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生貯蔵酒とはどんなお酒?さわやかな夏の日本酒をじっくり堪能しよう

生貯蔵酒とはどんなお酒?さわやかな夏の日本酒をじっくり堪能しよう

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

2020年11月 6日

日本酒にはさまざまな種類があるが、中でも旬の日本酒と呼ばれる生貯蔵酒という種類をご存知だろうか。一般的に流通する日本酒と比べると、その製造方法に違いがあるのだ。本記事では生貯蔵酒の味わいや特徴をはじめ、ほかの似た種類との違い、またおすすめの飲み方やおすすめの銘柄についてなど、じっくりと解説していこう。

  
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1. 生貯蔵酒とは?味わいや香りなどの基本的な特徴について解説

はじめに、生貯蔵酒の味わいや香り、保管方法などの基本的な特徴について解説しよう。実際に生貯蔵酒を味わう前に、基本をしっかりと押さえておこう。

生貯蔵酒の味わいや香り

生貯蔵酒は、すっきりとした味わいとしぼりたてのフレッシュな香りが特徴である。軽快でさわやかな飲み口は夏にぴったりであり、さまざまな料理とも相性がよいことから食中酒としても高い人気を誇る。

生貯蔵酒の保管方法

一般的に日本酒は日の当たらない冷暗所で保管することが基本であるが、生貯蔵酒の場合、通常の日本酒に比べて味落ちや劣化が起きるのが早いため、冷蔵庫で保管することが望ましいとされる。生貯蔵酒の鮮度をキープするため、保管方法は十分気を付けておきたいポイントである。

生貯蔵酒に賞味期限はある?

では、生貯蔵酒に賞味期限はあるのだろうか。実はその答えはNOである。生貯蔵酒もほかの酒類と同じく、賞味期限の表示義務はない。この理由としては、アルコールの殺菌作用により、長期保存が可能であることが挙げられるだろう。しかし製造年月の表示は義務付けられており、この製造年月の表示をもとに美味しい飲み頃が設定されている。一般的な日本酒の飲み頃は製造年月から約1年程度までとされているが、生貯蔵酒の場合は製造年月から約9ヵ月程度までが美味しく飲める期間とされている。酒造メーカーによって期間に若干の差が出るが、しっかりと覚えておきたい。

2. 生貯蔵酒と生酒・生詰酒との違いは?

生貯蔵酒についての基本を解説したが、ここでは生貯蔵酒に似た種類である、生酒や生詰酒と生貯蔵酒との違いについて解説しよう。これらの違いは「火入れ」という工程がポイントであり、すべてが似て非なるものとなっている。一般的に日本酒の製造工程では貯蔵前と出荷前に合計2回の火入れが行われるが、生貯蔵酒の場合、火入れが行われるのは出荷前の1回のみである。では、ほかの種類の製造方法を確認していこう。

生酒との違い

生酒とは、製造過程で一度も火入れの工程を行わない日本酒を指す。生貯蔵酒以上のフレッシュな風味と、しゅわっとしたガス感が楽しめる。ただしその新鮮さゆえ、味落ちのスピードも早い。しっかり冷蔵庫で保管して、開栓後はなるべく早く飲み切るよう心がけたい。

生詰酒との違い

生貯蔵酒は出荷前に1回火入れが行われるが、生詰酒は貯蔵前に1回火入れが行われる。出荷前に火入れが行われないため、生の状態で詰めるという表現がそのまま名前となっており、熟成されたとろみのある味わいが特徴である。こちらも冷蔵庫で保管するようにしよう。

3. 生貯蔵酒のおすすめの飲み方は?正しいやり方で美味しく飲もう

ここでは、生貯蔵酒のおすすめの飲み方をいくつか紹介する。生貯蔵酒ならではの新鮮な味わいが際立つ飲み方をしっかりと覚えておこう。

生貯蔵酒のおすすめの飲み方を紹介

生貯蔵酒は、5℃から10℃あたりに冷やしてから飲む方法が定番の飲み方とされているが、夏の日本酒といわれるだけあり、オン・ザ・ロックでさらに清涼感を楽しむ人も多い。これから生貯蔵酒を飲む人は、ぜひ好みのスタイルで楽しんでみてほしい。

ひと工夫加えて楽しんでみよう

生貯蔵酒のオン・ザ・ロックには、いくつかアレンジレシピもある。ロックアイスをクラッシュアイスに変えて、グラスいっぱいに詰めてから生貯蔵酒を注げば、さらにキレのあるのどごしを楽しめる。オン・ザ・ロックにライムジュースを少量加えたサムライロックもまた、女性を中心に人気の飲み方だ。ライムジュースの酸味が加わり、日本酒があまり得意でない人でも飲みやすく仕上がる。基本的な飲み方に慣れたら、生貯蔵酒のアレンジレシピにもトライしてみてはいかがだろうか。

4. 生貯蔵酒のおすすめは?

最後に、生貯蔵酒のおすすめの銘柄を、安価で手に入りやすいものからいくつか紹介しよう。種類も多くあるため、はじめはどれを選ぶか悩んでしまうものではあるが、ぜひ本項を参考に自分に合ったものを選んでもらいたい。

白鶴「上撰 生貯蔵酒」

白鶴の「上撰 生貯蔵酒」は、少し辛口の淡麗であっさりとした味わいが特徴だ。夏の暑い季節だけでなく、四季を通して楽しめる風味豊かな白鶴の生貯蔵酒は、ぜひ最初の1本にもおすすめしたい逸品である。

大関「生貯蔵酒」

大関の「生貯蔵酒」は、料理の味わいを引き立てるすっきりとした香りの余韻にこだわった生貯蔵酒である。ボトルデザインもスタイリッシュなデザインであり、世代を問わず親しみやすい生貯蔵酒となっている。

盛田「ねのひ 生貯蔵酒 すずの香」

盛田の「ねのひ 生貯蔵酒 すずの香」は、普通酒に大吟醸をブレンドして作られている生貯蔵酒である。旨味や香りはもちろん、新鮮さやキレのよさなど細部までこだわり抜いた味わいは、ねのひブランドならではのものといえるだろう。

結論

本記事では日本酒の種類の中でも生貯蔵酒について解説したが、日本酒にはさまざまな種類があることをわかってもらえただろう。特に生貯蔵酒は冷やして飲むことで誰でも親しみやすい味わいになるので、これまで日本酒が苦手だった人はこの機にぜひ、生貯蔵酒を味わってみてはいかがだろうか。
  

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