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【ランブルスコ】とはどんなワイン? 話題の天然微発泡ワインの美味しい飲み方

【ランブルスコ】とはどんなワイン? 話題の天然微発泡ワインの美味しい飲み方

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年4月 6日

イタリアの伝統的な赤の微発泡ワイン、「ランブルスコ」。最近では日本のレストランやスーパーでも見かけるようになった。発泡性のある赤ワインのため、爽やかな味わいをもちこれからの季節にも合う。ランブルスコの基本に触れ、相性のよいとされる料理について紹介しよう。

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1. ランブルスコとは

「ランブルスコ」とは、天然弱発泡性の赤スパークリングワインの代表格ともいわれている伝統的なスパークリングワインだ。エミリア・ロマーニャ州とロンバルディア州南東部を主な産地とする。これらの州は、イタリア屈指の美食の地としても知られている。中でも、エミリア・ロマーニャ州のレッジョ・エミリアとモデナ、ロンバルディア州の南東部のマントヴァの3つの地区がランブルスコの主な産地である。

ランブルスコは、類似する発泡性酒のシャンパンやカヴァ(スペインのスパークリングワイン)の瓶内二次発酵とは異なり、瓶に詰めずに密閉したステンレスのタンク内で発酵を行う。ランブルスコの製造の流れは次の通り。

1.9月下旬~10月上旬にブドウを摘み取り、1週間~2週間かけて圧搾し、果汁を絞る。搾った果汁をマストという。
2.温度を一定に保ち発酵させ、約2か月経過したのち不純物を取り除いて上質なマストにする。
3.温度と圧力が規定値に達するまでの約1か月~2か月の間、タンク内で二次発酵させる。発酵時、ブドウの糖分がエチルアルコールとCO2に分解され、その炭酸ガスが逃げずにワインに溶け込むため、発泡性のワインになる。
4.別のタンクで無菌濾過作業を行い、瓶詰めする。

2. ランブルスコのブドウと風味

ランブルスコは、紀元前の古代ローマ時代から栽培されているといわれるランブルスコ専用の品種のブドウで製造される。ランブルスコ種自体は多収穫のブドウとして知られ、エミリア・ロマーニャ州だけでなく、ピエモンテ州やバジリカータ州といったイタリアのいくつかの地域で栽培されている。ランブルスコ種の数は正確には把握されておらず、一説には十数種類とも、100種類を越える亜種があるともいわれ、味は甘口から辛口までさまざまだ。

ランブルスコ種の代表的なものには、グラスパロッサ種、サラミーノ種、ディ・ソルバーラ種、ルベルティ種、マラーニ種などがあり、それぞれのブドウの特徴によって醸造されるワインの風味も異なるとされる。生産数が多いのはグラスパロッサ種とサラミーノ種。

ランブルスコの糖度による分類は、ラベルにも表示されているため、辛さや甘さはラベルをチェックしよう。

・Secco(セッコ)、ABBOCCATO(アッボッカート):辛口
・Amabile(アマービレ):やや甘口
・Dolce(ドルチェ):甘口
・ROSATO(ロザート):ロゼ

3. ランブルスコによく合う料理は?

パダノ平野は、ポー川流域に広がる広大で肥沃なエリアである。このパダノ平野を擁するエミリア・ロマーニャ州は、古くから農業や畜産が盛んで、世界でも有数の食材の宝庫として知られている。

パルマの生ハムやソーセージ、サラミといった畜産加工品や、パルミジャーノ・レッジャーノなど、だれもが知る食材の本場で、それらを使った郷土料理も数多い。ボローニャのモルタデッラ、ボロネーゼ、モデナのコテキー、ラザーニャなど肉料理や、チーズ・バターなどを豊富に使った濃厚で脂肪質なものが多いのが特徴だ。

食事の途中で飲むランブルスコのきめ細かな泡とフレッシュな酸味が上手に口の中の脂分を洗い流すため、脂分の多い肉料理や濃い味付けの料理と相性がよいとされる。

赤ワイン(ロッソ)が主流だが、ロゼや白ワイン(ビアンコ)も生産されており、基本的にはアルコール度数が低いほど甘いため、色やアルコール度数もチェックして、料理やデザートに合わせて選ぶようにしよう。

通常の赤ワインと違い、ランブルスコはよく冷やすことが鉄則とされる。温度が高いとボトル内の二酸化炭素が膨張し瓶内圧が上昇する。内圧が上昇しすぎると抜栓時にその圧力で中味が噴き出したり、ガスが抜けやすくなってしまったりするのだ。冷蔵庫で1時間以上冷やすことにしよう。

結論

ランブルスコは天然弱発泡性のスパークリングワインで、ぶどうの種類やアルコール度数などによってもさまざまな味が楽しめる。
軽くさわやかな口当たりで、いろいろな料理にも合わせやすい。ランブルスコと料理との好みの組み合わせが発見できそうだ。

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