目次
- 1. 帽子(キャップ)を洗濯しても大丈夫?
- 2. 洗濯できる帽子(キャップ)かどうかの見分け方
- 3. 帽子(キャップ)を洗う際に必要なもの
- 4. 帽子(キャップ)の洗い方|手洗い
- 5. 帽子(キャップ)の洗い方|洗濯機
- 6. 汚れがひどい帽子(キャップ)の洗い方は?
- 7. 帽子(キャップ)の部分汚れの洗い方は?
- 8. NEW ERA(ニューエラ)キャップの洗い方は?
- 9. 洗濯できない帽子のお手入れ方法は?
- 10. 洗濯した帽子(キャップ)の型崩れを防ぐ乾かし方
- 11. 帽子(キャップ)の汗ジミ防止にはライナーテープがおすすめ
- 12. 日頃からできる帽子(キャップ)のケアについて
- 13. 帽子(キャップ)を長く愛用するためにも正しい洗い方をマスターしよう
1. 帽子(キャップ)を洗濯しても大丈夫?

帽子の中でもキャップなどの形のしっかりしたものは、洗濯による型崩れや色あせが不安になるかもしれない。しかし実は、帽子もご家庭での洗濯が可能である。
帽子(キャップ)は意外と簡単に洗える
帽子は手洗いやクリーニングに出すのが基本と思っている方も多いかもしれない。だが実は、洗濯機で洗える帽子も意外と多い。しかも想像しているよりも簡単だ。ご家庭で洗濯できればクリーニングに出すコストを削減できるし、気になったときにお手入れできるためキレイな状態をより長く保てるだろう。型崩れしたり色あせしたりしないか少し心配になってしまうが、ポイントを押さえれば意外と簡単に自宅でも洗える。
2. 洗濯できる帽子(キャップ)かどうかの見分け方

帽子は意外にも簡単に洗えると解説したが、洗濯できる帽子かどうかを見分ける必要がある。その見分け方をチェックしよう。
洗濯表示を確認する
キャップの内側に付いているタグを見てほしい。そこに「洗濯おけ」または「洗濯おけに手」のマーク、あるいは「四角い洗濯機」のマーク、もしくは「手洗イ」の文字があれば水洗いできるキャップということになる。
いずれも「×」が付いていれば、残念だがご家庭では洗濯できないキャップだ。また、丸の中に「ドライ」や「P」「F」といったマークがあればクリーニングに出せるが、やはり「×」が付いていればクリーニングもNGのキャップということになる。洗濯表示は消費者庁のサイトに詳しく書かれているので、一度目を通しておくとよい(※1・※2)。
いずれも「×」が付いていれば、残念だがご家庭では洗濯できないキャップだ。また、丸の中に「ドライ」や「P」「F」といったマークがあればクリーニングに出せるが、やはり「×」が付いていればクリーニングもNGのキャップということになる。洗濯表示は消費者庁のサイトに詳しく書かれているので、一度目を通しておくとよい(※1・※2)。
素材で判断する
キャップにタグが付いていない場合でも、素材である程度判断できることがある。たとえばキャンバス、ニット、ポリエステルといった素材は多くが洗濯できる。目立たない場所で試してみて問題なさそうだったら手洗いをしてみてもいいだろう。逆にウールやレザー、麻といった素材のキャップは洗濯できないと思っておこう。
水洗いOKであれば色落ちチェックをする
さすがに麦わら帽子を洗濯機で洗おうとは考えないだろうが、キャップやハットでも型崩れする場合があるため注意が必要だ。ニット帽やトレッキングハットなどは型崩れの心配が比較的少ないとされているので、素材の確認をしておけばよいだろう。ベルトなどが付属している場合はできるだけ取り外し、刺しゅうがあるなら裏返しておくなどすると負担が少なくて済む。型崩れが心配なら、手洗いもしくはクリーニングを検討しよう。
型崩れするかどうかも確認しておこう
さすがに麦わら帽子を洗濯機で洗おうとは考えないだろうが、キャップやハットでも型崩れする場合があるため注意が必要だ。ニット帽やトレッキングハットなどは型崩れの心配が比較的少ないとされているので、素材の確認をしておけばよいだろう。ベルトなどが付属している場合はできるだけ取り外し、刺しゅうがあるなら裏返しておくなどすると負担が少なくて済む。型崩れが心配なら、手洗いもしくはクリーニングを検討しよう。
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3. 帽子(キャップ)を洗う際に必要なもの

キャップなどの帽子を洗う際に必要なものを解説する。手洗いする場合と、洗濯機で洗う場合の持ち物をそれぞれ見ていこう。
用意するもの
- オシャレ着用中性洗剤
- 洗濯おけ(手洗いの場合)
- バスタオル(手洗いの場合)
- 洗濯ネット(洗濯機の場合)
手洗いする場合は、オシャレ着用中性洗剤と洗濯おけ、バスタオルの3点を用意しておく。洗濯機で洗う場合は、オシャレ着用中性洗剤と洗濯ネットが必要だ。洗濯ネットは、帽子を折りたたまずに入れられるサイズを用意しよう。
4. 帽子(キャップ)の洗い方|手洗い

