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大掃除のコツを伝授!事前準備から必要な道具、効率化まで徹底解説

大掃除のコツを伝授!事前準備から必要な道具、効率化まで徹底解説

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年7月12日

大掃除は無理なく効率的に、かつキレイに済ませたい。そのためには、大掃除当日までの準備が重要になってくる。今回は「大掃除の虎の巻」と題し、スケジュールの立て方からチェックリストの作成、必要な道具や効率よく進めるコツまで徹底解説していく。

  

1. 大掃除は下準備で決まる!スケジュールやリスト作成

大掃除の半分以上は、下準備で決まる。下準備とは、スケジュール立てやチェックリストの作成、道具の用意などだ。多少のイレギュラーこそあるかもしれないが、大掃除当日は「スケジュール通りに動けばいい」というだけの状態にしておきたい。

スケジュール

  • 大掃除当日までのスケジュール
  • 大掃除当日のスケジュール
スケジュールは大きく2つに分ける。当日までのスケジュールでは、ゴミ収集日がいつまであるかを事前に調べておく。逆算して不用品を仕分けするためのスケジュールも組み込んでおこう。

大掃除当日のスケジュールは午前と午後に分けると動きやすい。午前はベランダに始まり、リビング、玄関、廊下、浴室の順に進めよう。

午後はキッチン、トイレ、洗面台など水回りを中心にするといい。大掃除のスケジュールの立て方について詳しくは、こちらの記事で解説しているのでぜひ参考にしてほしい。

チェックリスト

片付けのチェックリスト

  • 衣類
  • 季節家電
  • 小物
  • 趣味(本・CD・DVD・ゲーム等)
  • 書類
  • 食品
  • その他

洗濯のチェックリスト

  • カーテン
  • 寝具
  • カーペット
  • カバー類
  • 衣類
  • その他

掃除のチェックリスト

  • 物置
  • ガレージ
  • 外壁・窓
  • 玄関
  • キッチン(冷蔵庫、電子レンジ、トースター等)
  • トイレ
  • 浴室・洗面所
  • リビング・ダイニング(エアコン、テレビ、電気器具等)
  • 寝室
  • 子供部屋
大掃除のチェックリスト作成のポイントは「片付け」「洗濯」「掃除」に分けることだ。季節もの、私物などの整理は片付けに組み込む。洗濯はカーテンやシーツ、カバーなどのほかクリーニングに出すものも含めよう。掃除は「家の外」「キッチン」「浴室」「トイレ」「各部屋」「玄関」などに分け、それぞれ「家電」「家具」も個別にリストアップしておくと当日の迷いが減らせる。

必要な道具のリストアップ

  • マスク・バンダナ
  • 軍手・炊事用ゴム手袋
  • エプロン・汚れてもいい服
  • 古歯ブラシ・割り箸
  • 新聞紙
  • 雑巾(水拭き用、乾拭き用)
  • ホウキ・ちりとり
  • ゴミ袋
  • バケツ
  • ハタキ
  • 洗剤
続いて、大掃除に必要な道具をリストアップしよう。掃除場所のチェックリストが決まれば、どんな道具が必要になるかイメージしやすいはずだ。大切なのは、大掃除当日に「あれがない!」などと買い物に行かなければならない状況になるのを避けること。基本的な道具は上記の通り。あとは掃除場所に応じて必要になりそうなものがあれば、書き足しておこう。

大掃除のチェックリストと道具のリストアップについては、こちらで詳しく解説している。あわせて参考にしてほしい。
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2. 大掃除当日までにしておくことまとめ

大掃除当日までにしておくことを、もう少し詳しくまとめていく。

モノを減らす

  • 大掃除当日まで使うモノ
  • 大掃除当日までは使わないが捨てないモノ
  • ゴミとして廃棄するモノ
  • 処分するかどうか迷うモノ
大きくこの4点に分けよう。モノを減らすことは大掃除の効率化に繋がる大切な作業だ。ゴミとして廃棄するモノは「可燃ゴミ」「不燃ゴミ」「資源」などに分け、いつ出すのかも確認しておこう。処分するか迷うモノがあり、どうしても断捨離が難しければいったん置いておいてもいいが、しばらく使っていないモノなら思い切って捨ててしまうことをおすすめする。

