干し大根を冷凍保存する場合は、しっかり水気を切り、ラップに包んで冷凍庫に入れよう。量が多い場合は、使う分ずつ小分けに冷凍するのがおすすめだ。冷凍保存した切り干し大根は2週間~1ヶ月ほど保存できる。また、切り干し大根の煮物も冷凍庫で1ヶ月ほど保存可能だ。
結論
切り干し大根は、開封後でも常温で保存が可能だと思っている人が多いが、変色やカビを防ぐために袋を二重にして冷蔵庫で保存するのがおすすめだ。また、水で戻した切り干し大根も冷凍保存することができるので、開封後は切り干し大根の煮物などを作り置きにして冷凍保存しておくのもいいだろう。
監修管理栄養士:小林里穂
経歴:管理栄養士養成施設を卒業後、栄養士資格・管理栄養士資格・栄養教諭資格を取得。学校給食センターでの勤務時に小・中学生に食育を実施した経験を活かし、栄養分野の記事執筆・監修を中心に活動中。