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カップ酒とはどんなお酒?バリエーション豊かな味わいを楽しもう

カップ酒とはどんなお酒?バリエーション豊かな味わいを楽しもう

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

鉛筆アイコン 2020年11月 1日

カップ酒とは、その名の通りカップに入ったお酒のことである。どこでも手軽に購入でき、ちょっと飲みたいときの一杯にも最適なサイズであることから、販売当初より世代を問わずファンが多い。本記事ではそんなカップ酒の魅力をたっぷりと紹介しよう。

  

1. カップ酒とは?どんな種類がある?

まずカップ酒と聞いて、頭にどのようなイメージを思い浮かべるだろうか。手早く酔っぱらうためのお酒だったり、いわゆる「のんべえ」が好むお酒、という少しネガティブなイメージを持つ人もいるかもしれない。しかし近年では見た目も味わいもバリエーション豊かなカップ酒が販売されているので、そのようなイメージは払拭されるだろう。ここではカップ酒のルーツや現在販売されているカップ酒の主な種類について解説する。

カップ酒のルーツとは

日本で初めてカップ酒として発売された銘柄は、誰もが知る「ワンカップ大関」である。1964年の東京オリンピックの開催に合わせて販売が開始された。当時は若者の嗜好がウイスキーなどの洋酒に寄っていた時代であり、そんな中「誰でも気軽に楽しめる日本酒を」という思いから、ワンカップ大関は誕生したのである。

カップ酒は日本酒だけじゃない!

ワンカップ大関をはじめ、カップ酒といえば日本酒というイメージを持つ人は多いだろう。しかし現在販売されているカップ酒の種類はとても多い。日本酒に次いで定番の焼酎はもちろん、ワインや梅酒などのカップ酒も販売されている。選べる幅が広がり、よりカップ酒に親しみやすくなったといえるだろう。

2. カップ酒はどこで売ってる?

カップ酒は、どこでも簡単に手に入るという点も人気のポイントのひとつである。スーパーマーケットはもちろん、コンビニエンスストアや自販機でも購入が可能なので、時間も場所も選ばず、手軽に楽しめることが魅力だ。流通しているカップ酒のほとんどは定番の銘柄なので、少量生産のご当地ものの銘柄などになると酒屋や通販で購入する形になるが、そんな「ご当地カップ酒」が楽しめる居酒屋もある。全国それぞれの土地ならでは特徴を持つカップ酒、ぜひともコンプリートを目指してみてはいかがだろうか。

3. カップ酒のおすすめの飲み方は?

そのままストレートでぐいっと飲むことはカップ酒の醍醐味ともいえるが、ほかにもいろいろな飲み方がある。自分好みのスタイルでカップ酒を楽しんでみよう。

グラスに移して楽しむ

カップ酒を買ってきてそのままカップごと飲むことに抵抗感がある人もいるかもしれない。そんな人は、ぜひグラスに移して飲んでみよう。日本酒であれば、とっくりに移しておちょこで飲めば、雰囲気も一緒に楽しめるのでおすすめだ。ワインのカップ酒であればワイングラスに移すなど、グラスに移すだけでカップ酒の印象も変わるので、ぜひ試してもらいたい。

日本酒は熱燗でも美味しい

日本酒のカップ酒であれば、寒い冬場は熱燗でも美味しく楽しめるのでぜひおすすめしたい。60℃以下の温度でじっくり湯煎する方法もよいが、電子レンジを使用すると簡単である。内フタを取り外し、600Wで1分レンジで加熱するだけで手軽に美味しく熱燗が楽しめる。

4. 飲みやすい甘口のカップ酒や高級なカップ酒

これまでさまざまなカップ酒を紹介したが、最後は飲みやすい甘口のカップ酒と、高級なカップ酒をいくつか紹介しよう。

甘口のカップ酒

辛口の日本酒が苦手という人には、甘口の日本酒をおすすめしたい。カップ酒でも甘口の種類は多く、「ワンカップ大関」を販売する大関からも甘口のカップ酒が発売されている。とろりとした口当たりと米本来の甘みが特徴の純米にごり酒、「夢見るひつじ」がおすすめだ。大嶺酒造が販売する「OHMINE JUNMAI」は、山口県産の高級米である山田錦を原料として使用しており、昔懐かしいような優しい甘みがあって飲みやすい。

高級なカップ酒

たまの贅沢に、少し高級なカップ酒を味わってみるのもいいだろう。梅錦山川が販売する「梅錦」は、上質な純米大吟醸がカップ酒で楽しめる。また、高級感のあるガラスの容器なので、贈答品としても人気だ。また、珍しい種類では本格的なひれ酒もカップ酒として販売されているものがある。しらたき酒造が販売する「ふくのひれ酒・白カップ」は、焙焼済みの焼きひれがついているほどの本格派。フグの顔が目を引くカップデザインもかわいい。少し値段は上がるが、ぜひ一度試してもらいたい。

5. 女性にもおすすめ!見た目がかわいいカップ酒

見るからにお酒というカップ酒のデザインは、女性は少し手を出しづらいものでもある。しかし近年では女性でも親しみやすい、おしゃれでかわいいデザインのカップ酒も多く売られており、人気である。デザインも楽しみながら、カップ酒を味わってみてはいかがだろうか。

おすすめのかわいいカップ酒

女性でも親しみやすいかわいいカップ酒のおすすめをいくつか紹介しよう。動物やゆるキャラが描かれたデザインのカップ酒には数多くの種類があるが、代表的なものには猫のデザインとユニークな名前が印象的な志太泉酒造の「にゃんかっぷ」や、かわいい鹿のデザインが目を引く秋鹿酒造の「バンビカップ」が高い人気を誇っている。日本酒が得意でない人には、ワインのカップ酒である「ワインカップ・シャルドネ」をおすすめしたい。こちらはイタリアのデ・アンジェリ社が開発した本格カップワインで、スタイリッシュなデザインで人気がある。
商品情報
  • 商品名:ワンカップ 飲み比べセット 6本セット バンビカップ パンダカップ にゃんカップ 秋鹿 若鹿 御代櫻 志太泉 180ml
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結論

カップ酒には普段目にする種類のほかに、これだけ豊富に種類があることをわかってもらえただろう。その日の気分に合わせて選べる楽しさがあることもまた、カップ酒の楽しみ方のひとつである。これまでカップ酒を手にしたことがない人は、ぜひ本記事を機にカップ酒を味わってみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2020年11月 1日

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