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束ねたパセリ

パセリの冷凍で時短調理!保存の仕方と便利な使い方を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年4月 6日

パセリは冷凍保存しておくと、さまざまな料理の彩りや風味付けに使えて便利だ。上手に冷凍することで、日持ちもしやすくなり使い勝手もよくなる。そこで本記事では、パセリの基本の冷凍保存方法や保存期間、使い方について紹介する。パセリを長期保存して食事作りに役立てよう。

  

1. パセリの冷凍方法

生のパセリ
パセリは時間の経過とともに香りが弱まっていく。そのため、冷凍保存する際は新鮮なものを選ぶことが大切だ。葉先の緑色が濃く細かく縮れているもの、茎も鮮やかな緑色でハリがあり、切り口に黒ずみが見られないものを選ぼう。パセリは凍るとボリュームが小さくなるため、頻繁に使う場合は多めに用意するのがおすすめだ。正しい冷凍の仕方を見ていこう。

流水で洗う

まず、パセリの葉に溜まっているほこりや汚れを取り除く。ボウルに水を張り、パセリの葉を水中で振るようにして洗うとよい。洗い終わったらキッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ろう。

葉と茎で分ける

パセリは葉と茎で適した用途が異なるため、冷凍前に分けておくと便利だ。葉と茎の境の部分を指でつまみながら、ちぎるようにすると分けやすい。茎の部分は、5cmほどの長さに切っておくと使いやすくなる。

袋に入れて保存する

  • 葉:小房のまま冷凍用保存袋に入れる
  • 茎:ラップで包んで冷凍用保存袋に入れる
袋の空気を抜き、密封して冷凍保存する。空気を抜くことで真空に近い状態となり、小房の状態を保つことができる。逆にパセリをみじん切りにして使いたい場合は、空気を少し入れた状態で冷凍しよう。凍結後に袋の上から手でもむと、包丁を使わなくてもバラバラに砕くことができる。

2. 冷凍パセリの保存期間

ざるに入れたパセリ
パセリは冷蔵保存の場合、水入りのグラスに刺してポリ袋を被せてから密封すれば約2週間持つが、期間を延ばしたいなら早めに冷凍保存に切り替えよう。

期間の目安

正しく冷凍保存したパセリの保存期間は、1か月程度が目安である。少しずつ香りは弱くなっていくため早めに使いきったほうがよいが、冷蔵保存と比較するとかなり長持ちさせることができる。

3. 冷凍パセリの使い方

冷凍パセリ
冷凍保存したパセリは、使い方にコツがある。ポイントは、解凍せずにそのまま使うことだ。生のままでも加熱調理にも使えるが、小房のまま使いたい場合は加熱調理に向く。

凍ったまま使える

冷凍パセリを冷凍庫から出したら、速やかに使おう。凍ったままほかの食材に加えて、調理するとよい。スープや炒めものなどに加えると、彩りや風味がよくなる。砕いてみじん切りにしたパセリの場合は、料理のトッピングに使って生食するのもおすすめだ。

【手で触らない】

パセリを手で触ると体温で溶けてべちゃべちゃになってしまう。直接袋から振り入れる方法がおすすめだ。みじん切りのパセリはスプーンですくって使うとよい。必要な量だけ取り出したら、残りのパセリは速やかに密封して冷凍庫に戻そう。

茎は臭み消しに

ラップで包んで冷凍保存しておいたパセリの茎は、煮込み料理に使うのがおすすめだ。ポトフやカレー、シチューなどに加えると肉や魚の臭みを和らげるのに役立つ。一緒に煮込み、料理の完成前に取り出そう。
冷凍パセリの茎を10本程度出汁パックに入れ、煮込み料理に加えるとあとで取り出しやすい。

結論

パセリを冷凍保存しておけば、約1か月にまで延ばすことができる。葉と茎を分けて保存し、葉は料理の彩りや風味付けに、茎は肉や魚の臭み消しに使おう。冷凍パセリは凍ったまま使うのがポイントだ。調理の直前に冷凍庫から出し、袋から直接料理に振り入れるかスプーンですくいながら使うとよい。鮮度をキープしながら保存した冷凍パセリを活用して、さまざまな料理を楽しもう。

監修管理栄養士:渡邉里英

経歴:大学で栄養学を学び、大学院卒業後、医学関連出版社に就職。管理栄養士としての知識と医学雑誌の編集経験をもとに、オリひと食料理記事の監修に至る。
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  • 更新日:

    2023年4月 6日

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