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酸性洗剤の効果と使い方。こんな汚れに大活躍【おすすめ10選】

酸性洗剤の効果と使い方。こんな汚れに大活躍【おすすめ10選】

投稿者:ライター 松岡由佳里(まつおかゆかり)

2020年3月 1日

汚れには「酸性」と「アルカリ性」がある。汚れを効率的に落とすためには、反対の性質を選び中和することだ。理屈ではわかっていても、酸性洗剤の使い方や効果が表れる汚れがわからないという方も多いだろう。そこで、酸性洗剤にスポットを当ててみた。

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1. 酸性洗剤とは?

私たちが日常的に使う洗剤には「酸性」「中性」「アルカリ性」の3種類の液性があることをご存じだろうか。それぞれ得意とする汚れがあり、とくに酸性洗剤は「水垢」に対して威力を発揮する。

洗剤のpHについて

学生の頃、理科の実験でリトマス試験紙で酸性度を表す「pH」を学んだ記憶を持つ方も多いだろう。洗剤にもpHがあり、アルカリ性の汚れには酸性洗剤を、酸性の汚れにはアルカリ性洗剤を使用することで、より効率的に汚れを落とすことができる。

中性洗剤は、主に動物性繊維などにダメージを与えたくない場合に使い、オシャレ着洗剤に使われる。pHは14段階に設定されており、pH7を中性として0に近くなるほど酸性度が高くなる。酸性洗剤を選ぶときの目安になるだろう。

酸性洗剤の特徴

酸性洗剤は酸性度が高い洗剤だ。アルカリ性の汚れに対して威力を発揮する。アルカリ性の汚れは、人の体から分泌された汗や体液、水道水などに含まれるカルシウムやミネラルといった金属性の成分だ。アルカリ性を中和することによって、汚れを浮かせて取りやすくする。

2. 酸性洗剤で落とせる汚れと落とせない汚れ

酸性洗剤やアルカリ性洗剤には、それぞれ得意、不得意の汚れがある。そのことを知っているか知らないかで、掃除の効率も違ってくるのだ。

酸性洗剤が得意な汚れとは

酸性洗剤が得意な分野は
  • 水垢
  • 尿石
水垢はカルキなどのアルカリ性の汚れだ。排泄物である尿にもカルシウムが多く含まれる。汗をはじめとする人からの分泌物もミネラルなどアルカリ性。そのため、洗濯でも酸性洗剤は黄ばみや黒ずみの除去に効果がある。

水道水のカルシウムやミネラルが固まってできる水垢には、アルカリ性洗剤よりも酸性洗剤のほうが断然効果を発揮するのだ。

酸性洗剤が苦手な汚れとは

酸性洗剤が苦手な分野は
  • 油脂
  • タンパク質
  • 炭水化物
油脂やタンパク質、炭水化物は酸性の汚れだ。キッチンで使われる洗剤は、油汚れを落とさなければならないためアルカリ洗剤や中性洗剤を使わないと、油のヌルヌルが取れなかったりしてあまり効果が実感できない。酸性洗剤で油汚れを落とそうとしても、すっきりと落とすことができないので、注意しよう。

3. 酸性洗剤の効果的な使い方

酸性洗剤は、その性質を理解したうえで使用しないと、思ったような効果が得られないことがある。また、誤った使い方をすると危険なケースもあるので十分に注意したい。

ガンコな汚れには「回しかけ」

酸性洗剤は、こびりついた水垢やせっけんカスを溶かしながらキレイにしていく。トイレはフチに尿石などの汚れがたまりやすいので、回しかけが有効だ。回しかけする酸性洗剤は、粘度が高いものを選ぼう。サラッとした酸性洗剤では汚れに長くとどまっていられない。

「放置時間」で汚れを落とす

それほど強い酸性洗剤ではないクエン酸でも、放置時間を長くするとガンコな汚れにも対応することができる。たとえば、浴槽の鏡に水垢が付着して取れないとき、クエン酸液を浸み込ませたキッチンペーパーでパックして数時間放置してやると、水垢が緩んで取れやすくなる。

