このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

作って食べる!庭先またはベランダで始める【ブロッコリー】の栽培

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年10月 2日

栄養豊富な緑黄色野菜の中では、洗ったり茹でたりするのがカンタンで、和洋中あらゆる料理に活用できる「ブロッコリー」。店頭に出回るような大きなものを作るためには、ある程度広い畑が必要だが、小ぶりなものならプランターや鉢でも栽培が可能だという。作り方をチェックしてみよう。

1. ブロッコリーの植え付け時期と用意するもの

ブロッコリーは、種から育てることも出来るが、ポットに種を蒔いてから苗を育てる「育苗」が必要。その期間は約30日間というから、一般家庭で少しの量を栽培するなら、市販の苗を利用することをオススメする。

店頭に一年中並んでいるブロッコリーだが、生育適温は15℃~20℃と冷涼な気候を好むので、育てやすいのは夏の終わりに植え付けて、晩秋から冬にかけて収穫するもの。寒冷地や暖地以外の中間地帯では、8月下旬~9月中旬くらいに苗を買って植え付けるのがベターだ。

ここでは、プランターや鉢を使って栽培する場合に必要なものを紹介しよう。

【プランター】

ブロッコリーは葉が大きく横に広がって育つので、大型のプランターを用意しよう。横幅85cm、土の容量30リットル~40リットルが目安。1株だけ育てるのであれば、丸型の植木鉢でもOKだ。その場合も大型の鉢(直径33cm以上、11号~12号)を用意する。

【土の準備】

プランターや植木鉢で育てるなら、葉もの野菜用に肥料が配合された培養土を使うのが便利で、失敗も少ない。

【苗】

8月下旬~9月初めに苗を買い求める。よい苗を見分けるポイントは、茎が太くてしっかりしていること、本葉が5枚~6枚あり、緑色が濃いこと。さらに、葉や茎に虫が付いていないか、虫に食われた跡がないかをよくチェックしよう。

【防虫ネットと支柱】

苗が小さなうちは、ヨトウムシ、コナガ、アオムシなどの害虫が付きやすい。見つけたらすぐに駆除しなければならないのだが、1日中じっと見張っているわけにはいかない。かといって、殺虫剤は使いたくないだろう。そこで、苗がしっかり育つまでは、プランターや植木鉢に支柱をトンネル状に立て、市販の防虫ネットをかけておくとよい。また、苗が小さいうちは、細い支柱2本を立てて茎を挟むようにしてやると、風で倒れる心配がない。苗を植え付ける時期は、台風シーズンとも重なるので、注意しておくのに越したことはないだろう。

【肥料】

ブロッコリーは、苗を植え付けてから収穫できるまで2か月以上かかるので、その間、定期的に肥料を補給してやる必要がある。化成肥料または液体肥料を用意しておこう。

2. ブロッコリーの苗の植え付け

ネットを敷いたプランターや植木鉢に、底が見えないくらい鉢底石を敷き詰める。これは、水はけをよくするため。そしてプランターまたは鉢の縁から5cmくらい下まで培養土を入れる。苗を植え付ける手順は以下の通り。

1.苗のポットと同じくらいの穴を掘る。

2.根の部分を傷つけないように注意しながらポットから苗を取り出し、掘った穴に植える。横一列に植える場合、株間は15cm~20cm。植木鉢なら真ん中に植える。

3.穴と根の隙間が開かないように土を入れ、苗の表面と土の高さが同じになるようにする。

4.苗の根元を指先で軽く押さえたら、茎の両脇に細い支柱を2本立てて、茎が倒れないように保護してやる。

5.プランターの底から水が流れ出すまで、たっぷりと水をやる。

6.支柱を曲げてプランターまたは植木鉢に挿しこみ、トンネルを作る。防虫ネットで覆い、ネットの裾を洗濯バサミなどでプランターや植木鉢の縁に留めておこう。このネットは、苗が大きく育ってきたら外してOK。ただし、害虫が付いていないかは、毎日一度はよくチェックしよう。

3. ブロッコリーの追肥

生育期間が長いブロッコリーは、肥料を切らさないようにすることが大事だ。苗を植え付けてから20日くらい経ったら、3週間に1度、化成肥料をやる。茎や葉に付かないよう土の上にパラパラと撒き、移植ゴテで土と軽く混ぜて株元に寄せておこう。

また、追肥は液体肥料でもOK。その場合は、1週間に1度、水をやるタイミングで適量に薄めてやればよい。

ブロッコリーは花蕾(からい)を食べる野菜。小さな花蕾が出来たら、最後の追肥を施す。その際、土の表面を柔らかくほぐし、培養土を少し補充して根元に土を寄せておこう。これで、花蕾が大きく育つ準備は完了だ。

4. ブロッコリーの収穫

花蕾が直径10cm~12cmに育ったら収穫どき。プランター栽培の場合は、プロの農家が畑で育てるものより小ぶりだ。さらに大きくなるかと待っていても形が崩れて美味しくなくなる。茎を長めに付けてハサミかナイフで切り取って収穫しよう。

ちなみに、最近は真ん中の花蕾を収穫しても、わき芽が成長し「側花蕾(そくからい・そっからい)」を収穫できる品種も多く登場している。そういう品種であれば、花蕾を切り取った後、根をそのまま残し、液体肥料をやっておくとまた収穫が楽しめる。この追肥を行わないと、側花蕾が育たないので注意しよう。

たまに花蕾が紫色に変色してしまうことがあるが、これは気温が低くなったことで紫色の成分アントシアニンが発生したから。品質、味には問題がなく、茹でれば緑色に変色するので心配はいらない。

結論

苗を植えてから収穫まで2か月以上と時間がかかる分、収穫できた時の喜びは大きいはず。毎日、害虫にやられていないかチェックしているうちに、「私のブロッコリー」という愛着がじわじわと湧いてくるだろう。
この記事もCheck!
\この記事をシェアする/    
\この記事をシェアする/    
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