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やかんの掃除方法。やかんはクエン酸を使って賢く洗おう。

やかんの掃除方法。やかんはクエン酸を使って賢く洗おう。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年9月 1日

お湯をわかした後、やかんを洗わずに放置している人は多いだろう。やかんの内側には水分が残っていることが多く、放置しておくと水垢やにおいの原因となってしまう。手軽にできる掃除方法を知って、やかんをきれいに保とう。

  

1. やかんの内側の掃除には酢を使う

まずはやかんの内側にたまってしまう水垢の掃除方法を紹介する。

水垢の正体とは?

水垢は、やかんの内側に知らないうちに溜まる白くザラザラした汚れで、水道水やミネラルウォーターに含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が付着したものだ。人体に害を及ぼすようなものではないが、汚れが目立ってくると気になる人も多いだろう。

水垢は酢で掃除

こすって落とそうとしても落ちにくい水垢だが、やかんの内部に発生する水垢はアルカリ性の性質を持っている。酸性の性質を持つ酢を使うと、中和作用により簡単に掃除することができる。力任せにこすらなくても内側にたまった汚れを取り除くことができる。

【用意するもの】
・酢(大さじ2~3杯)
・水(やかん1杯分)
・スポンジ
・布

【手順】
1.やかんに水を入れて、酢を大さじ2~3杯入れる
2.火にかけて沸騰させる。
3.煮立ったら火を止め、ひと晩放置する。
4.やかんの中身を捨て、スポンジで水洗いする。
5.乾いた布で水分を拭きとる。

夜寝る前にやかんを沸かしておき、翌朝ササっと洗うと効率よく掃除できる。
酢をわかすとツンとしたにおいが発生するため、換気を忘れないようにしよう。

2. やかんの掃除にはクエン酸も使える

酢のにおいが気になる場合は、クエン酸で代用することもできる。クエン酸は酢と同じ酸性なので、水垢などのアルカリ性の汚れを中和することができる。ただし、この方法はステンレス製・アルミ製のやかんには効果がある方法だが、鉄瓶はサビの原因となるのでクエン酸の使用は控えよう。

クエン酸を使った掃除方法

【用意するもの】
・クエン酸(大さじ1)
・水
・スポンジ
・布

【手順】
1.やかんに水をいっぱい入れ、クエン酸を加える。
2.火にかけ、クエン酸水を沸騰させる。
3.弱火にして10分ほど煮立たせたら火を止め、ひと晩置いておく。
4.翌日、クエン酸水を捨ててスポンジでよく洗う。
5.水ですすいだら乾いた布で拭き、よく乾燥させる。

クエン酸を使うとき塩素系洗剤と一緒に使わないようにしよう。混ぜると有毒な塩素ガスが発生してしまうので注意が必要だ。どうしても洗剤を併用したいときは中性洗剤を使用しよう。

普段から水洗いする習慣を

使用後のやかんは、軽く水洗いすると汚れがたまりにくい。洗った後は内部も乾拭きし、風通しのいい場所で乾燥させて水分を残さないようにしよう。また、やかんの中にお湯を入れたまま長時間放置しないように心がけたい。やかんが熱いうちに手で触れるとやけどしてしまうおそれがあるため、本体が冷めたことを確認してから洗うようにしよう。

3. やかんの外側は重曹で掃除

やかんの外側にこびりついてしまった焦げも気になるだろう。焦げ付き汚れは、酸性なので、弱アルカリ性の重曹を使えば簡単に落とすことができる。

やかんの焦げを落とす方法

【用意するもの】
・重曹(約200ccカップ1杯分)
・水(100cc)
・スポンジ
・布:2枚

【手順】
1.重曹に少しずつ水を加え、ペースト状になるまでよく混ぜる。割合は重曹2に対して水1が目安。
2.やかんを水で軽くぬらし、焦げ付いた部分に重曹ペーストを塗る。
3.水でぬらしたスポンジで、重曹ペーストを塗った箇所を磨く。
4.やかんを水洗いする。
5.乾いた布で水気を拭きとる。

重曹が表面に残ると白っぽくなってしまうため、水洗いと乾拭きをすると良い。あまり強く擦りすぎると、やかんが傷つく恐れもあるので注意しよう。

重曹ペーストが余ったら

重曹ペーストが余った場合は密閉容器に入れればしばらく保管できる。表面が乾ききる前に使い切るようにしよう。固まった重曹ペーストは水を加えて混ぜると再び柔らかくなる。

細かい箇所は歯ブラシで掃除

スポンジで洗いにくい注ぎ口の周りや取っ手の付け根は、歯ブラシを使うと掃除しやすい。重曹ペーストを歯ブラシにつけて磨くと汚れが落ちるので試してみよう。

アルミ製のやかんには使わない

重曹をアルミ製のやかんに使うと、黒ずんだ汚れができてしまう。掃除前に素材をよく確認するようにしよう。うっかりアルミ製のやかんに重曹を使ってしまった場合は、大きめの鍋にクエン酸水を入れ、やかんを入れて火にかけると黒ずみが薄れる。

結論

残ったお湯を入れたまま放置しがちなやかんだが、内側には知らないうちに汚れがたまっている。普段から水洗いと乾燥を心がけ、水垢が気になってきたら酢やクエン酸で掃除しよう。外側の焦げ付きは重曹を使えばピカピカになる。きれいなやかんでお茶を淹れると、いつもより美味しく感じるのではないだろうか。

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  • 公開日:

    2019年2月 3日

  • 更新日:

    2021年9月 1日

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