強い酸性洗剤には要注意

酸性度が強い酸性洗剤は、気持ちいいように汚れが落ちる。しかし、強力なアルカリ性洗剤と混ざると有毒ガスが発生してしまう危険性があるのだ。いつも何気なく使っている洗剤が「酸性」なのか「アルカリ性」なのか使用する前にしっかりと確認しよう。そして洗剤を使うときには、絶対に他の洗剤と混ぜないことを意識し、換気をしながら使うことだ。

4. おすすめ酸性洗剤10選

お店に並ぶいろいろな酸性洗剤のなかで、どの商品が自分の目的にマッチするのか。あるいはいま使っている酸性洗剤よりも強力なものはあるのか。酸性洗剤選びに迷っている方におすすめをご紹介しよう。

KINCHO「サンポール」

酸性洗剤の定番。50年以上のロングセラー商品で実力は実証済みだ。市販の酸性洗剤のなかでも最強の酸性度で、ガンコな汚れもすっきり。なかなか落ちないトイレの尿石にも効果がある。

ライオン「トイレのルック 除菌消臭EX」

酸性度はややマイルドだが、酸性洗剤にありがちの「ツン」とくる刺激臭がなく使いやすい酸性洗剤だ。トイレのフチも粘度の高い洗浄液で密着するので、汚れを落としやすくしてくれる。

ミヨシ石鹸「暮らしのクエン酸」

「酸性洗剤は刺激が強いから敬遠する」という方向け。粉末状になっているので、水で溶いてからスプレーに入れて汚れに吹きかける。ガンコな汚れには即効性はないものの、軽い水垢程度なら簡単に落とせる。普段の掃除に幅広く活用できる。

ビーワンコーポレーション「水あかしらず 酸性水垢クリーナー」

水垢や尿石にピッタリと張り付くジェルスプレー。業務用のパワフルな酸の力でガンコな汚れを柔らかくして取り除いてくれる。スプレーして10分ほど置けば、スルッと面白いほど水垢がはがれる。研磨剤が使われていないので、プラスチックのような柔らかい素材でも傷つかないので安心だ。

KINCHO「水回り用ティンクル」

水回り専用の酸性洗剤だ。スプレータイプなので、シュッとひと吹きしてからこすればキレイになるからお手軽だ。原料は酢酸なので、安心して使える。特殊抗菌剤も配合されており、生ごみ臭も抑えてくれる。

きれい研究所「茂木和哉」

洗剤の専門家と注目されている茂木和哉氏がプロデュースした酸性洗剤だ。温泉施設のガンコな水垢を落とすために開発された。酸性洗剤が持つ特性と研磨作用を併せ持ち、しつこい汚れに効果を発揮する。

ラクナ油脂「酸性洗剤オールセーフティー」

酸性洗剤のなかでも強力な酸度で汚れを落とすタイプだ。気になる水垢やアルカリ性の汚れにピッタリだ。液を塗布してしばらく放置し、そのあと軽くこすって洗い流すだけでキレイに汚れが落ちる。

花王「バスマジックリン 泡立ちスプレー」

酸性洗剤の浴室用合成洗剤。泡のパワーで汚れを吸収してすっきりと洗い上げる。スプレーした後20~30秒くらい放置してからシャワーで洗い流せばOK。しつこい汚れはもう少し時間を置けば気持ちよく落ちる。毎日のお風呂洗いに最適だ。

シーバイエス「酸性トイレクリーナー」

ミクロ粒子の作用で、1回の掃除で黒ずみや黄ばみが気になる水垢がすっきり落とせる。原液は高濃度だが、水で薄めて使えば床や壁のタイルにも使える。

エコベール「トイレクリーナー」

あまり強力な酸性洗剤は使いたくないという方に。天然由来成分配合で、弱酸性のため刺激がほとんどなく使いやすいタイプだ。強くないぶん環境はもちろん、配管、タンク、浄化槽などにもやさしいエコ洗剤といえる。

結論

普段自分が使っている洗剤が「酸性」「中性」「アルカリ性」なのかを把握することは、掃除や洗濯の効率を上げることになる。酸性洗剤には、得意分野と不得意分野があるので、落とそうとしている汚れがどのような種類の汚れなのか確認してから使おう。

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