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作って食べる!初心者から始める【ズッキーニ】の栽培

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年9月28日

見た目の形状から「きゅうり」の一種だと思われがちだが、じつは「かぼちゃ」の一種である「ペポ種」の一つ。一般的なかぼちゃはツルを伸ばして成長するが、「ズッキーニ」はツルが伸びないタイプだ。となれば、狭いベランダでも栽培が可能なのか? 早速チェックしてみよう。

1. ズッキーニの植え付け時期と用意するもの

ズッキーニは、ツルなし型の若採り用かぼちゃ。花が咲いた後4~8日ほどでできる若い実を収穫する野菜だ。発芽適温は25~28度、生育適温は18~23度と考えられている。平暖地なら4月中頃、寒冷地や冷涼地なら6月初旬頃まで種まきが可能だ。

だが、一般家庭では数株しか育てないので、植え付けできる状態まで育った苗を購入してくる方が簡単だろう。苗を植え付ける時期は、平暖地なら6月初旬までだが、寒冷地や冷涼地なら6月いっぱいくらいまで大丈夫。用意するものは以下の通りだ。

【プランターまたは植木鉢】

ズッキーニは「ツルなしかぼちゃ」といわれるが、ツルを伸ばさないからといって、狭い場所で栽培できるものと思い込んではいけない。ズッキーニの葉は大きく横に張り出してくるので、直に畑に植える場合は最低1mの間隔が必要。ベランダや庭先で箱栽培するなら、プランターも植木鉢も大型のものを用意しよう。
プランターは幅85cm以上、植木鉢なら口が33cm以上ある11~12号を用意し、それぞれに1株ずつ植え付ける。

【土の準備】

市販の実もの野菜用の配合土を使うのが便利。大型のプランターや植木鉢に入るだけの分量を用意しよう。

【苗】

本葉が3~7枚あって、茎も葉も青々として勢いのある苗を選ぼう。害虫被害や病気の痕跡がないかどうかもよくチェック。

【支柱】

ツルは伸びないが、成長するに従って主茎が伸びてくる。そのままにしておくと、大きく広がった葉の重みや強風によって茎が折れてしまうので、支柱を立てて支えてやることが大切だ。50~60cmの長さがある太めのしっかりした支柱を用意しておこう。

【肥料】

ズッキーニは、次々と実を付けてくれるので、肥料を切らさないように心がけたい。追肥用に化成肥料を用意。水やりと一緒に追肥できる液体肥料でもOKだ。

2. ズッキーニの苗の植え付けと水やり

ズッキーニは、さほど土の性質を選ばないが、水はけのよい土を好む。苗を植える前に、プランターまたは植木鉢の底に鉢底石を敷き、水はけがよい状態を作るようにしよう。植え付けの手順は以下の通りだ。
  • プランターまたは植木鉢の口から3cmほど下のところまで土を入れたら、苗のポットと同じくらいの穴を掘る。
  • ポットから苗を取り出し、根鉢を崩さないように植え付ける。ズッキーニは、土の浅いところに根を張るので、株元の表面が土の表面と同じ高さになるくらい浅めに植え、表面を手の平で軽く押さえておく。
  • たっぷりと水をやって植え付けは完了。
その後の水やりは、根が完全に付くまでの2週間は水を切らさないように注意。以後は土の表面が乾いたらたっぷりと水をやろう。水やりをしているうちに、徐々に土が減ってくるので、その都度、植え付けに使った土を足してやる。

3. ズッキーニの支柱立て、剪定、人工授粉

植え付け後の管理で必要なのは、以下の3つだ。

【支柱立て】

茎が伸びてきたら、折れないように支柱を立てて、麻ひもで茎を結びつけておく。茎が上に伸びるに従って、結ぶ場所を上にずらすとよい。茎と支柱の間をゆるく8の字を描くように結ぶと、茎と支柱の間に遊びができ、茎を傷めずに安定させることができる。

【剪定】

ツルを伸ばす植物と違い、ズッキーニは特に難しい剪定やわき芽かきなどの作業が不要。ただ、下の方の葉を摘み取っておく方が、風通しがよくなり、病害虫の発生を防げるだろう。

【人工授粉】

ズッキーニは、「雄花」と「雌花」が別々に咲く植物。畑で栽培する場合は、両者の間を虫が飛び交って受粉してくれるのだが、虫が少ない都会のベランダや庭先ではなかなかそうもいかないだろう。そこで、確実に実を成らせるために、人工授粉をしておこう。
やり方は、簡単。雄花を摘み取って花びらを取り除き、雄しべの花粉を雌花の柱頭にこすりつけるだけ。雄花と「雌花の見分け方は、花の付け根に何も付いていないのが雄花、小さな実を付けているのが雌花だ。せっかく咲いた雄花の花粉が風で飛んでしまわないように、朝9時頃までに済ませたい。

4. ズッキーニの追肥と収穫

雌花が咲いてから4~8日すると、花の根元が膨らんでくる。実が付き始めたら、20日に1度ずつ化成肥料を撒き、移植ゴテで土と軽く混ぜ混んでおく。液体肥料の場合は、1週間に1度くらいの割合で行う。

実が膨らんできて、長さ20cm程度になったら収穫どきだ。ハサミかナイフでへたのところから切り取って収穫しよう。成長が早いので、タイミングを逃すとあっという間に大きくなってしまい、実が固くなるので注意。

なお、10~15cmの花付きの実は、「花ズッキーニ」として花も一緒に食べることができる。自家栽培ならではの楽しみとして、若い実を収穫し、味わいを比べてみてはいかがだろう。

結論

剪定や芽かきなど手間のかかる作業はさほどなく、水と肥料を切らさないように育てればよいというから、ベランダや庭先でも十分に育てられることがわかった。子供と一緒に、「人工授粉」という理科の実験的な作業にもトライしてみよう。
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