帽子(キャップ)の洗い方を解説していく。まずは手洗いする方法から見ていこう。
帽子(キャップ)の洗い方を解説していく。まずは手洗いする方法から見ていこう。
帽子(キャップ)の手洗い方法
- おけに30度くらいのぬるま湯を張り、適量のオシャレ着用洗剤を溶かす
- 帽子(キャップ)を浸して押し洗いをする
- 水を入れ替えながら、泡立たなくなるまで数回すすぐ
- タオルに包んで手で押さえるようにしながら水気を取っていく
- 風通しのいい日陰に干す
押し洗いはやさしく行うのが、型崩れを防ぐための洗い方のコツになる。また水を切る際は、絞るのではなく「つまむ」「つかむ」といったイメージで行おう。ザルやタオルとペットボトルなどを使って乾かせば、型崩れを防げる。
5. 帽子(キャップ)の洗い方|洗濯機

続いて、帽子(キャップ)の洗濯機での洗い方を解説していく。
帽子(キャップ)を洗濯機で洗う方法
- 帽子(キャップ)を裏返してネットに入れる
- 「ドライ」「手洗い」「オシャレ」など弱水流のコースを選ぶ
- 適量のオシャレ着用洗剤(中性タイプ)を入れてスタートする
- 脱水は1分などごく短時間にする
- 風通しのいい日陰に干す
以上が「洗濯機OKだった帽子」の基本的な洗い方になる。洗剤は色あせなどのトラブルを防ぐため、蛍光増白剤が含まれていないものをおすすめしたい。手洗いの方法と同様に、洗ったあとの型崩れを防ぐため、調理に使うザルにキャップをかぶせたり、タオルを詰めてペットボトルの上に載せたりして乾かすといいだろう。
6. 汚れがひどい帽子(キャップ)の洗い方は?

よくかぶる帽子は、ひどく汚れてしまうこともある。ひどい汚れが付いてしまった場合は、次の洗い方で帽子をキレイにしよう。
重曹やクエン酸を使った洗い方を試してみよう
いろいろな掃除に重宝する「重曹」や「クエン酸」は、帽子洗いにも役立つアイテムだ。中性洗剤で部分洗いしても、なかなかとれない汗染みや黄ばみにもとてもよく効く。使い方は簡単だ。汚れが気になる部分に重曹をふりかけ、歯ブラシなどでこすろう。
重曹を入れたぬるま湯につけ置きして、歯ブラシでこする方法もおすすめだ。汗のにおいが気になる部分にはクエン酸もよく効く。クエン酸を混ぜた水に軽くつけ置きしておくだけでOKだ。しつこい汚れやにおいにはぜひ試してみてほしい。
重曹を入れたぬるま湯につけ置きして、歯ブラシでこする方法もおすすめだ。汗のにおいが気になる部分にはクエン酸もよく効く。クエン酸を混ぜた水に軽くつけ置きしておくだけでOKだ。しつこい汚れやにおいにはぜひ試してみてほしい。
7. 帽子(キャップ)の部分汚れの洗い方は?

かぶったときに額が触れる帽子の内側は、汗や皮脂汚れなどが付きやすい部分だ。とくにキャップのスベリなどは、汗ジミができやすい。部分汚れには、以下の洗い方を試してみよう。
部分汚れが気になる帽子(キャップ)の洗い方
基本的には上述した手洗いで、帽子全体を洗うステップの途中に汚れが気になるところの集中ケアを挟むといった洗い方になる。歯ブラシなどで汗染み部分を優しくこすったり、洗濯液をつけたタオルで何度か拭いたりすると効果的に落ちるだろう。
前処理をしてから洗濯するのも効果的
帽子全体を洗う前に、汚れが気になる部分へ洗剤の原液をつけておくといった前処理も効果的だ。軽くたたいてなじませ、そのあと普通に洗濯すると汚れが落ちやすくなるのでぜひ試してみてほしい。
8. NEW ERA(ニューエラ)キャップの洗い方は?

オシャレなデザインで人気のキャップ「NEW ERA(ニューエラ)」は、洗濯に注意が必要だ。
洗えるキャップ、洗えないキャップがある
NEW ERAのキャップは、洗える製品と洗えない製品がある。公式サイト商品ページの「ITEM DETAILS」で、洗濯可能かどうかを確認しておこう。すでに購入して手元にあるキャップであれば、ケアラベルを見るとよい。
NEW ERA(ニューエラ)キャップの洗い方
洗えるNEW ERAキャップであれば、上記で解説した手順で手洗いしよう。洗えないキャップの場合、使用による汚れやダメージを軽減するためのお手入れが必要だ。キャップライナーやキャップケアスプレーなどの、キャップケア用品を使って、日頃からキレイな状態をキープしよう。
NEW ERA(ニューエラ)キャップのシールはどうする?
NEW ERAのキャップに貼られているシールは、洗うときにいったんはがしておこう。そのまま洗うとシール部分に水分が付くため、傷んだり、はがれやすくなったりする。完全に乾燥させたあとに貼り直すとよい。粘着力が弱くなってきた場合は、衣類用の接着剤で貼り直せる。
9. 洗濯できない帽子のお手入れ方法は?

