1. 洗濯機の内側は酸素系漂白剤の力でピカピカになる
洗濯槽は衣類が直接触れる場所なので清潔に保ちたい。汚れやカビがたまりやすい場所だが、酸素系漂白剤とお湯を使うと手軽にきれいにすることができる。
洗濯槽の掃除方法
用意するもの
酸素系漂白剤(7kg用洗濯機の場合で約500g)
約50度のお湯
風呂用ごみとりネットなどの網
手順
酸素系漂白剤(7kg用洗濯機の場合で約500g)
約50度のお湯
風呂用ごみとりネットなどの網
手順
- 洗濯槽に酸素系漂白剤を入れる。
- 洗濯槽が満水になるまでお湯をはり、洗濯機の電源を入れる。
- 「洗い」モードで3~5分程度、洗濯機を稼働させる。
- 電源を切り、洗濯槽内のお湯を捨てずにひと晩放置する。
- 翌日、水面に浮かんだごみを網などですくいとる。
- 洗濯機の電源を入れ、脱水まで普段通りに回す。
- 洗濯機の電源を切り、残った水滴を乾いた布で拭きとる。
掃除後はふたを開けたままにして、洗濯槽をよく乾燥させるようにしよう。
重曹とクエン酸を使った洗濯機の掃除方法
汚れがそれほどひどくない場合は、酸素系漂白剤の代わりに重曹とクエン酸を使っても十分に汚れを落とすことができる。ただし、メーカーによっては洗濯槽に重曹やクエン酸を使えない場合があるので、事前に取扱説明書で確認してからとりかかろう。
洗濯槽に重曹300g、クエン酸100gを入れ、約40度のお湯をそそいで満水にする。洗濯機を洗いモードで5分程度回したらひと晩放置し、翌日浮いた汚れをすくいとる。洗濯機を再び5分間稼働させ、脱水モードで水を捨てたら、洗濯槽の内部をスポンジや布でよく磨く。水を入れて「すすぎ」を2回ほど行うと、洗濯槽内に残った汚れをきれいにすることができる。
洗濯槽に重曹300g、クエン酸100gを入れ、約40度のお湯をそそいで満水にする。洗濯機を洗いモードで5分程度回したらひと晩放置し、翌日浮いた汚れをすくいとる。洗濯機を再び5分間稼働させ、脱水モードで水を捨てたら、洗濯槽の内部をスポンジや布でよく磨く。水を入れて「すすぎ」を2回ほど行うと、洗濯槽内に残った汚れをきれいにすることができる。
日ごろの手入れは重曹で
重曹は湿気をとる作用があるので、洗濯槽に振りかけておくとカビの繁殖防止になる。手軽にできるので、洗濯機を使い終わった後に実践してみてはどうだろうか。機種によっては、重曹を粉のまま入れることができない場合もあるので、取扱説明書で確認しておこう。
2. 洗濯機の排水口の掃除方法
洗濯機の排水口が汚れたままだと、嫌なニオイが発生したり、水漏れが起こったりするおそれがある。月に1回程度は、以下の手順で掃除をしておこう。
排水口を掃除する方法
用意するもの
使い古しの歯ブラシ
スポンジ
布
手順
使い古しの歯ブラシ
スポンジ
布
手順
- コンセントから電源プラグを抜き、洗濯機につながっている水道の栓を閉める。
- 排水ホースを排水口から抜き、排水口のふたを外す。外し方は各機種の取扱説明書を参照し、排水口内に「排水トラップ」と呼ばれる筒状の部品がある場合は取り外す。
- 排水口内にたまった糸くずや髪の毛、ほこりなどを取り除く。
- 歯ブラシで排水口の汚れをこすり、取り外した部品はスポンジで水洗いをする。汚れがひどい場合は水と風呂用の洗剤を混ぜたものにつけ置くと、汚れが落ちやすくなる。
- 乾いた布で部品の水気を拭きとり、排水口の部品をもとの位置に取りつける。
汚れがひどいときは重曹やクエン酸を活用
スポンジなどでこすっただけでは落ちない汚れがこびりついているときは、重曹とクエン酸を使うと汚れを浮かせることができる。上記の手順1、2の後に、排水口全体に重曹の粉1カップを撒いておく。
さらにお湯1カップとクエン酸小さじ2杯を混ぜた水溶液をかけ、10~30分そのままにしておく。最後に水で洗い流し、乾いた布で拭きとれば汚れた箇所がきれいになる。掃除が終わったら忘れずに部品をもとの位置に戻しておこう。
さらにお湯1カップとクエン酸小さじ2杯を混ぜた水溶液をかけ、10~30分そのままにしておく。最後に水で洗い流し、乾いた布で拭きとれば汚れた箇所がきれいになる。掃除が終わったら忘れずに部品をもとの位置に戻しておこう。
3. 洗濯機のごみとりネットもきれいに保とう
洗濯機のごみとりネットには、衣類に付着した糸くずやほこりがたまっているので、こまめに本体から取り外してごみを捨て清潔に保とう。
普段のごみとりネットの掃除方法
取扱説明書に書かれた手順にしたがって、ごみとりネットを洗濯機から取り外す。ゴミ箱のうえでネットを裏返し、たまったほこりなどを捨てよう。ぬれているときは、ほこりがネットに残りやすいため、乾いているときに掃除をすると簡単にほこりを取り除くことができる。
プラスチック製のごみとりネットの場合は、ふたを開いて中にたまったほこりを捨てよう。ごみとりネット内に残った汚れは、ティッシュなどで拭きとってきれいにしよう。
プラスチック製のごみとりネットの場合は、ふたを開いて中にたまったほこりを捨てよう。ごみとりネット内に残った汚れは、ティッシュなどで拭きとってきれいにしよう。
ごみとりネットの汚れがひどくなった場合
使い古しの歯ブラシで、ごみとりネットの中をこすると汚れ落とすことができる。洗濯機から取り外して大きなほこりを取り除いたら、網目を歯ブラシでこすりながら水洗いする。とくにプラスチック製のごみとりネットには細かい目にほこりがたまりやすいので、定期的に歯ブラシを使って掃除しよう。
ごみとりネットのカビを取り除きたい場合
ごみとりネットに水分を付着させた状態で放置すると、カビが発生することがある。カビは、水洗いしただけでは落とすことができないので、酸素系漂白剤と水を混ぜて作った水溶液にしばらくつけ置いてみよう。30分ほど、ごみとりネットをひたした後に、水でよく洗い流せばカビ汚れがきれいになる。
結論
洗濯機は、普段目に見えない部分にも汚れがたまっている。衣類を気持ちよく着るためにも、洗濯槽や排水口をこまめに掃除しておこう。ごみとりネットは、ほこりのたまり具合がわかりやすいので、ごみがたまっていると感じたらすぐに捨てるように習慣づけたい。