このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

庭先またはベランダで始める【カブ】の栽培

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 出口美輪子(でぐちみわこ)

2019年10月21日

カブは、1月7日に食べる七草がゆに入れる「春の七草」の1つ。と言われてもピンとこない人が多いかもしれない。それもそのはず、春の七草の中で、カブは「スズナ」という名前で呼ばれているからだ。カブは広い家庭菜園がなくても、プランターなどの箱で栽培できるので、トライしてみてはいかがだろう。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 種まき

野菜には、苗を買ってきて植え付ければいいものと、種からまいて育てるものとがあるが、カブは後者の1つだ。子どもの頃、学校の課題で朝顔の種をまいて成長日記をつけたことを思い出しながら、栽培にトライすれば楽しいはず。

カブの種をまく時期は、春と秋の2回。夏にまく方法もあるが、暑い盛りは病害虫にやられやすく、家庭で無農薬栽培をするのにはあまり向かない。種まきに適している時期は、寒冷地か高温多湿の場所かどうかで時期に少し違いがあるが、おおむね春は3月下旬から4月いっぱいくらいまで、秋は8月終わりから9月下旬くらいまでと考えられる。

庭がある家なら、種をまく10日くらい前に土を耕し、腐葉土と油かすを混ぜこんで、畝を作っておく。プランターで作る場合は、野菜用に肥料などが配合された土を購入するのが便利。プランターの底に網を敷き、水はけを良くするための底石か赤玉石を入れてから、土を入れる。

土に約1㎝の溝を作り、1粒ずつ2cm間隔くらいで種をまき、上から軽く土をかぶせて、手のひらで優しく押さえる。ジョウロで水をやったら種まきは完了だ。

2. 間引き

種をまいてから、5日程度で土の中から可愛い芽が顔を出し、双葉が開く。そして、本葉が1枚出たら1回目の間引きを行おう。せっかくまいた種だから、全部の芽を大きく育ててやりたい気持ちになるが、「いい子を育てるために」と心を鬼にして、間が詰まっているところの芽を刈り取ろう。

本葉が2~3枚まで育ったら、さらに心を鬼にして2回目の間引きをしよう。この頃になると、元気よく育ってきた葉と弱々しい葉との差が出てくるので、元気のいい葉だけを残して引き抜こう。間引いた葉は捨てるのではなく、味噌汁に入れたり、茹でてお浸しにすれば美味しく食べられる。

本葉が6~7枚になったら、最後の間引きを行う。根元にできる白いカブの大きさを考慮し、株の間隔が5~6cmくらいになるように
間引きしよう。間引いた葉っぱは、油揚げと煮浸しにしても美味しく食べられる。

3. 追肥と害虫対策

【追肥は2週間に1度が基本】

株の追肥は、本葉が5~6枚になった頃に1回目を、その後は2週間に1度を目安に行う。鶏糞または、ぼかし肥を与える方法、油かすを1株に付きひと握り与える方法などさまざまあるが、野菜作りの初心者には、液体肥料を使うのが一番カンタンで失敗が少ないだろう。

【害虫は手で取り除こう】

カブのように葉っぱのあるものは、どうしても害虫が付きやすい。かといって、家庭菜園ではできるだけ農薬を使わずに育てたいだろう。これはもう、虫を見つけ次第、手で取って退治するしかない。葉っぱが育ってきたら、アオムシやアブラムシがいないか毎日状態をチェックしよう。

4. 収穫

カブは、根本の白い部分が成長してくると、地上に浮き上がってくる。カブの直径が5~6cmになれば、食べ頃だ。

もっと大きくなるまでと収穫のタイミングを見計らっていて、収穫が遅れるとカブの中にスが入ってしまい、美味しくなくなる。少し早めくらいかな?と思うタイミングで引き抜くのが正解だろう。

葉っぱの上ではなく根元を持って、垂直に引き抜くように心がけよう。

結論

春まきでも秋まきでも、種をまいてから収穫するまでは約40~50日。白くふっくらしたカブは、生でスライスしても漬物にしても、煮たり焼いたり炒めたりしても美味しい。カルシウムが豊富に含まれる葉も、余すところなく大事にいただこう。

この記事もCheck!

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