ここまで帽子の洗い方を解説してきたが、洗えない帽子の場合はどうすればよいのだろうか。そのような帽子は、次の方法でケアしよう。
麦わらやファーなど洗濯できない帽子のお手入れ方法
麦わらは帽子専用のブラシでホコリなどを落としたのち、中性洗剤をぬるま湯で薄めて布に含ませ、汚れを拭き取る。洗剤が残らないよう、最後にぬるま湯にぬらして固く絞った布で拭きあげてから風通しのよい日陰に干して乾かそう。ハットは同じく専用のブラシでホコリを落とす程度がお手入れになる。消臭・除菌といった効果のあるケアスプレーがあれば、ぜひ吹きつけておこう。ファーはご家庭では洗濯しない方がよい。トラブルを防ぐためにもクリーニングに出そう。
10. 洗濯した帽子(キャップ)の型崩れを防ぐ乾かし方

帽子は洗い方だけでなく、乾かし方も重要だ。とくにキャップなどの帽子は、型崩れするとデザイン性を損なってしまう。ポイントを抑えて型崩れを防ごう。
基本はタオルドライ
バスタオルで全体を包み、優しく押すようにして水分をバスタオルに吸収させる。このときに絞るようなことはせず、あくまで帽子全体を優しく包むだけにとどめよう。
洗濯機で脱水する際はごく短時間で済ませる
長時間脱水してしまうと型崩れを起こすリスクが高まる。長くても1分程度に留めるように心がけよう。水分が気になるときは、次のタオルドライを試してから干せばよい
調理用のザルにかぶせて乾かす
帽子は洗い終えたあと、型崩れを防ぐため、調理用のザルを裏返してその上に帽子をかぶせておこう。
タオルを詰めて乾かす
ちょうどいい大きさのザルがなければ、帽子の中にタオルを詰め込んで乾かそう。立体感が出るようにタオルを詰め込むのがポイントだ。
ペットボトルとタオルを使って乾かす
立てたペットボトルの上の部分にタオルを巻き、帽子をかぶせて乾かす方法もおすすめだ。この方法なら型崩れを防ぐだけでなく、通気性の問題もクリアできる。
11. 帽子(キャップ)の汗ジミ防止にはライナーテープがおすすめ

帽子は簡単に洗えるものもあるが、やはり洗濯回数が増えれば劣化はしていく。長持ちさせるために、汚れを防いで洗濯回数を減らしておきたい。そこで、汗ジミ防止のライナーテープがおすすめだ。
ライナーテープとは
帽子の内側に貼るだけで、汗ジミや汚れが防げるアイテムがライナーテープだ。そのほかにも、ファンデーションが付着するのも防いでくれる。汚れたら簡単に交換できるし、汗ジミなどが防げればお手入れが楽になる上、におい防止も可能だ。
ライナーテープの付け外し方は簡単
ライナーテープは付属の両面テープで貼り付けるだけのため、扱いも非常に簡単だ。洗濯の際も、簡単に外せる。予備のテープがなくなれば、市販のものでも代用が可能だ。
NEW ERA(ニューエラ)キャップには専用のライナーテープがある
NEW ERAのキャップには、専用のライナーテープが販売されている。使用方法は通常のライナーテープのように、付属の両面テープで貼り付けるだけ。ライナーテープははがして洗濯し、再度貼り付けることも可能だ。
12. 日頃からできる帽子(キャップ)のケアについて

ライナーテープを使用する以外にも、帽子をケアできる。洗い方だけでなく、日頃のケアも大切にしよう。
ブラッシングや除菌スプレーによるケア
帽子を着用したあとは毎回ブラシでホコリを落としたり、ガムテープなどで汚れを取ったりする。消臭・除菌といった効果のあるケアスプレーがあればぜひ吹きつけておこう。
汗などの汚れは中性洗剤を使ってケア
キャップに汗が染み込んだ日などは、中性洗剤をぬるま湯で薄めて布に含ませ、汚れを拭き取っておくだけでも十分ケアできる。
13. 帽子(キャップ)を長く愛用するためにも正しい洗い方をマスターしよう

型崩れが不安なキャップも含め、帽子は自宅で簡単に洗えることもある。洗濯可能かどうかを見分けるには、洗濯表示や素材などを確認してみるとよい。正しい洗い方と型崩れを防ぐ乾かし方を知り、長く大切に使おう。
結論
今回は、帽子の洗い方や乾かし方、ケア用品などを徹底解説してきた。正しい洗い方は帽子を長く使うために重要だが、洗濯回数が増えれば劣化は早まってしまう。洗い方に加え、日頃のケアにも力を入れよう。洗えない帽子であればとくに、汚れを防ぐのは重要だ。帽子の洗い方やケアを知りたいときは、ぜひこの記事を役立ててほしい。