1. 植え付けの時期と用意するもの
唐辛子はピーマンの仲間。というより、ピーマンが辛味のない唐辛子といった方が正しいのかもしれない。同じ仲間だから、栽培の仕方も基本的には同じ。苗を植え付ける時期は、十分に気温が上がった4月中旬~5月下旬までが好ましい。種から育てることも可能で、その場合の種まきは4月上旬頃からだが、一般家庭では種を1袋買っても余らせてしまうので、苗を購入して植え付ける方がよいだろう。
用意するものは、以下の通りだ。
用意するものは、以下の通りだ。
【プランター】
深さが30cm程度、長さ60cm~70 cmのプランターか、10号~12号くらいの大きさの植木鉢を用意する。その大きさのプランターなら、苗を2株、植木鉢には、1鉢に1株の苗を植える。
【土の準備】
黒土4、腐葉土6の割合の土に、粉末の油かす4握り~5握り加える。初心者には、市販の野菜用の土を購入して使うことをおすすめしたい。プランター1箱や植木鉢1つ分なら、それほど多くはいらないので、市販の培養土を購入してもさほど高くないし、肥料を加える手間が省けるからだ。
【苗】
園芸店やホームセンターなどで苗を買い求める。ピーマンと同じ時期、4月の中旬くらいから店頭に並ぶので、その中から茎がしっかりし、葉に勢いのある苗を選ぼう。
【支柱】
植え付けた苗は茎が細く、強い風が吹くと折れてしまう心配があるので、1m程度の支柱を用意しておこう。植え付けの時は細い仮支柱でもOK。成長するにしたがって、しっかりした支柱に変えよう。また、支柱と唐辛子の茎を結ぶ麻ひもも用意する。
2. 植え付けと支柱立て
プランターまたは植木鉢に大きめの穴を掘り、ポットから取り出した苗を根に土をつけたまま植え付ける。苗と穴の間があかないように土を入れて、茎の1番下についている子葉が地表に出るくらいに植えたら、根元を軽く手のひらで押さえておこう。
プランターの場合は、株間を25cm以上離して植えるのがコツ。成長するに従い、想像以上に葉っぱが茂ってくるので、株と株の間に余裕がないと、茂った葉で太陽が当たりにくくなり、病気を引き起こしやすくなる。
たっぷり水をやったら、後は支柱立て。支柱に茎を麻ひもで縛って倒れないようにしておく。ただしこの時、支柱と茎の間に遊びを持たせることが肝心。ギュッと強く結びつけてしまうと、茎の中を養分が通りにくくなって成長が妨げられてしまうからだ。
支柱は植え付け時に細く短い仮支柱にし、花が咲き始め、横に枝が伸びてきたら、1m程のしっかりした支柱に変えるとよい。そして、背が伸びるに従って、上の方も麻ひもで支柱に誘引してゆく。
プランターの場合は、株間を25cm以上離して植えるのがコツ。成長するに従い、想像以上に葉っぱが茂ってくるので、株と株の間に余裕がないと、茂った葉で太陽が当たりにくくなり、病気を引き起こしやすくなる。
たっぷり水をやったら、後は支柱立て。支柱に茎を麻ひもで縛って倒れないようにしておく。ただしこの時、支柱と茎の間に遊びを持たせることが肝心。ギュッと強く結びつけてしまうと、茎の中を養分が通りにくくなって成長が妨げられてしまうからだ。
支柱は植え付け時に細く短い仮支柱にし、花が咲き始め、横に枝が伸びてきたら、1m程のしっかりした支柱に変えるとよい。そして、背が伸びるに従って、上の方も麻ひもで支柱に誘引してゆく。
3. 水やり、芽かき、追肥
プランターや鉢の表面が乾いたら、たっぷりと水をやる。追肥は20日に1度くらいの割合で、液体肥料を水やりのタイミングでやるとよい。
ほかにすべきことは、わき芽を摘み取ること。最初についた花の下に出るわき芽を伸ばしておくと、栄養が上に回らなくなるので、1番花の下の方に出てきたわき芽はすべて摘み取ってしまおう。
逆に1番花の上に出てくるわき芽は、そのまま伸ばしていけばよい。
ほかにすべきことは、わき芽を摘み取ること。最初についた花の下に出るわき芽を伸ばしておくと、栄養が上に回らなくなるので、1番花の下の方に出てきたわき芽はすべて摘み取ってしまおう。
逆に1番花の上に出てくるわき芽は、そのまま伸ばしていけばよい。
4. 唐辛子の収穫
花が咲いてから20日~30日くらいで、青唐辛子ができてくる。料理に使うなら、必要な分をハサミで切り取って収穫すればOK。真っ赤な唐辛子を収穫するなら、緑から赤に色が変わるまで待とう。
収穫するのは、実の全体が真っ赤に色づいた頃。身の表面がツヤツヤしているうちに収穫する。房になる種類の唐辛子は、全部の実が同じように赤くなったら、根元を持って引き抜き、一挙に収穫することができる。房なりに成っていても、赤くなる進度が違うなら、赤くなった実から順にハサミで切り取って収穫するとよい。
一挙に引き抜いたなら、そのまま風通しのよい場所に吊るして実を乾燥させる。1つずつ切り取った実は、ザルに入れて天日干しにする。唐辛子は生のままではあまり日持ちしないので、保存するなら乾燥させることを忘れずに。
収穫するのは、実の全体が真っ赤に色づいた頃。身の表面がツヤツヤしているうちに収穫する。房になる種類の唐辛子は、全部の実が同じように赤くなったら、根元を持って引き抜き、一挙に収穫することができる。房なりに成っていても、赤くなる進度が違うなら、赤くなった実から順にハサミで切り取って収穫するとよい。
一挙に引き抜いたなら、そのまま風通しのよい場所に吊るして実を乾燥させる。1つずつ切り取った実は、ザルに入れて天日干しにする。唐辛子は生のままではあまり日持ちしないので、保存するなら乾燥させることを忘れずに。
結論
真っ赤に色づいた唐辛子は、見た目にも可愛らしく観賞用としても楽しめる。ただし、子どもが赤い実に触れるのは要注意。唐辛子を触った手で目をこすったりしたら、大変だ。もちろん、お父さん自身もご用心あれ。