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ブロッコリーを美味しく食べる!保存方法と賞味期限のポイント

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年9月 3日

栄養価が高くいろいろな料理に幅広く使えることから、人気の野菜「ブロッコリー」。スーパーなどで売られていると、よく購入するという人も多いのではないだろうか。実は、ブロッコリーは保存方法によって賞味期限が大きく異なる。そこで今回は、ブロッコリーの保存方法と賞味期限について紹介しよう。

1. ブロッコリーはどんな食材?

サラダやグラタンなど、多くの料理に用いられるブロッコリーは、アブラナ科の野菜だ。カリフラワーやキャベツは、ブロッコリーと同様、アブラナ科に分類される。

ブロッコリーが誕生したといわれる地域は、地中海周辺。イタリアやフランスなどのヨーロッパの国々で、16世紀頃から作られるようになったといわれている。日本にブロッコリーが伝わってきたのは、明治時代ごろ。当初はそのめずらしさからか、なかなか日本の食卓には浸透しなかったようだ。第二次世界大戦後に日本でもブロッコリーの栽培が盛んになり始め、多くの家庭で食べられるようになった。

普段食べているブロッコリーのブツブツとした部分は、花蕾と呼ばれるつぼみである。つぼみを食べる野菜は、なかなかめずらしい。ブロッコリーは栄養価が高く、緑黄色野菜のひとつだ。代表的な栄養素としてβ-カロテン、ビタミン、食物繊維などが含まれる。油と一緒に摂取することでβ-カロテンの吸収率がよくなるともいわれており、炒め物などにも適している野菜だ。花蕾以外の、茎と葉も食べることができるため、まるごと食べられる野菜といっても過言ではない。花蕾だけでなく、茎も葉も栄養豊富なので、さまざまな料理にアレンジしたい野菜だ。

ブロッコリーの旬は、11〜3月頃と、少し寒い季節だ。寒さが増すと、甘みが強くなるといわれている。

2. 冷蔵する場合の保存方法と賞味期限

ブロッコリーの保存に適した温度は、0~5℃といわれている。
常温での保存には向いていないため、購入したら必ず冷蔵庫で保存するようにしよう。

冷蔵保存の場合、生のままのものと茹でたものとでは、保存方法や消費期限が以下のように異なる。

生のまま保存する

ブロッコリーを生のまま保存する場合には、外側の葉を取り除く。水分を軽く含ませた新聞紙などにブロッコリーを包み、その上からビニール袋かラップなどをかぶせて、野菜室で保存する。つぼみを上側、茎を下側にして立てておくようにしよう。
生の状態での消費期限は、2~3日程度。時間が経つと、つぼみが開いたり黄色に変色したりする。味が落ち栄養価も下がってしまうので、早めに茹でるようにするのがおすすめだ。

茹でてから保存する

ブロッコリーを茹でてから保存する場合には、塩茹で(水1.5Lに対し塩大さじ1)にしたブロッコリーの水気をよくきっておくことが大切だ。密閉できる容器などに入れて保存しよう。消費期限は、1~3日程度だ。生のまま保存する場合と同様に、早めに食べきるようにしよう。

3. 冷凍する場合の保存方法と賞味期限

冷蔵保存での消費期限は、長くても3日程度。もしそれまでに食べるのが難しい場合には、冷凍保存するのがおすすめだ。賞味期限は、1ヶ月程度である。

ブロッコリーを冷凍保存する場合の手順は以下のとおりである。

(1) ブロッコリーを小房に切り分ける。

(2) 塩を加えた熱湯(水1.5Lに対し塩大さじ1)で、ブロッコリーを固めに茹でる。冷凍保存して解凍する際に柔らかくなるので、最初から柔らかく茹でてしまうと食感が台無しになってしまうからだ。

(3) 茹で上がったらザルにあげて粗熱を取る。

(4) しっかりと水気をきり、保存袋などに重ならないように並べる。袋の空気を抜き、冷凍する。

冷凍したブロッコリーの解凍方法

冷凍保存したブロッコリーを食べる時は、自然解凍するか電子レンジの「解凍モード」に20~40秒かけるようにしよう。弁当に使う時には、凍ったまま弁当箱に入れておけば、昼に食べるころにはちょうどよく解凍される。

