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【富乃宝山】の特徴と魅力を解説!本格焼酎ブームの火付け役?

【富乃宝山】の特徴と魅力を解説!本格焼酎ブームの火付け役?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 池田絵美(いけだえみ)

2020年6月23日

鹿児島県の西酒造が黄麹を使って作る芋焼酎「富乃宝山」は、3Mといわれる魔王や森伊蔵、村尾などのプレミアム焼酎と比較すると知名度は低いが、焼酎ファンの中では本格焼酎ブームの火付け役となったといわれる銘柄である。今回は、そんな富乃宝山の特徴や魅力に迫ってみよう。

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1. 焼酎 富乃宝山の由来と蔵の歴史

富乃宝山は、鹿児島県日置市吹上町に本社を置く西酒造株式会社が販売する人気の芋焼酎である。西酒造は、1845年の創業で170年以上の歴史をもつ老舗酒蔵である。この西酒造からは原料となるさつまいもや麹が異なる数種類の宝山シリーズの焼酎が発売されている。
この宝山の名前の由来であるが、「宝山検校」という鎌倉時代の薩摩琵琶の達人で、盲目で最高位の僧の名前からとられている。宝山検校は、もともと滋賀県大津市の正法山妙音寺常楽院の住職であったが、源頼朝に命ぜられて、島津家の祖である島津忠久と一緒に薩摩の吹上の土地に入った。その後、島津忠久はいまの住所で、鹿児島県日置市吹上町中島に中島常楽院を建立し、宝山検校を開祖した。この中島常楽院の近くに西酒造の旧蔵があったのである。

2. 焼酎 富乃宝山の特徴や味わい

西酒造の宝山シリーズの中でも一番人気を誇るのが富乃宝山である。富乃宝山は、かつての本格焼酎ブームの際に、火付け役となったといわれる焼酎の銘柄のひとつだ。それまでの芋焼酎は、臭いというイメージが強かったが、そのイメージを覆したのが、この富乃宝山である。フルーティーで華やかな香りで、それまで芋焼酎を敬遠していた若者層にも人気が広がっていったのである。静かなバーカウンターにも似合うことを目指して造られた焼酎で、おすすめの飲み方は、その香りが楽しめるロックである。ロックで飲み始め、少し酔ったかと思ったら水割りにするとよい。
富乃宝山の特徴である吟醸酒のような華やかでフルーティーな香りは、黄麹仕込みによるものである。焼酎には、一般的に白麹や黒麹が使われる。黄麹は、日本酒を作る際に使われる麹で、雑菌の繫殖を抑える酸をあまり作らないため、日本酒と比べ高い温度で醸造される焼酎造りでは、高度な技術と繊細な管理が必要となる。しかし、黄麹で仕込むと、富乃宝山のようなフルーティーで、すっきりと軽快な味わいの焼酎となる。同じく、黄麹仕込みの焼酎には、プレミアム焼酎3Mのひとつである「魔王」がある。
富乃宝山のほかに、宝山シリーズには「薩摩宝山」「吉兆宝山」「白天宝山」「宝山 芋麹全量」「宝山 綾紫芋麹全量」「宝山 蒸撰綾紫 酒精乃雫」「宝山 蒸撰白豊 酒精乃雫」「宝山 蒸撰紅東 酒精乃雫」がある。

3. 富乃宝山の商品情報

富乃宝山の商品情報は、以下の通りである。
  • アルコール度数 25度
  • 原材料 薩摩芋(鹿児島県産 黄金千貫) 米麹(黄麹/国産米)
内容量は、1,800mlと720mlとがある。
富乃宝山の定価は、1,800mlで3,000円ほど。同じく黄麹を使った魔王などと比べ入手はしやすく、一般の酒販店やインターネット通販でも定価とそれほど変わらない価格で購入できる。
そのほかの宝山シリーズの商品情報は以下の通りだ。
薩摩宝山
宝山シリーズのベースで、1845年の創業以来の伝統を守り続けてきた焼酎である。しっかりと芋を感じさせる味わいと飲み口が特徴で、おすすめの飲み方はお湯割りだ。
  • アルコール度数 25度
  • 原材料 薩摩芋(鹿児島県産 黄金千貫) 米麹(白麹/国産米)
内容量は、1,800mlと720mlとがある。
吉兆宝山
黒麹仕込みのため、しっかりと力強い味わいが特徴である。お湯割りで飲むのがおすすめで、芋の豊かな香りと味わいが楽しめる。
  • アルコール度数 25度
  • 原材料 薩摩芋(鹿児島県産 黄金千貫) 米麹(黒麹/国産米)
内容量は、1,800mlと720mlとがある。
白天宝山
白麹仕込みで、キレのある辛口とやわらかな甘みが特徴である。白麹仕込みのよさにこだわった酒で、黄麹の富乃宝山や黒麹の吉兆宝山と飲み比べてみると面白い。なお白天宝山は季節限定の販売である。
  • アルコール度数 25度
  • 原材料 薩摩芋(鹿児島県産 黄金千貫) 米麹(白麹/国産米)
内容量は、1,800mlのみである。

結論

今回解説した富乃宝山は、本格焼酎ブームの火付け役となったといわれる芋焼酎である。黄麹仕込みのため吟醸酒のような華やかでフルーティーな香りが特徴である。同じ黄麹仕込みの魔王などのプレミアム焼酎などと比較すると入手しやすいので、まだ飲んだことのないという人は、ぜひ試してみてほしい。
*価格は執筆当時のもの
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