1. 製氷機の掃除はなぜ必要なのか
夏場は氷を使うことが多いが、そのまま口にするものなので清潔でなければ身体にもよくない。冷蔵庫に備え付けの自動製氷機の掃除は疎かになりがちで、掃除をしていないとどのような事象が起こりうるのか。代表的事例をみていこう。
カビが生える
自動製氷機は、給水タンクに入れた水が製氷機に送られて氷になる仕組みだが、給水タンクの掃除を怠ったり、製氷機の使用頻度が下がってもカビが発生しやすくなる。
夏場であれば気温も高く、飲み物に氷を入れる頻度も高いので、おのずと製氷機を使用する頻度も増えることからカビが発生することが少ない。しかし冬場は氷を作る頻度が減るため、長い期間給水タンクを使用せずに放っておくことになるが、それがカビの生える一番の原因となる。
夏場であれば気温も高く、飲み物に氷を入れる頻度も高いので、おのずと製氷機を使用する頻度も増えることからカビが発生することが少ない。しかし冬場は氷を作る頻度が減るため、長い期間給水タンクを使用せずに放っておくことになるが、それがカビの生える一番の原因となる。
においが発生する
自動製氷機に水が通らない期間が続くと、水垢やカビが原因でにおいを放つだけでなく、水を入れるタンク内の水に、においがうつることも少なくない。できた氷がにおったり、濁りがみられたりしたときは、掃除が必要な合図ともいえ、氷が透明になるように掃除すると自然とにおいも除去される。
2. 製氷機の掃除にはクエン酸を活用
自動製氷機の掃除に活用できるのがクエン酸で、自動製氷機のにおいやカビを綺麗にできる。スーパーやドラッグストアなど多くの場所で安く売られているため手軽に手に入り、コストを抑えて掃除できる。
それでは掃除の手順を紹介しよう。
それでは掃除の手順を紹介しよう。
- 給水タンクのフィルターを外し、水道水300mlに対してクエン酸大さじ1杯程度を混ぜて入れる
- タンク内でクエン酸を溶かすようにかき混ぜる
- 自動製氷機を稼働させ氷の具合を確認する
(手順2で食紅を入れておくと、ピンクの色がついている間はクエン酸水が残っているとわかるので便利) - 氷からピンク色が消え、透明になれば掃除完了
以上の作業が終われば、あとは自動製氷機が作り出す氷が綺麗になるのを待つだけ。クエン酸は無臭なので、直接口に入れる氷ににおいが残りにくい点や、除菌効果があることからも自動製氷機の掃除にはもってこいだ。商品によっては警告シールが付属しており、家族に自動製氷機の掃除中であることを知らせることもできるため便利である。
商品情報
- 商品名:クエン酸の激落ちくん 粉末タイプ 400g
- Amazon商品ページはこちら
3. 製氷機を掃除する頻度とは
自動製氷機を掃除する頻度は、週に1回程度を多くのメーカーが推奨している。綺麗に保たなければすぐにカビも発生する。氷を使わなければ問題ないかもしれないが、いやなにおいを製氷機が発してしまうかもしれない。
しかし、仕事の都合や何かの事情により、週に一回の頻度で掃除をするのが大変な人も少なくない。週に一回の頻度が厳しい場合は、氷を頻繁に使う夏場にだけでも、定期的に掃除することをおすすめする。できる限り製氷機を掃除する意識をもつことが大切だ。
しかし、仕事の都合や何かの事情により、週に一回の頻度で掃除をするのが大変な人も少なくない。週に一回の頻度が厳しい場合は、氷を頻繁に使う夏場にだけでも、定期的に掃除することをおすすめする。できる限り製氷機を掃除する意識をもつことが大切だ。
4. 100均の製氷機掃除アイテム
100均には製氷機掃除に使える便利なアイテムが多いので存分に活用しよう。クエン酸と食品用色素配合の洗浄剤や、いろいろな汚れを落とせる三層構造のスポンジなどもあり、使い方も丁寧に記載されている。気づいたときにすぐ掃除ができるように、まとめ買いをしておいてもさほど費用もかからない100均の商品は家計にも優しいと言えるだろう。頻度は上記を参考に掃除することをおすすめする。では、100均のおすすめ商品を紹介しよう。
おすすめ商品
- 氷クリーン
人気100均ショップ「ダイソー」で販売されている商品。クエン酸の力で綺麗に自動製氷機を洗浄してくれる。100円という安さにも関わらず3個入りなのでコストパフォーマンスもよい。
- キレイな氷
100均ショップ「キャンドゥ」で販売されている商品で、上記のダイソーの商品と同じく3回分使用できる。
自動製氷機はしっかりと定期的に掃除をしなければカビや水垢、いやなにおいも発生し、氷にもついてしまう。氷は口に入れるものなので、衛生面に気をつけたい。クエン酸や100均の洗浄剤などをうまく活用して汚れを一掃し、清潔に保ってほしい。
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