4. ブロッコリーの茎だけ保存する方法と賞味期限

ブロッコリーの花蕾部分はよく食べられるが、じつは茎の部分も食べられる。まれに、茎の内側に空洞があり、黒っぽく変色していることもあるが、食べることは可能だ。気になるようならば切り落として使おう。一番太く根に近い部分が固く、筋があることがあるため、切り落とすか皮をむくことも一緒に覚えておきたい。茎の部分も花蕾部分同様、3日程度冷蔵保存可能だ。すぐに使わないのであれば、冷凍保存がおすすめである。

冷蔵保存する

花蕾部分を取ったブロッコリーの茎を、葉の部分と細い茎を包丁などで取り除く。密閉できる容器やビニール袋、ラップなどに包んで、野菜室に立てて保存するのが望ましい。湿らしたキッチンペーパーなどで包んでから保存するのもよいだろう。

茹でて保存する場合は、生のまま保存する場合と同様、葉の部分と細い茎を包丁などで取り除く。食べやすい大きさに切った茎を塩水で茹でる。塩加減は、小房を茹でる場合と同様でよいだろう。茹であがった茎は、しっかり水気をきり、密閉できる容器やビニール袋に入れて保存する。

冷凍保存する

冷蔵保存する際と同様に、食べやすい大きさに切り分けてから塩茹でし、1回分ずつ小分けにしてラップに包む。柔らかく茹ですぎると、解凍して料理に使う際に柔らかくなりすぎてしまうので、少し固めに茹でておこう。茹でた茎を、冷凍可能な保存容器やビニール袋に入れて冷凍する。料理に合わせて、切り方を変えておくのもおすすめだ。冷凍保存であれば、1ヶ月程度保存可能だ。一度冷凍した茎は、歯ごたえが弱くなってしまうため、スープやシチューなど、再加熱する料理に使いたい。レンジなどで解凍せず、凍ったまま料理に使うのがおすすめだ。

5. ブロッコリーの葉だけ保存する方法と賞味期限

ブロッコリーは、花蕾や茎だけでなく、葉も食べることができる。見た目よりも柔らかく、意外と筋が気になりにくいのが特徴だ。ほんのりと甘みが感じられることもあり、捨てるにはもったいないといえるだろう。

葉野菜を保存するようにブロッコリーの葉を重ね、ビニール袋などに入れて保存しよう。葉もほかの部位同様に、色が変色したり傷んだりしないよう、なるべく早めに使いきるのがおすすめだ。消費期限は、長くても3日程度だろう。炒め物やグリーンスムージー、汁物にも向いている部分だ。

冷凍する際は、食べやすい大きさにカットし、3~4分程度塩茹でする。水気をきり、粗熱が取れたら、冷凍可能な保存容器やビニール袋で保存しよう。保存期間の目安は、約1ヶ月程度。

6. 傷んでいるブロッコリーの見分け方

消費期限の日数はあくまでも目安で、実際には自分の目で見て確かめることが大切だ。そこで、傷んでいるブロッコリーの見分け方を紹介しておこう。

・つぼみの部分が茶色に変色している
・カビが見られる
・ぬめりが出ている
・変なにおいがする

正しく保存しているつもりでも、このようにいつもと違う状態になっている時は、食べるのを諦めて処分するようにしよう。

つぼみが黄色に変色している場合

ブロッコリーは、収穫してから時間が経ち花が開き始めると、つぼみの部分が緑色から黄色に変わる。この状態では、まだ腐っているというわけではない。ただし、栄養価や味が落ち始めている証拠なので、早めに食べるようにしよう。

結論

意外と知らないブロッコリーの保存方法や賞味期限のこと。冷蔵保存だと長くても3日程度しかもたないが、冷凍保存すれば1ヶ月程度は美味しく食べられることが分かった。正しく保存して、できるだけ美味しく食べるようにしたい。栄養価が高いブロッコリーを、いろいろな料理に使ってみよう。
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