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食卓に彩りを飾る【ラディッシュ】の簡単な栽培

食卓に彩りを飾る【ラディッシュ】の簡単な栽培

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年6月17日

和名を「二十日大根(ハツカダイコン)」というラディッシュは、その名の通り、種をまいてから20日間ほどで収穫できる野菜。一般家庭でもプランターで手軽に作れる野菜の1つだ。子どもと一緒に収穫を楽しめるので、ぜひトライを。

  

1. ラディッシュの植え付けの時期と用意するもの

1年中手軽に作れるイメージのあるラディッシュだが、生育適温度は15℃~25℃なので、春と秋が栽培に向いている。種まきに適しているのは3月~5月中旬頃と、9月~10月中旬くらいまで。その間、少しずつずらして種まきをすれば、次々と収穫が楽しめる。用意するのは以下の通りだ。

【プランター】
長さ40cm程度の浅型のプランターを用意する。少量栽培するなら植木鉢でもOK。鉢底ネットと赤玉石など、水はけをよくするために下に敷く石も用意する。

【土の準備】
市販の野菜用の土を購入するのが便利。土を自分で作る場合は、黒土4に対して腐葉土を6の割合にし、そこに元肥として油かすを4握り~5握り加える。種まきをする2週間くらい前に土の準備をしておくとよい。

【種】
ラディッシュは種から栽培する。一口にラディッシュと言っても、全体に赤い丸のものや紅白の枕型のもの、赤い丸の先が白くなっているものなど、いろいろな種類がある。園芸店やホームセンターなどで好みの種を購入しよう。

2. ラディッシュの種まきと水やり

プランターの底にネットを入れ、赤玉石などを2cmくらいの厚さに敷き詰め、水はけをよくする。その上に培養土を入れる。
プランターの幅によるが、1列または2列~3列のまき筋をつける。2列以上の場合、まき筋の間は、10cmくらいあける。筋の深さは1cm程度でOK。

種を筋の中に1cm間隔で1列にまき、軽く土をかぶせて手のひらで押さえておく。その後、水をやれば種まきは完了だ。ラディッシュの種は小さく、勢いよくジョウロで水をかけると種が土と一緒に流れてしまうので要注意。静かにたっぷりと水をやろう。

その後の水やりは、発芽するまでは毎日、発芽後は土の表面が乾いたらたっぷりやるとよい。ちなみに発芽して双葉が出そろうのは、種まきから約1週間後だ。

3. ラディッシュの間引きと追肥

双葉が出そろったら1回目の間引きを行う。葉が混んでいるところの芽を摘み取り。1cm~2cm間隔にする。さらに、本葉が1枚出た頃、4枚くらいになった頃の計3回、間引きを行い、最終的に株と株の間が4cm~5cmくらい開くようにする。
間引いた芽は、味噌汁に浮かべたり、サラダにしたり、茹でてお浸しにしたりして美味しくいただこう。ちなみに、スーパーなどでベビーリーフとしてパックに詰めて販売されているのは、つまりこうした間引きした野菜の若葉だ。

間引きが終わったら、追肥をする。油かすをまくか、化成肥料を株と株の間に与える。または、液体肥料を水やりの時にやってもよい。その後も、成長を見ながら必要とあれば水やりの時に液肥を与えてやろう。

4. ラディッシュの収穫

ラディッシュは、根が太くなってくると、赤く色付いた部分が土の上に浮き上がってくる。種まきから20日程度たって、十分大きくなった頃、手で引き抜いて収穫しよう。「もう少し大きくなるのでは?」と期待して長く土の中に植えたままにしておくと、根が育ちすぎて割れたり、スが入ってしまったりして味が落ちるので、収穫時期を逃さないように気をつけよう。

結論

赤や紅白、丸や枕型、細長など、色も形もさまざまなラディッシュ。根の部分はサラダやぬか漬け、塩漬け、酢の物などに活用できる。葉の部分も栄養価が高いので、無駄にせず、漬け物や味噌汁の具、油炒めなどにして、余すところなく味わおう。

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  • 公開日:

    2019年9月 4日

  • 更新日:

    2021年6月17日

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