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1. オイルヒーターを粗大ゴミで捨てる方法

オイルヒーターは静かでじんわりと部屋を暖めてくれることで人気の家電製品だ。温風を使わないため乾燥しにくく、火災の原因にもなりづらいので安全面でも重宝する暖房器具だが、電気代が高いということや部屋全体が温まりにくいことがデメリットとなっている。
オイルヒーターの仕組みとは?
オイルヒーターの仕組みはシンプルだ。電気の力でオイルを温めて、それによりパネルを熱くし、熱伝導の容量で空気を少しずつ温めて部屋をあたたかくする。
オイルヒーターを買い換える理由とは?
オイルヒーターはエアコンやファンヒーターのようにすぐ温める力はなく、部屋をあたたかくするのに時間がかかる。真冬になると、すぐ部屋をあたたかくできる暖房器具が必要になり、オイルヒーターの買い替えを考える人もいるだろう。具体的にオイルヒーターを買い替える主な要因は以下となる。
- 電気代が高い
- 部屋全体を暖めるまでに時間を要する
オイルヒーターを処分方法
オイルヒーターは、一人暮らし用の小型のものから家庭で使える大型のものまでいくつかサイズがある。なかでも基本サイズが30cmを超えるものについては粗大ゴミに分類される。オイルヒーター1台の処分に200~1,000円程度かかるが、自治体によって異なるため確認しておこう。処分する際の大まかな流れは次の通りだ。
- 自治体へ電話またはインターネットで申し込む
- 粗大ゴミシールを購入し、オイルヒーターに貼り付ける
- 指定の日時・場所に出しておく
2. オイルヒーターは各自治体で捨て方が異なる

オイルヒーターは各自治体で処分する際のルールが異なる。オイルヒーターにはオイルが使用されているが、このオイルをしっかり抜いておかないと回収してくれない自治体もある。
料金が違う
まず処分の料金が異なる。400円の自治体もあれば700円の自治体もある。安く済ませたい場合は、不要品回収業者やオークションなどで売却する方法もある。
ゴミの分類が違う
オイルヒーターを処分する際はたいてい粗大ゴミとなり、サイズが30cm以内であれば不燃ゴミとして捨てることが可能だが、おそらくそのサイズのオイルヒーターはほとんどないハズだ。
気になる!オイルの捨て方
捨てる際に気になるのが、中に入っているオイルの捨て方だろう。オイルを捨てるのは慣れない作業で少し構えてしまうが、正しい方法で行えば簡単に捨てることができる。
オイルは熱を発するパネルの中に入っている。オイルを完全に抜け切るには約1日かかるので、オイルを受けるバットのようなものを用意してそのままにしておこう。抜いたオイルの扱いは自治体へ確認する。
オイルは熱を発するパネルの中に入っている。オイルを完全に抜け切るには約1日かかるので、オイルを受けるバットのようなものを用意してそのままにしておこう。抜いたオイルの扱いは自治体へ確認する。
3. オイルヒーターは家電リサイクル法の対象?

資源を有効活用するための法律である家電リサイクル法だが、オイルヒーターも対象ではないかと思う人もいるかもしれない。しかし、家電リサイクル法は一般的にエアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機といった大型の家電製品に限られており、オイルヒーターは家電リサイクル法の対象外ではある。また、小型家電リサイクルとしても回収を依頼することができない。
結論
安全性が高いオイルヒーターだが手間も多く、買い替えなどで処分する人も多いといわれている。オイルヒーターを処分する際には、発火の原因にもなりかねないので取り扱いには十分に注意が必要だ。基本的には粗大ゴミに分類されるが、各自治体により捨て方は異なるため、ルールを守って安全に捨てたいものだ。
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