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ピクセルと解像度の関係とは?A4サイズを例にその関係を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年8月27日

インターネットが広く普及している現在、パソコンやデジカメの性能を表すものの一つとして、「○○画素」「ピクセル」「解像度」という言葉をよく耳にするが、それらが何を表しているのかご存じだろうか。今回は、知っているようでよく知らないピクセルと解像度の関係についてA4サイズを例に解説する。

1. A4サイズをインチに変換すると何インチ?

そもそも、1インチとは何センチかご存じだろうか。画像の解像度とピクセルの関係を理解するためには、まずメートル法を用いているA4サイズの各辺の長さをインチに変換する必要がある。なぜならば、解像度はインチを単位の基準としているからである。そこで、まずはA4サイズの辺の長さをインチに変換してみることとする。

A4サイズは8.27インチ×11.69インチ

A4というサイズは、JIS日本工業規格によって21.0 センチ x 29.7センチと規格が定められている。一方、ヤード・ポンド法の長さの単位である1インチは2.54センチに相当する。そこで、A4サイズの短辺と長辺の長さをそれぞれインチに変換すると、8.27インチ×11.69インチとなる。

2. A4サイズをピクセルにすると何ピクセル?

では、ピクセルとは何なのだろうか。まず「A4サイズをピクセルにすると何ピクセル?」という質問を見かけることがあるが、その質問の仕方自体が正しいとは言えない。それを理解するために、まずピクセルがそもそも何を表しているのか解説する。

ピクセルとは「画素」のことである

デジカメの画質を表現する際に「○○画素」という表現を耳にすることが多いが、イメージとしては画素数が多ければ多いほど画像が美しい、写真が鮮明できれいだということではないだろうか。ピクセル(画素)は「用紙に出力した際の物理的なサイズ」と勘違いされがちだが、これは実際のサイズではなく、「色情報を持つ最小単位」を表している。

これだと少々分かりにくいので、具体例を出そう。ちなみに「dpi」については後ほど詳しくするが、ここではドット密度の単位で、数字が多い方が写真の印刷など「鮮明」になると覚えておいてほしい。

A4サイズの用紙に300dpiの解像度で画像を出力した場合

A4サイズは8.27インチ×11.69インチなので、「8.27×300dpi≒2,481ピクセル」「11.69×300dpi≒3,507ピクセル」となる。つまり、300dpi場合は約2,481×3,507ピクセルとなる。

A4サイズの用紙に600dpiの解像度で画像を出力した場合

「8.27×600dpi≒4,962ピクセル」「11.69×600dpi≒7,014ピクセル」となる。つまり、600dpiの場合は約4,962×7,014ピクセルとなる。

こう見ると、「A4サイズをピクセルにすると何ピクセル?」という問い自体、答えの出ない質問だということがよくわかるだろう。質問の仕方としては「A4サイズを〇〇dpiの解像度とした場合何ピクセル?」が正しいということになる。

写真など印刷物を見た場合、画素数が多いということは単純に一定のサイズの用紙の中により細かな色彩情報が詰まっているということになり、それが画像の美しさにつながるわけである。ただし、いくらデジカメなどの画素数が大きかったとしても、印刷機の性能が低いと、実際には印刷物の仕上がりに差が出てしまうということもある。

3. A4サイズの画質と解像度の関係

さてここで、何度か登場してきた「解像度」について詳しく解説する。

解像度とは1インチ当たりのドット数を表している

解像度の単位は「dpi」ドット・パー・インチの略である。つまり1インチ=2.54cm当たりどれだけのドットで描かれているかということになる。実際に画像を印刷する場合は、同じA4サイズの用紙であっても300dpiより600dpiの方がドット数は多いため、よりきめ細やかなイラストや画像となる。

たとえばパソコンでイラストを描いた場合、72dpiでイラストを描き、解像度を200に上げて実際の画像サイズを大きくすると、目の粗い画像となる。イラストソフトで解像度自体を上げることはできるがその方法だと実際にはぼやけたイラストが印刷されてしまうということになる。

結論

A4用紙のサイズを例にして、ピクセルと解像度の関係や、写真・イラストの仕上がり状態までを簡単に解説したがいかがだっただろうか。日々進化するデジタル環境の中で、これらの用語や意味を知っていることは今後の生活にも大いに役立つことになるだろう。
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