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これぞ男気!脱サラしてトマト農家になった男の挑戦とは?

これぞ男気!脱サラしてトマト農家になった男の挑戦とは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年7月24日

今回は埼玉県桶川市でトマト栽培を行っている、手島農園の手島孝明さんにインタビューしてきました!就農の経緯や、トマト栽培にかける想いをお話しいただきました。トマトを甘く美味しく育てるための、あるこだわりについてもお聞きしたので、ぜひご覧くださいね。

  

1. 就農の経緯


手島さんは江戸時代から続く農家の18代目として、埼玉県で育ちました。大学卒業してすぐは就農せず、当時の明治乳業(現在の株式会社明治)に入社し、13年間営業やマーケティングなどを経験。しかし会社員生活の中で、自分が大きな組織の歯車になっていると感じ退職を決意。2011年の4月から家業を継いで、農家としての経歴をスタートされました。

現在の日本の農業には元気がないと感じており、今後はそんな日本の農業を元気にするためにも、農家として、サラリーマン時代にはあった企業名などの後ろ盾がない状態で勝負していきたいと考えているそうです。

2. 勝負

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手島さんの「勝負」とは、具体的にどんなことなのでしょうか。実は就農当時、きゅうりをメインに栽培されていたそうです。しかしその後栽培する作物をトマトに変更したのだとか。
その理由は大きく2つあるそう。1つ目は、トマトはブランド化や差別化をしやすいことから、世界でオンリーワンの商品を作れると考えたから。2つ目は、国内ではトマトが1番人気だと思ったからだそう。 就農すると決めたときから、人数の多いところで勝負すると決めていた手島さんは、生産者も1番多い人気のトマト栽培市場に乗り出したそうです。「もともとレッドオーシャン(すでに競争の激しい市場)で戦うのが好きなんですよね」とお話されているのが印象的でした。

3. 手島さんのこだわり

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トマト栽培にあたって、原産国の気候に近づけることを意識されているそうです。トマトの原産国であるペルーの気候は、昼夜の温度差はあるものの、それほど高温にはならないのだそう。また乾燥地帯でほとんど雨も降らないため、手島さんは栽培する際、昼は25度、夜は15度に近づけるよう努め、水も極力与えないようにしているのだとか。土壌の水分を調節することで濃厚な味わいのトマトになるため、水やりをしない無潅水(むかんすい)栽培を目指しているのだそうです。

結論

手島農園さんでは、生産量も消費量も多いトマト生産において、本当に美味しいトマトを求めて強いこだわりを持った生産手法に挑戦され、濃厚な味わいのトマトの栽培を実現なさっています。そんな手島さんに、今回は特別に市販されている美味しいトマトの見分け方も教えていただきました!別記事にてご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね。

今回ご協力いただいた農家さん

手島農園 手島孝明さん
紹介画像
埼玉県桶川市で江戸時代から続く農家の18代目として1974年に生まれる。
1998年に株式会社明治に入社し、営業・マーケティングの業務を経験した後、2011年4月より家業を継ぎ、自社ブランドの「男気トマト」を立ち上げる。

<各種リンク>
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  • 公開日:

    2023年7月21日

  • 更新日:

    2023年7月24日

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