1. マリブコークとはどんなカクテル?

まずはマリブコークというカクテルについての基本的なところから解説していこう。
マリブ(リキュール)のコーラ割りが「マリブコーク」
マリブコークは「マリブ」というラム酒ベースのリキュールをコーラで割ったカクテルだ。居酒屋やバーなどでも定番で、お酒が苦手な方にも比較的飲みやすい人と気のロングカクテルのひとつである。
マリブはどんなリキュール?
マリブは1980年にイギリスで生まれたリキュールである。ジャマイカ産のホワイトラムをベースにカリブ産のココナッツを蒸留しているため、ココナッツの甘い香りがする。さまざまなカクテルのベースに使われるが、ココナッツのほのかな甘さもあって口あたりがよく、そのままでも十分味わえる。マリブをベースにするとトロピカルな味わいに仕上がるため、とくに夏場などに飲みたくなる爽快なカクテルを作るのに適している。
マリブコークの味わいとアルコール度数
マリブが持つココナッツの香りとコーラの爽快感が絶妙に混ざり合い、まさに「夏」を感じさせてくれるカクテルとして人気がある。ただしココナッツの風味が苦手な方はマリブコークも少々苦手かもしれない。また甘めのカクテルが苦手という方も手を出しにくいだろう。そんなマリブのアルコール度数は21度程度で、コーラと割ることで5度前後まで抑えられる。
「マリブコーク」という名前の由来
マリブはアメリカのカリフォルニア州にある、サーフィンの名所その名も「マリブ」にちなんで名付けられた。ココナッツの味わいがまさにマリブという名にピッタリで、どこか海の香りが漂ってきそうなリキュールだ。マリブコークは、単純にそのマリブをコーラで割るところからきている。
2. マリブコークの基本的な作り方

マリブコークはご家庭でも簡単に作ることができるカクテルのひとつである。美味しく作るポイントなどとあわせて紹介しよう。
マリブコークの材料
- マリブ:30ml
- コーラ:60ml
- タンブラー:1個
- 氷:適量
以上を用意しよう。タンブラーがなければお好みのグラスでもOKだ。またコーラと一緒にレモン汁を加えても美味しく仕上がる。
マリブコークの作り方
- タンブラーに氷を入れる
- マリブを30ml、コーラを60ml加える
- 軽くステアすれば完成
マリブコークはこの流れで簡単に作ることができる。なおマリブやコーラの分量はグラスの大きさによって調整してほしい。分量によってアルコール度数が変わるため、低めがお好みの方はコーラを多めにするとよいだろう。レモンあるいはライムを飾るとオシャレなカクテルに仕上がる。
マリブコークを美味しく作るためのポイント
マリブコークを美味しく作るには、コーラの炭酸が抜けないようにすることだ。コーラを注ぐ際は氷にできるだけ触れないようにグラスを傾け、静かにコーラを注ぐのがポイントである。ステアする際も、マドラーでグラスの底をそっとかき混ぜるようにするとよい。細かいところだが、これによりコーラの炭酸がしっかり残った美味しいマリブコーラを楽しめる。
3. マリブを使ったアレンジレシピ

マリブはコーラ以外にもさまざまなもので割ることができる。割ものによってさまざまな味わいを楽しめるのでぜひ試してみよう。マリブはココナッツベースのリキュールなので、いずれも南国を想起させるようなカクテルに仕上がる。
マリブ・マンゴー
マリブをマンゴージュースで割ったものがマリブ・マンゴーというカクテルだ。どちらも南国をイメージする飲み物なので、よりトロピカルな味わいに仕上がる。マンゴーの鮮やかなオレンジ色がオシャレなカクテルだ。
マリブ・ダンサー
マリブをグレープフルーツジュースとレモンジュースで割ったカクテルだ。マリブのココナッツ風味と柑橘系の爽やかな風味が混ざり合うことで、さっぱりとした味わいに仕上がる。
マリブ・スノー
マリブにヨーグルト風味のリキュールとトニックウォーターを入れて作る、その名の通り雪のように白いカクテルだ。スノーボードなど雪遊びを楽しんだあとに飲みたくなるような、さわやかな仕上がりのカクテルである。
4. 夏を感じる人気のカクテル「マリブコーク」ぜひご家庭で楽しんでみては?

マリブコークは材料さえ揃えてしまえばご家庭でも簡単に作ることができるカクテルだ。分量もお好みで調整できるので、アルコール度数を低めにしたい方などはコーラを多めにして作ってみよう。コーラ以外にもさまざまな飲み物で割ることができるので、ぜひ自分なりのアレンジレシピも考案するなどして楽しんでいただきたい。
結論
マリブコークは南国の香りがするカクテルだ。ココナッツ風味にコーラの炭酸が加わることでのど越しもよく、非常に飲みやすいカクテルになる。とりわけココナッツが好きな方はハマるだろう。マリブコークを作る際は、コーラの炭酸が抜けないように注意すると美味しく仕上がるだろう。
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