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葉ネギの上手な育て方のコツとは?育て方次第で年中栽培できる!

葉ネギの上手な育て方のコツとは?育て方次第で年中栽培できる!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年6月21日

料理にこだわり始めると、食材にも気を遣いたくなってくる。産地や品種、農薬の有無を意識するのもよいが、自分で1から育ててみるのも悪くない。家庭菜園に挑戦するなら、葉ネギから始めてみるのがおすすめだ。葉ネギは育てるのが簡単で料理には欠かせない。ゼロから始めるのに最適な葉ネギで、家庭菜園のやり方を学んでみよう。

  

1. どうして家庭菜園に葉ネギがおすすめなのか

家庭菜園の初心者に葉ネギをおすすめする理由は、単に栽培方法が簡単だからというだけではない。料理における使用頻度の高さや、品種を選ぶことで1年を通じて収穫が可能という点から考えても、葉ネギはお手頃なのだ。

毎日台所に立つようになるとわかるのだが、ネギの使用頻度は本当に高い。目に留まったときは必ず買うようにしていても、気が付いたら使いきっていたという経験はどこの家庭でもあることだろう。

わざわざネギのためだけに買い物に行くのも面倒だが、ないと少し物足りない。ネギを家庭菜園で育てることは、使いたいときに使いたい分だけネギを収穫できるという意味で値段以上のありがたみを感じるものなのだ。

一般的な九条ネギの種まきの時期は春と秋で2回。3月~4月にまけば6月~7月に収穫でき、7月~9月にまけば10月~2月に収穫できる。このように、種まきから収穫までの期間が非常に短いのも手軽さや便利さに一役買っている。品種を選べば1年を通じて栽培、収穫可能なので、これらの時期を逃してしまった場合も心配する必要はない。種まき時期の目安は土地の気候で前後する。おおよその目安はパッケージなどに記載されているので、それを元にいまからまいて問題ないかどうか確認すればよい。

2. 葉ネギのプランターでの育て方

プランターの準備

まずは必要なものを揃えていく。プランターのサイズは育てたい量で決めればよい。ホームセンターなどでよく見かけるプラスチック製のものを選んでおけば間違いはないだろう。

プランターに土を入れていく前に鉢底ネットと鉢底石を敷く。これは、プランターの底から土が流出するのを防ぐためのもので、害虫の侵入を防ぐ、水はけをよくすることで根腐れを防ぐという効果もある。

そこまで準備できたらいよいよ土を入れていく。土は最初から肥料が混ぜ込まれている培養土がおすすめだ。土を入れていく際、小さなスコップがあると便利なのでなければ一緒に揃えてしまおう。

種まき

土に1cmほどの深さの溝を作り、間隔を2cmほどあけながら種をまいていく。溝を複数作る場合は、溝同士の間隔を10cm~15cm程度あけるとよいだろう。種をまき終わったらその上から1cmほど土をかけ、たっぷりと水をかけてやる。芽が出るまでは土を乾かさないように気を付けることが重要だ。

間引き

芽が5cm程度まで伸びてきたら間引きをする。密集して生えてしまった芽の中から育ちがよいものを残し、少し間隔をあけていくくらいでよい。まだ深くまで根が伸びていないので、そっと引き抜くように気を付けよう。ちなみに、間引きしたネギの芽は食べられるので、この時点からちょっとした収穫気分を味わうことができる。

3. 葉ネギの収穫方法

ネギが15cm以上伸びてきたら、いよいよ収穫期だ。種まきから60日ほどで、スーパーで見慣れたサイズまで成長する。このとき、できるだけ長くネギの収穫を楽しみたいのであれば、根から3cm~4cm程度を土に残した状態で切り取るようにしよう。そうすると、残した根から芽が生えてきて、ネギを再び収穫することができるようになる。

繰り返し収穫したいのであれば、その分の養分を補うために追肥をしてやるとよい。きちんと肥料をあげていれば、春にまいた種であれば3回前後収穫することも可能だ。

水耕栽培でネギを再生させる

じつは根元を残してネギを再度収穫する方法は、スーパーなどで売られているネギでも実践可能だ。根を残して土に植え直してもよいのだが、もっと手軽な水耕栽培という方法もある。やり方はいたってシンプル。切ったペットボトルに水を張り、そこに先ほどと同様に3cm~4cmほど残したネギの根元を浸けておくだけでよい。

ただし、水は数日おきに替える必要がある。夏なら毎日替えるくらいのほうが腐らせずに済むだろう。水だけでも1回はある程度まで育ってくれるが、2回3回と収穫したいのであれば、プランター栽培と同様に肥料をやったほうがよい。その場合は液体肥料を使えばよい。

水耕栽培自体は種の状態からでも可能だ。その場合は市販のカイワレ大根のように、切り込みを入れたスポンジに種を埋め、芽が出るのを待てばよい。土の栄養がない分、液体肥料が必要となることに注意しよう。

結論

育てるのが簡単で、品種を選べばどんな季節でも栽培可能なネギ。根元を残すことで繰り返し収穫もできる葉ネギは家庭菜園を始めるには最適な野菜だ。一度育てる楽しみに目覚めたなら、本格的な家庭菜園に興味が湧くこともあるだろう。一から育てるのが面倒なら買ってきたネギの根を水に浸けておくことから始めてもよい。まずは一度、自分で育てた野菜を食べる楽しみを味わってみてはいかがだろうか。
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  • 公開日:

    2019年10月21日

  • 更新日:

    2021年6月21日

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