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知れば知るほど奥が深い!「WHISKY」と「WHISKEY」の違いとは?

知れば知るほど奥が深い!「WHISKY」と「WHISKEY」の違いとは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

2020年4月21日

日本でも愛される酒のひとつであるウイスキー。海外表記には「WHISKY」と「WHISKEY」がある。日本語ではウイスキーとカタカナの表記を目にすることが多いため、英語の書き方が2種類あるということを知らない人もいるのではないだろうか。ここではWHISKYとWHISKEYの違いについて詳しく見ていきたい。

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1. WHISKYの由来や産地は?

それではまず、WHISKYと呼ばれるウイスキーにはどのような意味があるのかを見ていこう。ウイスキーの綴りの違いは、産地によるものとされている。WHISKYと表記されるのは、スコットランドやカナダで作られるウイスキーが多い。もともとの発祥はスコットランドの「スコッチウイスキー」であり、16世紀頃に民衆に広まっていった。
18世紀にウイスキーに対して税が課せられるようになり、これを逃れるためにウイスキーの密造が横行した。樽に入れて貯蔵させるスタイルが流行り、透明だったウイスキーを琥珀色に熟成させられることを偶然発見したのだという。スコッチウイスキーの特徴は、スモーキーで熟成された風味である。これも密造の過程で使用された「泥炭」によるもの。課税を避けるための密造によって、現在のスコッチウイスキーの形になったといっても過言ではない。

2. WHISKEYの由来や産地は?

WHISKEYと表記されるウイスキーの産地は、アイルランドやアメリカだ。「KEY」と表記される理由には諸説あり、アイルランド人は自分たちが優れているということを証明するために「E」を加えたという説や、開拓当時のアメリカではウイスキーが貴重な存在で、鍵(Key)付きで保管していたという説がある。いずれにしても、「ウイスキーの発祥は我が国である」と互いが主張したことから、表記の違いが現れたようである。しかし、アメリカのウイスキーでもWHISKYと表記するものも存在し、必ずしもはっきりと産地によって区別できるわけではない。
アイルランド発祥の「アイリッシュウイスキー」は、スコットランドよりも先に誕生していたという説があるが、実際のところは定かではない。ただし、どちらもウイスキーについて長い歴史をもつということには変わりない。アイリッシュウイスキーと名乗るには、穀物を原料とすること、アルコール度数を94.8度以下にすることなどの条件を満たす必要がある。また、熟成は木製樽で3年以上と定められており、長い年月を要することがわかるだろう。また、泥炭を用いないことから、スコッチウイスキーと風味が異なる。アイリッシュウイスキーは世界一の生産量を誇っていた時期もあるが、近年ではスコッチウイスキーに市場を奪われている。ウイスキーといっても産地によって風味や味わいが変わるので、機会があれば飲み比べてみるのも楽しいかもしれない。

3. 朝ドラ「マッサン」で話題になったウイスキーの綴りはどっち?

2014年に放送されて話題となった朝ドラの「マッサン」は、「日本で本物のウイスキーを作りたい」と夢を追いかける夫婦の人生をテーマとしたものである。主人公の竹鶴政孝はいまでも存在し続けるウイスキーメーカー「ニッカウイスキー」の創業者だ。竹鶴は大正時代にスコットランドに赴き、ウイスキーの製造技術を学んで日本へ持ち帰った。スコットランドのウイスキーは先に説明したようにWHISKYと表記されるので、ニッカウイスキーで取り扱うウイスキーはどれもWHISKYとなっている。
ドラマの舞台ともなった北海道の余市町は、日本のスコットランドとの異名をもつ。余市町にはニッカウイスキーの蒸留所があり、ガイド付きの工場見学ができるので観光地として人気だ。マッサンを見てウイスキーに興味をもち始めた人や、ウイスキーの歴史についてより深く学びたい人にはぜひおすすめしたい観光名所である。

結論

普段何気なく呼んでいるウイスキーという単語も、より深く知るとWHISKYとWHISKEYの2種類の表記があることがわかる。それぞれ対立はしているようだが、どちらも長い歴史や興味深い背景をもつ酒であることはいうまでもないだろう。ウイスキーについての知識を深め、雑学を語りながら飲む酒の席も楽しいかもしれない。
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