- 1. 実は簡単!パイシートで簡単ほうれん草キッシュの作り方
- 2. フライパンでもOK!簡単キッシュの作り方
- 3. レンジで簡単!生地なしキッシュの作り方
- 4. トースターで簡単キッシュ!パイシートなしの作り方
- パイシート
- ほうれん草
- 玉ねぎ
- ベーコン
- オリーブオイル
- 卵
- 生クリーム
- 塩
- こしょう
- パイシートは解凍しておき、オーブンを180~200℃に予熱する。
- ほうれん草は4cmの長さに、玉ねぎは薄切りにする。ベーコンは3cm幅の短冊切りにする。
- オリーブオイルをフライパンに引き、ほうれん草と玉ねぎ、ベーコンを炒める。玉ねぎがしんなりするくらいまでが目安だ。炒め終わったら粗熱をしっかり取っておこう。
- ボウルに卵を割り入れ、そこに生クリームと塩、こしょうを加えて混ぜる。さらに炒めた食材を入れてしっかりと混ぜ合わせ、フィリングを作る。
- パイシートをまな板に置く。2枚のパイシートをつなげて1つにしたい場合は、2枚のパイシートの端を5mm~1cmほど重ねる。麺棒でタルト型よりも1回り大きくなるよう延ばす。
- タルト型にパイシートを敷き、余分な縁は切り落とす。縁に残ったパイシートは内側に折り込み形を整える。また、底面にフォークで穴を数か所開けておく。
- フィリングをパイシートに流し込み、オーブンで20~25分焼けば完成だ。
1. 実は簡単!パイシートで簡単ほうれん草キッシュの作り方
キッシュ作りの難関の1つがパイ生地作りだが、パイシートを使えばその問題が解決され簡単にキッシュ作りに挑戦できる。ここでは、定番のほうれん草キッシュを例にキッシュの簡単な作り方を紹介する。
キッシュの材料
上記の基本材料のほかにエリンギやしめじといった具材を入れても美味しい。また、卵液に生クリームを使うが、生クリームの代わりに牛乳を使ってもよい。生クリームよりもコクはなくなるが、軽やかな味わいに仕上がる。
キッシュの作り方
炒めた食材をすぐに卵液に混ぜると熱で卵が固まってしまうため、粗熱を取ってから合わせるようにしよう。また、切り落としたパイシートはタルト型の縁に重ねてもよい。側面に厚みが出ることで、サクサク感を楽しめる。
2. フライパンでもOK!簡単キッシュの作り方
キッシュを作るにはオーブンがないといけないと思いがちだが、実はフライパンでも作ることができる。フライパンで作る場合はタルト型も必要ないため、パイ生地の成型が苦手な人にもおすすめだ。ここでは、生地ありと生地なしの2パターンの作り方を紹介する。どちらも簡単なので、両方作ってみてもよい。
生地ありのフライパンキッシュ
生地は手作りでもよいが、パイシートを使って簡単に作るのがおすすめだ。基本的な材料や作り方は、先述したほうれん草キッシュと同じだ。フライパンにパイ生地を敷いたら、その上にフィリングをのせる。フタをして、弱火で20~30分加熱すれば完成だ。
パイ生地をよりサクサクとした食感にしたいなら、最初にパイ生地の片面を焼いておくとよい。ひっくり返してフィリングをのせ、さらに弱火でじっくり焼き上げればパイ生地の両面を焼いたことになり、サクサクとした食感を楽しめる。
また、フライパンの代わりに卵焼き器を使うのもおすすめだ。四角い形に成型されるため、キッシュでは珍しい形を楽しめる。卵焼き器はフタがないが、アルミホイルで覆えばフタ代わりになる。
生地なしのフライパンキッシュ
生地を使わずフィリングのみでもキッシュは作れる。生地がない分、より簡単に作れるので時間がないときにもおすすめだ。バターを引いたフライパンにフィリングをそのまま流し込み、弱火で焼けば生地なしキッシュの完成だ。フィリングがうまく固まれば両面焼いてもよいが、柔らかい場合はフタをして蒸し焼きにしたほうがよい。ちなみに、生地がない代わりに小さく切ったじゃがいもを加えると食べごたえが増し、生地なしでも十分な満足感を味わえる。