モノを移動させておく

動かせる家電や家具は、事前にある程度動かしておくと大掃除当日がスムーズだ。ただ、あまりに早く動かしすぎて不便な生活にならないように注意したい。このタイミングでカーテンやカバー類などを洗濯したり、クリーニングに出したりしてもいい。とにかくモノを減らし、大掃除しやすい環境を作っておこう。

道具を揃える

先ほどお伝えした道具類を揃えておこう。とくに雑巾、新聞紙は余分にあったほうがいい。多めに用意しておくことをおすすめする。

汚れの種類に応じた洗剤を用意する

  • 皮脂汚れ、油汚れ=アルカリ性洗剤
  • 水垢=酸性洗剤
  • シミ、カビなど=漂白剤
洗剤は汚れの種類に応じて購入しておく。一般的な汚れには「中性洗剤」でもいいが、皮脂などの油汚れなら「アルカリ性洗剤」が、水垢汚れには「酸性洗剤」がおすすめだ。浴室のカビなどには「塩素系漂白剤」、頑固な油汚れには「酸素系漂白剤」などが合う。ただし、「塩素系」と「酸素系」は混ぜてはいけない。有毒ガスが発生するためだ。洗剤を使った掃除は必ず換気をしながら行うことと、洗剤同士を混ぜないことを肝に銘じよう。

3. 大掃除に役立つ!100均で揃う便利なアイテム

先に紹介した道具に加えて、大掃除のときにあると役立つ便利なアイテムがある。いずれも100均で揃えられるため、余裕があれば購入しておこう。

重曹とクエン酸

水垢などアルカリ性の汚れに効果的な「クエン酸スプレー」や、皮脂など油汚れに強い「重曹スプレー」などは念のため揃えておきたい。大掃除では思いのほか多くの洗剤を使う。足りなくなったときに重宝するはずだ。スプレーがない場合は粉末でもいい。そのときはスプレーボトルもあわせて購入しておこう。

マイクロファイバークロス

吸水性と速乾性に優れたマイクロファイバークロスは、拭き掃除で活躍してくれる。窓用や床用などと分けて購入しておきたい。ハンドモップタイプも販売されている。

フロアワイパーとスクイージー

ウェットシートを装着してフローリングを掃除するフロアワイパーがあれば、雑巾がけの負担が大きく軽減する。天井の掃除にも使えて便利だ。スクイージーは窓用のワイパーで、効率よく汚れを掻き落とせる。

アルコール除菌スプレー

大掃除した場所に吹きつけておこう。イヤなニオイの原因となる雑菌の繁殖を抑えてくれる。いろいろな場所に触れる手にもかけておきたい。ただし、かけすぎや肌の弱い方は手荒れに注意しよう。

このように、100均には意外と大掃除に役立つアイテムが並んでいる。なくても困らないがあると便利なアイテムなので、できれば揃えておきたい。

4. 大掃除当日に効率よく進めるコツ

準備が整ったら、いよいよ大掃除当日だ。スケジュール通りに動けばいいのだが、いざ始めてみると意外に時間がかかる場所やモノも多い。そこで、大掃除を効率よく進めるためのコツを掴んでおこう。

掃除の順番

ホコリや水滴、洗剤は上から下に落ちる。部屋を掃除するなら天井や照明器具などから始めると二度手間を防げる。奥行きがある場所は奥から手前へ、家の中なら外へ向かって大掃除を進めていくのがコツだ。

先に洗剤をつけておく

レンジフードやフィルター、ガスコンロや五徳、便器の内側の縁、浴室のカビなどの頑固な汚れは、あらかじめ洗剤をつけて放置しておく。時間の経過とともに汚れが浮き上がって掃除しやすくなり、放置している間に別の場所を掃除できて時短にも繋がる。汚れがひどい場合は、洗剤をなじませた後にラップをして浸透させておこう。

そのほか、大掃除のコツや各場所の掃除方法についてはこちらでも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。

結論

大掃除は事前の準備がしっかりできていれば、当日、多少順番が前後しても問題ない。洗剤をなじませて放置するモノを先に始めることや、上から下へ、奥から手前へといった基本を守れば、大掃除のやり方にアレンジを加えてもいい。今年はぜひ家族みんなで「キレイになって良かったね」と言い合える大掃除にしよう。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 公開日:

    2019年12月22日

  • 更新日:

    2021年7月12日

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