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自家栽培で「さくらんぼ」の収穫に挑戦!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年11月 3日

さくらんぼは、艶のある美しい外見と、程よい酸味と甘みのジューシーな味わいが魅力的な果物。国産の高品質なものになれば、高値でデパ地下などに並ぶ高級果物だが、自宅でも栽培することは可能だ。さくらんぼの栽培について解説していこう。

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1. さくらんぼの栽培について

さくらんぼという名称で一般的に流通されているものは、ヨーロッパで改良された甘果オウトウという種類だ。佐藤錦、ナポレオン、高砂などの品種が有名だ。

基本的にさくらんぼの栽培は難易度が高く、上級者向けの果樹だ。特にさくらんぼを種から植えて発芽させるのは、発芽率が極めて低く難しいため、苗木から育てることをおすすめする。さくらんぼのほとんどの品種が、自身の花粉だけでは果実はならない性質があり、他の品種を近くに植える必要がある。

さくらんぼの果樹は根が浅く、地植えの場合は水はけのよい場所を選んで植える。果物の中でも特に根に空気を必要とする。植える時期は地域によって2通り。冬に霜で根が凍る危険性がある寒冷地の場合、雪解け直後の春に植える。寒冷地以外は秋植えの方が苗木の生育がよい。

2. 育てたいさくらんぼの品種を選ぶ

さくらんぼの品種は、国内で流通されている代表的なものだけでも何十種類もある。味や香りの違いはもちろん、収穫の時期も微妙に違いがある。また、自分だけでは受粉しない(自家不結実性)の品種と、少数だが自分だけでも結実するものもある。暖地桜桃、紅きらり、アメリカンチェリーの一部などだ。味の好みや、栽培の難易度なども含めて品種を選んでいこう。

3. さくらんぼ栽培のプロセス

〈植え方〉

直径80cm、深さ60~80cm程度の穴に堆肥や腐葉土を混ぜ、1週間位おく。苗は50cm程度の高さに切り戻して植える。根元に隙間を作らないようにしっかりと土を入れる。根元が乾かないように敷き藁やマルチでカバーする。

〈水やり・肥料〉

乾燥がひどい場合を除き、水は与えない。肥料は2月、10月に発酵油かすやリン酸の多い化学肥料を与える。

〈剪定〉

12~2月、7月下旬~8月に剪定を行う。伸びすぎた枝、混みあった枝など不要なものだけを切る程度でよい。剪定の後は枝の切り口に癒合剤を塗り、病原菌の侵入を防ぐ。

〈人工授粉〉

花が咲いたら、ほかの品種の花粉を綿棒の先に採り、受粉させる木のメシベにつけて受粉させる。

〈摘果〉

実が大きく甘くなるように、果実の数を制限するため、多すぎる実は摘み取る。1ヶ所に3個ほどを目安にする。

〈収穫〉

平均的な収穫の時期は、5月中旬~6月中旬。
花が咲いてから2ヶ月位で収穫ができる。

〈注意点〉

  • 実は雨ざらしにすると、水分で実が破裂し皮が裂けてしまう。雨に当たらないよう、ビニールなどで雨除け屋根を作りカバーする。
  • 灰星病、炭疽病、褐斑病などの病気やアブラムシ、シンクイムシ、カイガラムシなど、害虫に注意し、必要に応じて薬剤を散布する。

結論

さくらんぼの栽培は、こまめな観察や的確な手助けが必要で、収穫までの道のりが難しい果実だ。その分、果実が実り収穫が成功した時の喜びは大きいだろう。
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