- 苺をパックから取り出す
- 清潔な保存容器を用意し、底にキッチンペーパーを敷く
- キッチンペーパーの上に苺のヘタが下にくるように並べる
- ふたやラップをして冷蔵庫に入れる
- アルミホイルを敷き、ヘタが下になるように苺を並べる
- 苺同士が触れないようにアルミホイルで仕切りを作る
- アルミホイルで苺全体を包んで、冷蔵庫に入れる
- 苺を洗って水気を拭き取っておく
- 苺のヘタを取り、重さを量る
- 苺の重量に対して5~10%の砂糖を用意する
- 苺に砂糖をまぶす
- 保存袋に入れて冷凍庫に入れる
1. 苺の保存期間を延ばす方法とは?4つのポイント
苺の保存期間を延ばすには4つのポイントがある。正しい苺の保存法をマスターしよう。
1:苺の保存温度は0から5度
苺に適した保存温度は0から5度だといわれている。常温の場合は1日、冷蔵の場合で5日ほど保存が可能だ。
2:傷んだ苺は取り除く
苺の保存期間を延ばすためには、傷んだ苺を事前に取り除いておくようにしたい。傷んだ苺とは、黒ずんでいたり、柔らかくなったりしているものだ。これらをほかの苺と一緒に保存してしまうと周りの苺まで傷んでしまう。
3:苺は重ねず並べて保存
購入してきた苺はパックに重なって入っていることが多い。これらの苺は果肉が潰れやすく傷みが早くなってしまうので、大きめの容器に移し、苺同士が重ならないように並べて保存するのがおすすめだ。このとき、苺のヘタを下向きに並べておくのもポイントだ。
4:苺は洗わずに保存
苺は水分に弱いので、洗わずに保存するようにしたい。水分が残った状態で保存してしまうとカビが発生しやすくなる。そのため、苺は食べる直前に洗うようにしよう。
2. 苺の簡単で長持ちする保存方法:冷蔵庫
冷蔵庫で苺を長持ちさせるには、ちょっとしたコツを押さえておく必要がある。苺が長持ちする簡単な保存方法を紹介しよう。
保存容器に並べて保存する方法
苺を容器に並べるときは、苺が重ならないように大きめの容器を用意しよう。また、傷んでいる苺は並べる際に取り除いておくようにしたい。
さらに長持ち!アルミホイルで保存する方法
苺をアルミホイルで包んで保存すると、冷蔵庫内での光合成を防ぐことができるので、カビや細菌の増殖を抑えることができより苺が長持ちする。
3. 苺の簡単で長持ちする保存方法:冷凍庫
苺を長持ちさせたいのなら、冷凍保存するのもおすすめだ。冷凍保存することで、1ヶ月ほど保存が可能になる。
苺は砂糖をまぶして冷凍しよう
苺を冷凍するときは、砂糖をまぶしてから冷凍するのがいいという。それは一体なぜなのだろうか?苺は冷凍すると甘みが弱くなってしまう。そのため、美味しく冷凍保存するには砂糖をまぶしてから冷凍するのがおすすめなのだ。また、砂糖をまぶすことで苺同士がくっついたり、冷凍やけをしたりするのを防ぐ効果も期待できる。
苺の冷凍方法
苺に砂糖をまぶすときは、皿に砂糖を入れ苺を転がすようにすると全体に砂糖がつく。冷凍した苺は解凍するとべチャッとしてしまうので、半解凍で食べるか冷凍のままスムージーやジャム作りに活用するのがおすすめだ。
4. 大量の苺は保存食にするのもおすすめ
一度に食べきれない大量の苺は保存食にするのもおすすめだ。ジャムやコンポートにすれば、パンにつけたりお菓子作りに活用したりすることができる。ほかにも苺を酢に漬ける苺酢やお酒に漬ける苺酒を作っておくと、いつもとは違ったドリンクとして苺を楽しむことができるだろう。
結論
苺は傷みやすいためすぐに食べきらないといけないと思っている人も、正しい保存方法を知れば、苺の美味しさをそのままに長く保存することができるだろう。苺は冷凍したり保存食にしたりすることもできるので、大量の苺に困ったら冷蔵だけではない保存方法を試してみてもらいたい。
監修管理栄養士:児玉智絢
経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士免許を取得。食品メーカーの商品開発などを経験後、フリーランスとして栄養・健康分野の記事監修を中心に活動中。