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大根

大根の上下で甘い方はどっち?理由やおすすめの使い方も紹介

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

鉛筆アイコン 2023年3月10日

大根は上下で甘さに違いがある。そんな大根は部位によって使い方を変えるのがおすすめだ。この記事では、大根の甘い部位やより甘い大根の選び方を紹介する。また、部位に合わせたおすすめの使い方もチェックしてみよう。

  

1. 大根の上下で甘い方はどっち?

大根の上下で甘い方はどっち?
大根は上下で甘さが異なる。大根の甘い方はどっちなのか紹介しよう。

甘いのは大根の上の部分

大根は、上、真ん中、下で味に違いがある。大根は上部ほど甘く、下部になるにつれて辛味が増していくのだ。大根の上部が緑色になっているものがあるが、それは青首大根という品種なので、問題はない。また、スーパーで半分に切った大根が販売されているが、上と下では甘さが違うので、使い方に合わせて選ぶのがおすすめだ。

大根の上の部分が甘いのはなぜ?

諸説あるが、大根の上の部分が甘いのは、上部の葉で作られたでんぷんなどの栄養素が溜まりやすいからだといわれている。なお、先端部分は抗菌作用のある辛味成分が多くなることで害虫を寄せ付けない効果があるとされている。大根は部位によって甘さや辛さが異なるので、使い方に合わせて使い分けてみるのがいいだろう。

2. 生食がおすすめ!大根の甘い方の使い方

生食がおすすめ!大根の甘い方の使い方
大根の甘い上の部分は、生食にして食べるのがおすすめだ。生食にすることで、大根のみずみずしさや甘さを存分に感じられる。そんな大根の甘い方のおすすめの使い方を紹介する。

大根サラダ

甘い上の部分の大根は食べやすいように千切りや薄切りにカットして、大根サラダにするのがおすすめだ。大根の甘い部分は辛味も気になりにくく、ドレッシングともなじみやすく食べやすいだろう。大根サラダは、シャキシャキとした食感とみずみずしさで箸休めやおつまいとしても重宝する。

大根スティック

甘い大根は、スティック状にカットして、マヨネーズやディップソースをつけて食べても美味しい。大根のシャキッとした食感でおつまみとしても最高だ。大根のほかに人参やきゅうりなどの野菜と合わせてもいいだろう。

3. 鍋やおでんには大根の甘い方よりも中間部分を使おう

鍋やおでんには大根の甘い方よりも中間部分を使おう
大根の中間部分は、甘みと辛味のバランスがよく万能な部位だともいわれている。そんな中間部位は、鍋やおでんなどの煮込み料理におすすめだ。柔らかく水分量と味のバランスがよく、形も揃えやすいので、輪切りにするおでんにピッタリだろう。鍋やおでんに大根を入れたい場合は、中間部分を使うようにしよう。

4. 甘い方がより甘い!大根を選ぶコツ

甘い方がより甘い!大根を選ぶコツ
大根は種類によっても甘みが違う。辛味大根はとくに辛味が引き立つ味わいで、桜島大根は辛味が少ない大根になる。さらに大根は見た目や重さでも甘さを見極めることが可能だ。葉っぱの付いた大根の場合は、葉がみずみずしいと水分が多く甘い。見た目も白くツヤ感のある大根は甘い証拠だ。また、持った時にずっしり重たい大根はたっぷり中身が詰まっているので甘いと考えられるだろう。甘い大根を選びたい時は、見た目や重量などをチェックしてから購入するのがおすすめだ。

結論

大根は上の部分が甘く、下になるにつれて辛味が増してくる。部位によって甘さや辛味が異なるので、部位に合わせた使い方をするのが大根の美味しい食べ方だ。大根の上の甘い部分は、生食としても食べやすいのでサラダや野菜スティックにして、大根のみずみずしさや甘さを存分に楽しむのがいいだろう。ぜひ料理に適した部位を選び、大根を美味しく味わってみてもらいたい。

監修管理栄養士:黒沼祐美

経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士、健康運動指導士資格を取得。企業給食管理、食品メーカーでの商品開発、医療機関での栄養指導、健保組合での特定保健指導などを経験。その後、食文化や料理技術を学ぶためイタリアにて1年間料理留学を経験し、2012年より在住。これまでの経験を活かし、現在はオンラインでの特定保健指導や食・栄養関係の記事監修などを行う。
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  • 更新日:

    2023年3月10日

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