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グラスに入った2つのスパークリングワインの写真

スパークリングワインの保存方法!飲みかけを上手に保存するコツは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年4月25日

スパークリングワインの保存方法について「未開封」の場合と「開封済み(飲みかけ)」の場合に分けて解説する。スパークリングワインの保存に適した温度などの環境や、開封済みのボトルを保存する際に便利なシャンパンストッパーなども紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. スパークリングワインの保存に適した環境

ズラッと並んだスパークリングワインの写真
保存方法の前に、保存に適した環境などを把握しておこう。今回はスパークリングワインがテーマであるが、一般的なワインにも通ずる内容なのでぜひ覚えておいて生かしていただきたい。

保存に適した「温度」

スパークリングワインは「10〜15℃(±1〜2℃)」の温度下で保存したい。熱に弱く、とくに高温になる場所や温度変化が激しい場所では保存しないように心がけよう。たとえ急激に温度変化しない場所でも、頻繁に変化する場所などは避けたほうがよい。

保存に適した「湿度」

ヒトが暮らしやすいとされる湿度よりもやや高めの「70%程度」を目安にしよう。日本は多湿な気候なので過度に心配する必要はないかもしれないが、乾燥には注意したい。コルクが収縮すると隙間が生まれ、そこから入り込んだ空気によって酸化するおそれがあるためだ。

「光」や過度な「振動」を避けることも大切

直射日光はもちろん、照明もダイレクトかつ長時間当たらないような場所に保存するのがおすすめだ。また振動により風味が変化することもある。ドアポケットなど頻繁に振動が発生するような場所も避けたほうがよいだろう。

2. 未開封のスパークリングワインの保存方法

未開封のスパークリングワインの写真
それではスパークリングワインの具体的な保存方法を紹介していく。まずは未開封のスパークリングワインから見ていこう。

ワインセラーがあれば活用しよう

ワインセラーをお持ちであればぜひ活用しよう。10〜15℃など、より細かい温度設定ができる機種ならなおよい。

冷蔵庫なら野菜室がおすすめ

未開封のスパークリングワインを冷蔵庫で保存するのであれば、庫内でも温度が高めの野菜室がおすすめだ。野菜のにおいがコルクに移ってしまわないよう、ラップや新聞紙で包んで保存するとよいだろう。

条件がよければ床下収納や押入れなどでもOK

温度や湿度、光や振動といった問題がクリアできるのであれば、床下収納や押入れ、物置といった場所でもよい。

3. 飲みかけのスパークリングワインの保存方法

スパークリングワインを開栓しグラスに注いでいるところの写真
未開封はそれほど難しくないが、悩むのは開封済み・飲みかけのスパークリングワインの保存方法だろう。スパークリングワイン最大の魅力「泡」は開封すると抜けるため飲みきりたいところだが、どうしても残ってしまうことがある。

冷蔵庫で「立てて保存」するのがおすすめ

飲みかけのスパークリングワインは、冷蔵庫など低温の環境下で保存しよう。理由として、低温のほうがガスが抜けにくい点が挙げられる。さらにボトルは、冷蔵庫の中に立てて保存するとよい。ボトルの中で空気と接触する面積を減らすことにより、できる限りガスが抜けるのを防ぐというわけだ。

4. スパークリングワインの保存に便利な「シャンパンストッパー」とは

シャンパンストッパーの写真
飲みかけのスパークリングワインを保存する際、あると便利なのがシャンパンストッパーである。

ボトルにかぶせるストッパーのこと

シャンパンストッパーは、開封後のボトルにかぶせるストッパーだ。スパークリングワインの場合、コルクが圧縮されて栓の役割を果たしているため、一度開けると再び差し込むのが難しい。そんなときにシャンパンストッパーがあれば便利である。

【シャンパンストッパーの使い方】

ストッパーの両側を開き、スパークリングワインのボトルの口にかぶせて押しながら、栓の部分に引っ掛けるようにして封をする。シャンパンストッパーを使ってガスが抜けるのを抑えよう。繰り返し使えるので、スパークリングワインはもちろん、日頃からワインを嗜む方は持っておいて損はないアイテムだ。

シャンパンストッパーがないときは?

シャンパンストッパーをお持ちでない方で、今すぐ入手するのが困難という場合はどうすればよいのだろうか?その場しのぎ的な方法になってしまうが、ラップをボトルの口に密着させたのち、輪ゴムなどを使ってしっかり留めるようにしよう。ただしシャンパンストッパーほどガスが抜けるのを防ぐ効果は期待できない。可能であれば当日中、あるいは翌日中に飲み切るようにしよう。

5. スパークリングワインを上手に保存すれば開封後も数日楽しめる

グラスに入ったスパークリングワインの写真
スパークリングワインの保存でもっとも気を使うのは開封済みの場合だ。だがお伝えしたように、飲みかけであってもシャンパンストッパーを使えばガスが抜けるのを抑えることができ、数日は楽しめるはずだ。慌てて飲み干そうとすると美味しさをじっくり味わえないこともある。ぜひシャンパンストッパーを入手して、数日かけてじっくりスパークリングワインを楽しんでみてはいかがだろうか?

結論

飲みかけのスパークリングワインでも、紹介したようにシャンパンストッパーをかぶせて冷蔵庫で保存すれば、泡もしっかり残ったまま数日キープしておける。これまでスパークリングワインの保存方法に悩んでいた方にはぜひ、実践してみてほしい。
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  • 公開日:

    2020年4月15日

  • 更新日:

    2022年4月25日

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