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紹興酒の度数は高い?低い?気になるカロリーもあわせて解説

紹興酒の度数は高い?低い?気になるカロリーもあわせて解説

投稿者:ライター 岡本優美 (おかもとゆみ)

2020年7月17日

中国のお酒の中で代表的なものが紹興酒である。紹興酒は穀類から作られたお酒だが、なんとなくアルコール度数が高いと考えている人も多いかもしれない。そこで今回は、紹興酒がどれほどの度数なのかを解説する。ほかのお酒とも比較したので参考にして欲しい。

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1. 紹興酒のアルコール度数は高い?

紹興酒は、穀物でできた中国酒・黄酒のうち紹興という地域で作られた。作り立てのものではなく、数年熟成させたものが紹興酒だ。そんな紹興酒の度数はどれくらいか、紹興酒の種類とともに比較する。

元紅酒

元紅酒は紹興酒の中でも辛口の酒といわれている。糖度が低く、0.5パーセントしかないためだ。もちごめが主原料のお米だが、途中で糖質となる米を足すことなく作られるため、糖度が低いのである。仕込みの時には水しか使わず、熟成も3年程度だ。紹興酒は熟成が進めば進むほど度数が高くなる特徴があり、元紅酒の度数は15度から16度ほどだ。

加飯酒

このお酒は元紅酒と作り方は少し似ているが、途中でさらに糖質となる米を足すことで発酵を促す。「飯を加える酒」というのは、その工程を表現した名前なのである。熟成期間も長く、最長で20年程度熟成させる。日本で最も人気の紹興酒といわれており、まろやかな味と香りが特徴だ。そんな加飯酒の度数は17度から18度であり、元紅酒よりも高いのである。

善醸酒

善醸酒は、水の代わりに元紅酒で仕込んだ紹興酒のこと。糖度が高く黒っぽい色をしているのが特徴である。香りも非常に豊かで、熟成期間は5年程度ではあるがかなり芳香な風味が特徴だ。紹興酒の初心者にも飲みやすいとされており、濃厚な味わいなのにくせが少ないといわれている。そんな善醸酒の度数は13度から14度。熟成年数が少なく、また水の代わりにお酒を使っているため発酵が進みにくく、度数も低めだ。

香雪酒

香雪酒は、元紅酒にさらに麹を足し、また元紅酒の粕を使って作った焼酎のような酒を水代わりに使った贅沢な紹興酒だ。そのため紹興酒の中でも最も糖度が高く甘い。また味も濃厚でまったりとしており、リキュールやブランデーなどと似た味わいだ。そんな香雪酒の度数はなんと20度ほど。紹興酒の中でも最も度数が高いのである。

2. 紹興酒の度数を日本酒と比較

ほかのお酒と紹興酒の度数はどれくらい違うのだろうか。今回は、醸造酒や蒸留酒と比較する。

醸造酒の中ではトップクラス

実は紹興酒の度数は、醸造酒と呼ばれるお酒の中でもかなり高い。醸造酒とは、発酵でできたお酒を加熱し、さらにアルコール度数を高くする「蒸留」という過程を行わないお酒のことをいう。紹興酒や日本酒、ビール、ワインが醸造酒の仲間である。醸造酒の中で最も度数が低いのはビールであり、平均アルコール度数が5度程度だ。ビールの次に度数が高いのはワインで、平均12度ほど。紹興酒と日本酒はどちらも高いが、日本酒の場合は22度までしか日本酒として認定されないので、最も高い度数の醸造酒を考えた場合には日本酒の方が高いといえるだろう。しかし20度ほどの醸造酒は、世界的に見てもかなり度数が高いので、日本酒も紹興酒も醸造酒の中では度数の高いお酒といえるだろう。

蒸留酒よりは低い紹興酒の度数

蒸留酒とは、前述の通り醸造酒を蒸留という工程でさらにアルコールを増やしたお酒のことである。ウイスキーや焼酎、ブランデーやジン、グラッパ、テキーラなどのお酒が蒸留酒の仲間である。これらのお酒は基本的に度数が高いが、たとえばウイスキーは、最大60度ほどのアルコール度数がある。しかし平均的には40度程度で、中には37度ほどのものもある。紹興酒と比較すると高いように思えるが、これらの蒸留酒は水などで割って飲むことが多い。そのため1杯分のアルコール度数で考えれば、水割りやお湯割りのウイスキーよりもそのまま飲む紹興酒の方が高いことが多いのだ。

3. 度数別:紹興酒のカロリー

ここまでは紹興酒の度数について紹介してきた。次に紹興酒のカロリーがどれほどなのかを解説する。

そもそもカロリーとは

カロリーは、本来身体を動かす際に使われるエネルギーのことである。カロリーの摂りすぎは太る原因になるが、逆に摂らないのも体によくない。またカロリーの中にはエンプティカロリーと呼ばれるものがあり、真っ先に消費されてしまい体に残りにくいものがある。お酒、特に蒸留酒のカロリーは主にエンプティカロリーと呼ばれている。焼酎などが太りにくいお酒と呼ばれるのもそのためである。一方で、日本酒などが太りやすいといわれているのは糖質が含まれているため。100mlあたりで考えれば、蒸留酒の方がカロリーは高いのだが、エンプティカロリーを考えれば消費されにくい糖質が含まれているため、日本酒の方が太りやすいのである。
しかし、これはお酒だけを飲んだ場合の話だ。エンプティカロリーは優先的に消費されるカロリーではあるが、これにより、本来先に消費されるべきだった栄養素は消費が後回しになり、体に蓄積しやすくなる。エンプティカロリーだからといって太らないと考えるのではなく、おつまみの食べ合わせを考えるのがよいだろう。

種類によって違う紹興酒のカロリー

紹興酒のカロリーは様々な文献で100mlあたり127kcalといわれているが、これは平均的な数値だ。実際には、香雪酒であればさらにカロリーが高くなり、元紅酒はカロリーが低い。また、蒸留酒のアルコールのカロリーは、エンプティカロリーと呼ばれ真っ先に消費されるものだが、紹興酒の場合は糖質も含まれているため消費されにくく、油断は禁物である。結果カロリーだけを見ればそんなに高くないが、実際には体に残りやすいと言えるだろう。

結論

紹興酒のアルコール度数やカロリーについて解説した。紹興酒は世界的に見てもアルコール度数の高いお酒であり、飲みやすいことから気づけばかなりアルコールを摂取することもあるお酒である。さらに糖質が多く含まれているので、カロリーも高めではある。飲む時には水を飲んだり、おつまみに気をつけたりしてなるべく飲み方を考えたい。
  

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