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電気ケトルの掃除方法。内側の汚れもスッキリ取れる!

電気ケトルの掃除方法。内側の汚れもスッキリ取れる!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年3月15日

電気ケトルを使うと、短時間で必要な量のお湯を沸かすことができる。使用頻度が高い一方で、掃除の頻度は低いのではないだろうか。いつの間にか付着している白っぽい汚れなど、こすっただけでは落ちない汚れがたまっていることも多い。簡単にできる掃除方法を知り、ピカピカの状態を取り戻そう。

  

1. 電気ケトルにたまった汚れの正体と効果的な洗剤とは

電気ケトルには知らない間にさまざまな汚れがたまっている。まずは汚れの正体を知り、適切な洗剤を用いた掃除方法を考えよう。

水垢

水にはカルシウム、マグネシウム、ケイ酸などのミネラル分が含まれている。電気ケトルでお湯を沸かすと、少しずつミネラル分が内側に付着していき、水垢となって白くこびりついてしまう。身体に害のあるものではないが、水垢がたまると見た目が気になったり、注ぎ口が詰まってお湯の出が悪くなったりすることもある。

水垢はアルカリ性の性質を持っているため、酸性のクエン酸、酢、レモン汁などを洗剤の代わりにして汚れを中和させると掃除がしやすくなる。

手垢

電気ポットを使うたびに、外側には手垢が付着していく。とくにハンドル部分やふたはよく手で触れるため、汚れがたまりやすい。手垢は酸性の汚れなので、重曹などのアルカリ性の性質を持つ洗剤を使うと汚れを中和させることができる。

ほこり

部屋の中にただよっているほこりも、たまりやすい汚れのひとつだ。こびりつく前であれば布でサッと拭いて落とすことができるが、油などと混ざると固まってしまい、べとべとした汚れになってしまう。

油汚れ

キッチンに電気ケトルを置いている場合は、調理中にはねた油が付着することがある。放っておくとこびりついてしまうので、こまめに掃除をしておきたい。油は酸性なので、アルカリ性の重曹などを使うと汚れが浮いて落としやすくなる。

丸洗いは避けよう

汚れが気になるからといって電気ケトルを丸ごと水洗いするのは避けよう。底には電気を通す部分があるため、ぬれたまま使うと壊れてしまうおそれがある。底が水に触れないように洗い、掃除の後は水分を残さないように注意しよう。

2. クエン酸や重曹で電気ケトルを掃除する方法

電気ケトルはクエン酸や重曹を使うと簡単に掃除することができる。内側にたまった水垢には酸性のクエン酸、外側についた手垢など酸性の汚れにはアルカリ性の重曹を使ってそれぞれ中和させて汚れを落とそう。

掃除前はコンセントを抜く

掃除中にお湯を沸かすことがあるが、それ以外の工程は安全のためにコンセントを抜いた状態で行う。

電気ケトルの内側はクエン酸で掃除

用意するもの

・クエン酸大さじ1
・水
・スポンジ

手順
1.電気ケトルの満水線まで水を入れ、クエン酸を加えてよく混ぜる。
2.電源を入れてクエン酸水を沸かす。
3.本体が冷めるまで放置する。
4.クエン酸水を捨て、内側をスポンジでこすって汚れを落とす。
5.水で電気ケトルの内側をすすいでからよく乾燥させる。

上部のふたを閉めて水を捨てると、注ぎ口も掃除することができる。

酢やレモン汁も使える

クエン酸がない場合は、酢やレモン汁で代用することもできる。においが残らないように、掃除後はしっかりと水ですすごう。

電気ケトルの外側は重曹で掃除

用意するもの
・重曹小さじ2
・水200ml
・布3枚

手順
1.水と重曹をよく混ぜる。
2.重曹水を含ませた布で電気ケトルを磨く。
3.水で湿らせて固く絞った布で重曹をふき取る。
4.乾いた布で乾拭きする。

細かいパーツを掃除するコツ

細かい部分は、綿棒や歯ブラシを使うと掃除しやすい。電気ケトルの置き台やコードの汚れも上記の方法で落とすことができるので、水分が残らないように注意して掃除してみよう。

3. 電気ケトルの掃除頻度

電気ケトルに汚れをためないようにするためには、こまめな掃除が大切だ。

電気ケトルは2~3ヶ月に1回は掃除をしよう

2~3ヶ月に1回の頻度でクエン酸や重曹を使った掃除をしておくと、きれいな状態を維持できる。使用頻度が高い場合は、1ヶ月に1回掃除してもよい。内側の水垢や外側の汚れが気になってきたら掃除をするように心がけよう。

日ごろのお手入れも欠かさずに

汚れをためないために普段からきれいに使うことも心がけたい。使用後は水を入れっぱなしにしないで内側を水洗いした後はよく乾かそう。そして、汚れたらすぐに布で拭きとるなどの習慣をつけるとよい。メーカーによっては、取扱説明書で適切なお手入れ方法や頻度を紹介しているので確認しておこう。

プラグにほこりをためないようにする

電気ケトルのプラグとコンセントの差込口の間にほこりがたまっていないか定期的に確認しよう。ほこりに湿気がたまると、プラグの間で放電が起こり、火災の原因になることもある。プラグを差したままにせず、ほこりが見えたらすぐに拭きとる習慣をつけよう。

パーツが消耗してきたら交換を

電気ケトルのパッキンは使っているうちに消耗してしまう。ふたから蒸気やお湯が漏れてやけどの原因になることもあるため、最低でも1年に1回の頻度でパッキンを確認し、定期的に取り換えるようにしよう。

結論

電気ケトルにたまった水垢は、クエン酸を入れた水を沸かすと簡単に浮かせることができる。外側にたまった汚れは重曹水を含ませた布で拭けばピカピカになる。定期的に掃除をして、常にきれいな電気ケトルでお湯を沸かしたいものだ。

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  • 公開日:

    2019年4月 7日

  • 更新日:

    2021年3月15日

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