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IHフライパンの掃除方法。焦げや油汚れもスッキリ!

IHフライパンの掃除方法。焦げや油汚れもスッキリ!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年4月 9日

IHフライパンは、IHクッキングヒーターを使っている家庭には欠かせない調理器具のひとつだが、普通のフライパンとの違いを説明できるだろうか。IHフライパンの特徴を知ることで、適切な掃除方法も知ることができる。材質に合わせた焦げや油汚れの掃除方法で、IHフライパンをきれいにしよう。

  

1. IHクッキングヒーターで使えるIHフライパンとは?

そもそもIHフライパンと普通のフライパンの違いはどこにあるのだろうか。まずはIHフライパンの材質や見分け方を紹介する。

材質

IHクッキングヒーターで使えるのは鉄製、鉄ホーロー製やステンレス製の鍋だ。多層構造の鍋の場合、間に鉄が使われていればIH対応であることが多い。しかし、アルミや銅、ガラス、陶磁器などでできている場合は、IHクッキングヒーターでは使用できない。

しかし、鍋底にステンレスのプレートが使われているなど、IHクッキングヒーター向けの処理がされている製品は使用できる。フライパンを購入する前に、IHクッキングヒーターの取扱説明書などで対応している材質を確認しよう。

見分け方

フライパンを購入する際や、家にあるフライパンがIHクッキングヒーターに対応しているか確認したいときに参考になる見分け方を紹介する。

マーク

IH対応のSGマークが付いている製品は、大きさや素材、耐久性などの安全基準を満たしている。IHクッキングヒーターによっては、SGマークが付いていても使えない調理器具があるので、事前に取扱説明書で確認しよう。

磁石にくっつくか

IHクッキングヒーターに対応している鍋は、磁石にくっつく性質を持っている。そのため、鍋底に磁石を近づけて確認することができる。

鍋底の形

鍋底が平らになっているフライパンを選ぼう。丸みを帯びているものや、反りや脚のあるものは使用できない。

2. IHフライパンの焦げを掃除する方法

IHフライパンの焦げを固い材質のもので力任せにこすると、表面に傷をつけてしまう。軽くこするだけで簡単に汚れを落とすことができる方法を紹介する。

IHフライパン内側の焦げの場合

用意するもの
重曹大さじ3
水500ml
スポンジ

手順

1.フライパンに水と重曹の粉を入れて火にかける。フライパンの大きさによっては重曹と水の量を増やし、鍋底と焦げが浸るようにする。
2.重曹水が沸騰したら火を止め、冷めるまで放置する。
3.重曹水を捨て、重曹の粉をつけたスポンジで焦げをこする。
4.重曹と汚れを水ですすぎ、よく乾燥させる。

焦げは酸性の汚れなので、アルカリ性の重曹で中和させると汚れを落としやすくなる。ただし、IHフライパンにアルミや銅が使われている場合は黒ずみの原因になってしまうため重曹での掃除は避け、お湯を沸かして焦げをふやかすようにしよう。

IHフライパン外側の焦げの場合

用意するもの

・重曹適量
・クエン酸小さじ1
・水100ml
・スプレーボトル
・布

手順

1.焦げ付いた部分に重曹をかける。
2.スプレーボトルに水とクエン酸を入れ、よく混ぜる。
3.重曹の上からクエン酸水をスプレーする。
4.スプレーした場所をラップでおおい、3~4時間放置する。
5.ラップを外し、スポンジで汚れを洗い流す。
6.水気を拭きとり、よく乾燥させる。

アルカリ性の重曹に酸性のクエン酸を加えると発泡し、より掃除がしやすくなる。少し時間はかかるものの手間はかからないので、焦げが気になってきたらこまめに掃除しておきたい。

3. IHフライパンの油汚れを掃除する方法

IHフライパンの油汚れを放置すると、こびりついて落としにくくなってしまう。重曹を使うと簡単に掃除できるので、日々の手入れに取り入れたい。

重曹で油汚れを掃除する方法

用意するもの

・重曹大さじ1水

手順

1.フライパンの7分目まで水を入れ、重曹を加える。
2.火にかけ、重曹水を沸騰させる。
3.沸騰したら火を止め、冷めるまで放置する。
4.重曹水を捨て、スポンジで汚れを落とす。
5.水ですすいでからよく乾燥させる。

まだIHフライパンが温かいうちに掃除すると汚れを落としやすい。

こびりついてしまった油汚れの場合

時間が経ってべとべとになってしまった油汚れは重曹ペーストを使って掃除をする。重曹ペーストは重曹と水を2:1の割合で混ぜ合わせて作る。スポンジに重曹ペーストをつけ、汚れた部分をやさしくこする。水で重曹と汚れをよく洗い流し、水気を拭きとれば掃除完了だ。

IHクッキングヒーターの汚れも拭きとろう

IHクッキングヒーターが汚れていると、IHフライパンに直接触れることで、油汚れや焦げ付きの原因になってしまうことがある。調理後は布でサッと汚れを拭きとる習慣をつけよう。汚れがひどい場合は、重曹ペーストを用いてもよい。仕上げにクエン酸水をスプレーして布で拭きとると、重曹の白い粉が残りにくい。

結論

IHフライパンの焦げ付きを防ぐためには、日々の汚れを残さないことが大切だ。油汚れができたらすぐに掃除する習慣をつけよう。汚れがこびりついてしまったら、重曹やクエン酸などの力を借りるとよいだろう。きれいなIHフライパンで調理すれば、料理がさらにおいしく仕上がるはずだ。

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  • 公開日:

    2019年4月 6日

  • 更新日:

    2021年4月 9日

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