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1964年の東京オリンピックの日程や競技は?日本のメダル数は?

1964年の東京オリンピックの日程や競技は?日本のメダル数は?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年7月31日

東京2020オリンピックが開催されているが、1964年に東京で開催されたオリンピックとは、どのような大会だったのだろうか。ここでは、東京1964オリンピックの開催の経緯や開催した日程、競技内容、日本人の活躍、オリンピックがもたらした効果などについて紹介する。

  

1. 1964年東京オリンピックの成り立ちと日程は?

悲願の東京開催決定

1912年の第5回ストックホルム大会に初めて日本人がオリンピックに参加して以降、高まるオリンピック熱の中、オリンピックを東京で開催する招致活動が1929年頃から活発化した。1932年には、オリンピック大会招致実行委員会が設置され、嘉納治五郎、岸清一IOC委員などが積極的に活動を進めた。その甲斐もあって、1936年の第35次IOC総会で、東京が1940年第12回オリンピックの開催地として選ばれる。

しかしその後、オリンピックの父と呼ばれた嘉納IOC委員の死や、日華事変により、東京大会中止を余儀なくされる。実際には、東京からヘルシンキに開催地が変更になった1940年と、1944年ロンドン大会の2回のオリンピックは第2次大戦で中止となった。

しかしその後も、東京開催への想いの火は消えず、地道な招致活動を続け、ついに1959年のIOC総会で、1964年第18回のオリンピック開催地に東京が選ばれた。第12回大会の開催返上をしてから、20年が経過するという悲願の開催地決定となった。

1964年東京オリンピックの日程と競技数

悲願の東京オリンピックは、1964年10月10日(土)から24日(土)まで、15日間の日程で行われた。アジア初となる東京1964オリンピックには、93の国と地域から5,500名を超える選手・役員が参加した。日本からは437名(選手355名/役員82名)の代表選手団が参加し、全20競技で実力を世界に示した。

ちなみに、東京2020オリンピックの日程は、7月24日(金)から8月9日(日)までの17日間で、史上最多の33競技339種目が行われる。

1964年東京オリンピックの効果

この大会で日本は、金メダル16個を含む合計29個のメダルを獲得し、オリンピック史上に残るすばらしい記録と感動を残した。また、この大会に合わせて、東京には首都高速道路や東海道新幹線、地下鉄日比谷線の開通など、インフラ整備が進められた。

さらに、羽田東急ホテル、ホテルニューオータニ、東京プリンスホテル、日本武道館、渋谷公会堂などが開業し、都市機能が一気に発展した。人口はすでに9,718万人となっており、GDP世界5位の東京ではあったが、オリンピック開催により高度経済成長が加速し、敗戦後の復興を世界にアピールできたことは周知の事実だろう。

2. 1964年東京オリンピックの競技は?

1964年の東京オリンピックでは、下記の20競技、163種目が行われた。このうち、女子が参加できたのは、8競技31種目のみとなっていた。

男女参加種目

陸上競技、水泳競技(競泳、飛込)、体操競技、バレーボール、セーリング、カヌー競技、フェンシング、馬術の8競技

男子のみの種目

水球、ボート競技、柔道、レスリング、自転車競技、バスケットボール、サッカー、ボクシング、ウエイトリフティング、ホッケー、近代五種競技(馬術、フェンシング、射撃、水泳、クロスカントリー)、射撃の12競技

このほかにも、公開競技として男子野球が、またデモンストレーションとして、剣道、弓道、相撲の3つの武道が披露された。

3. 1964年東京オリンピックのメダル数は?

メダル獲得数は世界3位

この大会で日本人選手は大活躍をし、金メダル16個、銀メダル5個、銅メダル8個、計29個のメダルを獲得した。これは、メダル獲得数1位のアメリカ(金:36 銀:26 銅:28)、2位のソ連(金:30 銀:31 銅:35)に次ぐ、堂々の3位という結果だ。中でも、女子バレーボールチームは「東洋の魔女」と呼ばれ、圧倒的な強さで強豪ソ連をくだし金メダルを獲得。国民を熱狂させた。

このほかの金メダルは、男子体操の団体、個人総合、つり輪・跳馬・平行棒の各種目、レスリングの各階級、柔道、ボクシングなどで獲得した。また、金メダルを獲ったウエイトリフティングの三宅義信選手は、ロンドン・リオデジャネイロオリンピック重量挙げ銅メダリスト三宅宏実選手の叔父にあたる。

銀メダルは男子体操、柔道で受賞。銅メダルは、男子水泳800mリレー、女子体操団体、柔道などで獲っている。

そのほか、最終日開催の男子マラソンで奮闘し、日本陸上競技で唯一のメダルを獲得した円谷幸吉選手を耳にしたことがある方もいるだろう。海外選手では、マラソンでオリンピック2連覇を達成したエチオピアのアベベ・ビキラ選手や、体操の華麗な演技で魅了したチェコスロバキアのベラ・チャスラフスカ選手などが人気を博し、日本人選手とともに、記憶に残る大きな感動を与えてくれた。

結論

悲願の開催となった1964年の東京オリンピックだが、日本選手はアメリカ、ソ連に次ぐ計29個のメダルを獲得し、国民に感動と勇気を与えた。また、この大会の実施によってインフラが整備され、都市機能が飛躍的に発展し、高度経済成長の促進につながった。敗戦国日本の見事な復興を世界に知らしめる場にもなった首都東京でのオリンピック開催は、日本にとって大きな成果を遺したといえるだろう。
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  • 更新日:

    2021年7月31日

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