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たけのこ

たけのこの長期保存方法|冷凍や塩漬け・瓶詰めで美味しく長持ち!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年4月18日

たけのこは収穫するとアクがどんどん強くなるので、長期保存が難しい。そんなたけのこを保存したいのなら、冷凍や加工品にして保存するのがおすすめだ。この記事では、たけのこのいろいろな長期保存の方法を紹介していく。自分に合ったたけのこの長期保存方法を探してみよう。

  

1. たけのこの長期保存方法:冷凍

たけのこ
たけのこを長期保存するのなら、冷凍方法を覚えておきたい。たけのこを冷凍する際のポイントをチェックしてみよう。

たけのこを冷凍するときのポイント

たけのこはそのまま冷凍してしまうと筋っぽさが気になったり、スカスカになってしまったりする。これらを防ぐためには、繊維を断ち切るように薄く切ってから冷凍することが大切だ。さらに水分を閉じ込めた状態で冷凍するようにする。この2つを押さえておけば、たけのこを美味しく冷凍することができるだろう。

冷凍方法1:砂糖をまぶして冷凍する

  • たけのこを小さく切る
  • 砂糖をまぶしてラップに包んでから保存袋に入れて冷凍する
たけのこに砂糖をまぶす時は、表面をまんべんなくうっすら覆うようにしよう。砂糖をまぶすことで、解凍した時に水分が流出するのを防ぐことができる。また、薄く切るほど冷凍しても食感の変化を感じにくくなる。使う時は、冷凍のまま煮物や汁物に入れるといいだろう。

冷凍方法2:出汁に浸して冷凍する

  • たけのこを小さく切る
  • 保存袋に出汁汁と一緒にたけのこを入れて冷凍する
出汁汁はたけのこが浸るくらいの量入れておくようにしよう。使う時は、出汁汁ごと鍋に移して火をかけて煮物やスープにするといいだろう。

2. たけのこの長期保存方法:塩漬け

たけのこ
  • たけのこの皮を剥き、茹でる
  • 保存容器の中に袋を入れそこに塩をふる
  • たけのこを並べて再度塩をふりかける
  • 差し水を入れて押しぶたと重石をのせてつける
  • 2ヶ月ほどそのまま下漬けしておく
  • 下漬けが終わったら、液を捨てる
  • おからと塩を混ぜておく
  • たけのこをおからと塩を混ぜたもので漬けておく
塩漬けにしたたけのこは塩抜きにしてそのまま食べることができる。また、さまざまな料理に使うことも可能だ。

3. たけのこの長期保存方法:水煮の瓶詰

たけのこ
  • たけのこを入れておく瓶を煮沸消毒しておく
  • アク抜きしたたけのこを用意する
  • たけのこを瓶に入る大きさに切る
  • 水を沸騰させて湯冷ましを作っておく
  • 瓶にたけのこを入れる
  • さらに瓶に湯冷ましと酢を加える
  • 瓶のふたをしっかり締めてから少しだけ緩めておく
  • 瓶を揺すって空気を上に集める
  • 鍋にすのこを引いて瓶がかくれるくらいの水を入れて沸騰させる
  • たけのこの入った瓶を鍋に入れて5分ほど火にかける
  • 瓶を鍋から取り出してふたを緩めてから再度きつく締め直す
酢を加えるのは、たけのこの防腐剤の代わりだ。瓶に入れてからいちど鍋にかけることで、内圧を上げて空気を抜き、中身を密閉する意味がある。水煮にしたたけのこは、下味がついていないので、どんな料理にもアレンジしやすい。

4. たけのこの長期保存方法:酢漬け

たけのこ
  • アク抜きしたたけのこを洗って保存容器に入れる
  • たけのこが浸るまでらっきょう酢を入れる
  • 落としぶたをして冷暗所で保存する
たけのこの酢漬けは3日ほど寝かすと食べ頃を迎える。酢漬けにしたたけのこは、酢の物やサラダ、炊き込みごはんなどに活用することができる。

5. たけのこの長期保存方法:真空パック

真空パック
  • アク抜きしたたけのこを食べやすい大きさに切る
  • キッチンペーパーでたけのこの水分をしっかり拭き取る
  • たけのこを真空パック専用袋に入れる
  • たけのこを真空パック器にかけて完成
自宅に真空パック器を持っている人におすすめの保存方法だ。真空パックしたたけのこは料理に使う時に解凍するだけで使うことができる。真空パック保存は、水分が残っているとたけのこの風味が落ちてしまうので注意したい。

6. たけのこの長期保存方法:乾燥

たけのこ
  • アク抜きしたたけのこの皮を剥き食べやすい大きさにスライスする
  • ザルの上にたけのこを並べる
  • 3日ほどたけのこを天日干しにする
  • たけのこが乾燥したら、瓶や保存袋に入れて冷暗所で保存する
乾燥させたたけのこを使う時は、鍋にたけのこと水を入れて一度沸騰させてから冷ますのを3回ほど繰り返し、数時間ほど置いておく。そうすることで、乾燥たけのこが柔らかくなる。たけのこは乾燥させることで、旨みが凝縮されて美味しくなると評判だ。

結論

たけのこはすぐに調理しないとアクが強くなり、苦みやえぐみを感じるようになってしまう。そのため、すぐにアク抜きを行う必要があるが、保存方法が難しい。しかし冷凍や加工品にしてから保存しておけば、美味しいたけのこを長期間楽しむことができる。それぞれの保存方法にはポイントがあるので、コツを押さえて上手にたけのこを保存してもらいたい。

監修管理栄養士:佐々木倫美

経歴:管理栄養士取得後、介護施設、病院にて給食業務、栄養管理業務に携わる。現在病院にて主に透析患者への栄養指導に携わる傍ら、栄養・健康分野の記事監修を手掛ける。
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  • 更新日:

    2023年4月18日

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