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3. レンジで簡単!生地なしキッシュの作り方
レンジでキッシュを作る際のポイントは耐熱容器を使うことだ。白や透明な耐熱容器を使うとオシャレなキッシュに仕上がる。また、レンジを使う最大のメリットは一度に加熱ができることだ。野菜と卵液をすべて耐熱容器に流し込んで、そのまま加熱するだけなので、より簡単に作れる。
入れる材料はお好みだが、ほうれん草やベーコンのほかに赤パプリカや黄パプリカを入れると彩りが華やかで、容器と相まってオシャレ感が増す。また、チーズが好きなら、ピザ用チーズをトッピングして焼くのもおすすめだ。気になる加熱時間だが、600Wで10分を目安にしよう。卵が固まっていなかったら、30秒ずつ追加して様子を見るとよい。
4. トースターで簡単キッシュ!パイシートなしの作り方
キッシュを作るからにはやはりパイ生地が欲しいところだが、肝心のパイシートがないということもあるだろう。そんなときは、パイシート以外の食材を使ってみよう。ここで紹介する食材のなかには意外なものもあるが、いずれも簡単に手に入り、いつものキッシュとは違う食感を楽しめる。マンネリ化したときのアレンジとしてもおすすめだ。
食パン生地のキッシュ
パイシートの代わりに食パンを使うと食べごたえが増すため、ちょっと小腹が空いたときにも重宝する。ポイントは8枚切りの食パンを使うことだ。4枚切りや6枚切りの食パンだと厚みがあり、カリッとした食感を楽しめない。また、食パンの耳は切り落としておくのがおすすめだが、焼いた耳の食感が好きな人はそのままでもよい。
作るときのポイントは8枚切りの食パンをさらに薄くすることだ。コップの底などを使ってなるべく薄くすることで、焼いたときにサクッとした食感になる。トースター対応の食器に食パンを敷き詰めたら、あとはフィリングを注いでトースターで焼く。15分を目安に加熱するが、途中で食パンが焦げそうだったらアルミホイルで覆って様子を見よう。
餃子の皮のキッシュ
餃子の皮が余ってしまったときはぜひ、キッシュを作ってみよう。餃子の皮とキッシュと聞くと異様な組み合わせに聞こえるが、餃子のモチッとした食感が意外と病みつきになる。また、餃子の皮で作ると手ごろなサイズになるのでお弁当のおかずにすることもできる。
餃子の皮にそのままフィリングを注ぐと、餃子の皮の形が崩れてしまうことがある。そのため、餃子の皮はアルミカップに入れて形を整え、そこに卵液を注ぐようにしよう。餃子の皮の大きさや入れる卵液の量にもよるが、トースターで10分を目安に加熱しよう。
ベーコンカップのキッシュ
ベーコンをカップに使ってみるのも面白い。ただし、ベーコン単体では形が崩れてしまうので、焼く際はマフィンカップといった容器が必要になる。ベーコンカップの作り方は簡単で、マフィン型の側面に沿うようにベーコンを敷き、フィリングを入れるだけだ。ただし、ベーコンカップはあまり強度がないので、フィリングに使う具材は少なめのほうがよい。マフィンカップの大きさにもよるが、加熱時間はトースターで15分を目安にしよう。
結論
オシャレなキッシュはフライパンやレンジ、トースターでも簡単に作れる。フライパンの場合はパイ生地あり、なしどちらのタイプも作れるが、レンジの場合はパイ生地なしで作るのがおすすめだ。また、パイ生地の代わりに食パンや餃子の皮を使ったキッシュも、見た目や食感に変化があり、変わり種として楽しめる。
監修管理栄養士:渡邉里英
経歴:大学で栄養学を学び、大学院卒業後、医学関連出版社に就職。管理栄養士としての知識と医学雑誌の編集経験をもとに、オリひと食料理記事の監修に至る。